■ここでは『ナン魔くん』シリーズのバラエティヒーローを紹介します。
●ナン魔くん(南原清隆〈ウッチャンナンチャン〉)
『悪魔くん』のパロディキャラ。一応、主人公。実はマモーの息子。
後に続編『ハイスクール!ナン魔くん』が作られた。
さらに放送当時、コミックボンボンで『ウッチャンナンチャンのナン魔くん』、『天界の勇者ナン魔クエスト』という漫画が連載されていた。
●メフィスト(名古屋章)
ナン魔くんの父親的存在の悪魔。
●キックくん(不明)
ナン魔くんのクラスメート。名前通りよく蹴飛ばす。
●ハカセくん(不明)
ナン魔くんのクラスメート。この手のキャラ名通り、秀才少年。
●コロボックルくん(神田利則)
中盤から登場したナン魔くんの味方でクラスメイト。元ネタはアニメ『冒険コロボックル』と思われる。
SF映画のパロディにおいてナン魔くんに助けられたのが縁。
対決ゲームではナン魔くん一行のレギュラーとしてマモー一味に立ち向かう。
◆ボボーくん(出川哲郎)
中盤から登場したキャラ。
回によってはナン魔くん一行に付いたりマモー一味に付いたりしている。
●レーベン(南原清隆)
武器で攻撃する時に必ず失敗する格闘家。
●予言者くん(勝俣州和) {92.1〜3}
物語の終盤に登場したナン魔くんのクラスメートで、不気味な雰囲気を持つ。
名前の通り未来を予知する事ができ、その予言は必ず的中するらしい。
毎回最後に出てきては、ナン魔くんに対しマモーが3月に死亡するという不吉な予言をする。
さらに途中からマモーが3月に死亡する原因は病ではなく何者かに殺されると追記した。
そして最終回の前の回で自分がマモーに殺され、それが引き金となって自分の弟・勝ちゃんがマモーを殺す事と予知していたらしく、覚悟を決めてかマモーの前で堂々といつもの予言をして、皇帝プリプリからライトセイバーをもらったマモーに斬り殺される事を望んだ。
●勝ちゃん(勝俣州和) {92.3}
最終回に登場した予言者くんの弟。
兄を殺したマモーを憎んでおり、スターウォーズでの最終決戦でナン魔くんとともに逃げようとしたマモーを待ち伏せしては、ライフル銃でマモーを射殺した。
それによって、予言者くんの予言は的中した。
●チャーリー(内村光良〈ウッチャンナンチャン〉)
『トラブルコップ』の主人公だった一人。
電車ジャック事件の知らせを受けてナン魔くんに同行した。
レーベンと正々堂々と対決した数少ない一人である。
電車ジャック犯がマモー教の信者だと知ると、最初はナン魔くんと一緒に戦うと頼んだが、マモーの脅威をナン魔くんから忠告され、ブルさんと一緒に人質となった人々の安全を確保するために電車内に残り、結局手柄はナン魔くんの手に渡って署長にカミナリを落とされた。
●ブルさん(南原清隆)
『トラブルコップ』の主人公だった一人。
電車ジャック事件の犯人を追うためにチャーリーと別行動を取り、そこで警視庁から派遣された池中玄太刑事の殉職を見届けなければならない事に…。
その後チャーリーと同行して人質になった人々の安全を確保していた模様。
●池中玄太刑事(内村光良)
警視庁から派遣された刑事で、ドラマ『池中玄太80キロ』のパロディ。
電車ジャック犯に狙撃されて殉職した。
●ニク刑事(名古屋章)
『トラブルコップ』の刑事の一人で、署長の息子。
ナン魔くん一行とマモー一味の対決ゲームではナン魔くん一行側に付き、体を張って頑張った。
●三忍士・坂上忍(坂上忍)
