■ここでは2000年代前半のSMAP主演TVCMに登場した主要CMヒーローキャラを紹介します。
●科学忍者隊ガッチャマン(SMAP)
懐かしのアニメヒーロー(1972〜74・フジ系)を実写でリメイクした企業CM。タツノコプロが完全バックアップした。
2013年の渋谷で活躍する戦隊ヒーロー(オリジナルでの『ガッチャマン』名称は大鷲の健のみを指す)。
コスチュームがアメコミマッチョ風(OVA版に近いという説もある)。
舞台が渋谷なだけに、109やTOWER RECORDSの看板、HMVなど実際に存在する建物も複数映っている。
公式サイト上ではCMの予告編(アニメ)やオリジナルの小説が配信されたりした。
▽全体のストーリー的には第三弾までが存在し、テレビCM用の実写バージョンは第一弾と第二弾分、WEB上の予告編のアニメバージョンは第二弾と第三弾分が存在する。
『SMAP Short Films』のおまけ映像に収録。
ジュンはアニメバージョンでは女性のようだが、実写バージョンでは男性である。
WEB上の予告編第三弾分で敵役・ベルクカッツェが登場したため、誰が演じるのか散々さまざまな噂が飛び交ったが、結局第3弾実写版は作られなかった。
一時は映画化のうわさも出たが、どうやら当時のCG技術と資金の問題で出来なかったようだ。
「もう一度見たい」という声が非常に多かったため、約5年後の’06年2/22に第1弾・第2弾がON AIRされ、公式サイトも当時のアドレスのまま’06年5/19までの期間限定で復活した。
▼ギャラクター戦闘員(不明)
オリジナルと違い、怖い怪人タイプになっている。意外と強い。
●エステファイターTBC(木村拓哉)
・必殺技=サイバーボディショック, サイバーブレインII
女性の美を守るエステ戦士。普段は普通のサラリーマン(その割にはゴージャス)だが、ゲダムの怪人をキャッチしたら、サイバーチェンジで変身して戦う。
ヨーヨーを得意とし、サイバーボディショックで、お腹の脂肪を消滅させる。
▼ファットゲダム(大和悠河)
秘密結社ゲダムの怪人第1号。ピンクの豚のようなコスチュームの脂肪怪人。
最後はサイバーボディショックでやせて、元の美しい女性に戻った。
▼ムダゲダム(春野寿美礼)
・必殺技=毛の矢
秘密結社ゲダムの怪人第2号。ムダ毛の怪人。
エステファイターの新必殺技・サイバーブレインIIで元の姿に戻った。
●ジャングルの勇士カトーリ(香取慎吾)
ジャングル育ちの野性ヒーロー。生真面目で親切な男。
●ブラザー(草ナギ剛)
草なぎ君の中に眠っているダンサー。
●メジャーリーガー(草ナギ剛)
草なぎ君の中で眠っているメジャーリーガー。
●昆布ぽん酢(草ナギ剛)
直径約1.5m、重さ15kgもの巨大鍋に乗って現れる、Yの字の銀色コスチュームの謎のヒーロー。
日本中の家族の前に突如出現し、カニ鍋, シャケ鍋など4種類の鍋料理を食べさせる。
帰宅するときも行儀いいが、巨大鍋がフスマなどにぶつかってしまうことが多い。
●クサナギ船長(草ナギ剛)
見た目が“スポック博士(スタートレック)”っぽい。耳が大きくとがっている。
宇宙人たちの乗ったUFOが地球に不時着して、彼らがあわてていると、トヨタレンタリースの店を見つけ、レンタルしたと思われる車の中に乗ってるという内容。
●女性隊員(菊地凛子)
女性の宇宙人。耳が大きくとがっている。
●カエル隊員(不明)
蛙の宇宙人。CGで口が動くようになっている
●ジーパン刑事(草ナギ剛)
『太陽にほえろ!』の同名キャラのパロディ。
動物園で赤×黒パンダを発見して「何じゃこりゃ〜!!」と叫ぶ。
実は「パンダこりゃ〜!!」というダジャレバージョンもあったが、ボツに…。
▼赤×黒パンダ(不明)
赤と黒の戦慄を秘めた恐るべき珍獣。パンダ本来の白い体毛が赤くなっている。
●名称不明(木村拓哉)
アームレスリングで敵を次々と倒すが、もう一人の木村さんが乱入、ロボットだったことがバレる。
●TAXIロボ
“過剰な想像篇”に登場。妄想の中でSMAPの稲垣君が乗ったタクシーが変形してしまったロボット。
ミニチュアから稲垣君が乗せられたCGのロケットを発射する。
●名称不明(不明)
TAXIロボに操縦するスーパーヒロイン。普段は女性タクシー運転手。
●プリンセス天功(引田天功)
“過剰な想像篇”でSMAPと共演。なぜか魔法で電車の乗客を消してしまう。
▼流鏑馬[やぶさめ](不明)
“過剰な想像篇”に登場。何の理由かわからないが稲垣君目がけて矢を放つ。
・情報提供: phantomさん, あるふさん