松平根津守花水によって滅ぼされた忍一族の末裔で、一つ目の忍の珠を持つ。3つ目の忍の珠を手に入れるためにナン魔くん達と共闘する。
●三忍士・中山忍(中山忍)
忍一族の末裔の一人で、二つ目の忍の珠を持つ。
彼女もナン魔くん達と共闘する。
◆三忍士・押坂忍(押坂忍)
忍一族の末裔の一人で、本来なら三つ目の忍の珠を持っているはずが、ラーマの珠を持っていた。
●剣豪ミヤギ(内村光良)
不破道場を道場破りしに来た剣豪で、マモーの変装ではなく正真正銘の本物。
▼マモー(内村光良)
・出身地=山形県トランシルバニア郡
緑の顔の怪人で、マモー教の教祖。主人公・ナン魔くんよりかなりの人気を得た悪役。
元ネタはアニメ映画『ルパン三世〜ルパンVS複製人間〜』に登場した同名の悪役。
『マモー・ミモー野望のテーマ』というCDも売れて、NHKホールを乗っ取り、マモー教の祭典を実行した。
作戦に失敗した妖怪たちを処刑する。5回目以降からナン魔くんに直接勝負を挑むようになった。
実はナン魔くんの父親で、皇帝プリプリの手下だった。スターウォーズでの最終決戦でナン魔くんとともに逃げる最中で、勝ちゃんに撃たれ死亡した。
▼ミモー(ちはる)
オレンジ色の顔の怪人でマモーの忠実なしもべである愛人。ある日、顔にオレンジ色のペンキを塗られてミモーになったという。毎回違ったペットを連れて来ている。
▼ミモーのそっくりさん(桜井幸子)
ミモー役が桜井幸子さんとの噂が多かったため“本物のミモー当てクイズ”にミモーメイクで登場した。
▼ムモー(小倉久寛)
ぐんじょう色の顔をしたマモーの召使い。時々対決ゲームで助っ人に来る。
▼メモー(不明)
故人であるマモーの妻。モモーという息子を産んだ。
▼モモー(楠田枝里子)
最終回に登場。マモー一族の最後の一人。
▼子マモー(不明)
『マモー・ミモー野望のテーマ』のバックダンサーであるマモーコスプレの子供たち。
▼妖怪(内村光良)
マモーが送り込む妖怪。初期3回はナン魔くんに負けた後、“ややウケ/バカ受け/ドッチラケ”の評価でマモーのお裁きを受けるが、ほとんどがややウケとドッチラケの評価だったのでバンバン処刑された。
▼マモー十勇士(内村光良他)
マモーの手下の妖怪の中でエリートクラス。
▼天勝和尚(勝俣州和)【里見三忍伝】
幕府に使える僧侶だが、実はマモー教信者。
恐らく元ネタは、徳川家康の片腕だった僧侶・天海。
※『トラブルコップ』最終回から『ナン魔くん』第1話までの経緯を描いたスピンオフコント。
●アルバイト少女→ミモー(ちはる)
アルバイトで壁に絵を描いていた少女。
マモーにペンキを塗られてミモーにされる。
◆マモー(内村光良)
通りかかってきた怪人。壁に絵を描いている少女を落書きだと勝手に怒るどころか、少女に“アホー”呼ばわりされた為に激怒し、少女の顔にペンキを塗ってミモーにする。
※マモーが主役のスピンオフコント。
▼マモー(内村光良)
ひょんな事から主役になった緑の顔の怪人。
ここでは主人公らしく見所が多く、政治家殺害をもくろむ。
▼ミモー(ちはる)
マモーが主役になったので見所が多くなった。
●デューク南郷 / ナン魔くん(南原清隆)
政治家殺害の為にマモーが雇った殺し屋の一人で、アニメになったこともある人気劇画『ゴルゴ13』のパロディ。
政治家を追い詰めた直後に裏切っては政治家の安全を確保したのもそのはず。
その正体は魔力で変身したナン魔くんだった。
・情報提供:こしけんさん, JBDXさん, 大崎千尋さん