今日は子供の日、函館公園の桜は今真っ盛り。
ゴールデンウィークの真っ只中で、昨日は最高の人出でした。市電を乗り降りする人と、駐車場に入ろうと並ぶ車の列が、延々続いていました。
今年1月8日で、夫は事故から23年目に入り、在宅介護も来月の16日でいよいよ20年目になります。
夫は、気管切開しているので、のどに穴が空いていますが、在宅介護が決まってカニューレは外した
状態で、穴だけで過ごしてきましたが、次第に穴自体は狭くなってきていました。
(在宅3年目のころ、穴が狭くなってきたので、カニューレを入れてこれ以上狭くならないようにと、
外径8.3ミリでカフ付のを入れたのですが、異物感がストレスになるらしく、胃から出血して咽もひどく、
期間を空けて入れ外しを数度試しましたが、結局入れることを諦め、どうしても狭くなったら気管を再度切開しましょうと言うことにして、そのままの状態で今まで来ました)
痰の吸引に使うカテーテルもFr10の細いものに変えながら、対応してきました。
しかし、最近では力んだりすると、喉の穴が塞がってしまうため、ほとんどの時間、私がベットサイドの椅子に座っていて、指で穴の下の皮膚を広げていないと、ヒーヒーと息苦しくなってしまいます。
それで、夜型になっている夫のサイクルに付き合う為、毎晩深夜3時・4時まで起きていなければならず、私自身も疲れが溜まってしまいます。
主治医も何か良い方法ないか、考えて下さり婦長さんからテーピングで皮膚を引っ張ってみてはと、提案され試しても見ましたが、皮膚が弱くかぶれてしまう為、やはり上手くいきませんでした。
私も日々何か良い方法はと、考えていて、ふと小児用の細いものを使えないか?と思いたち、看護婦さんに話した所、「いいかも知れないよ・・・!」と驚きながらも賛成してくれて、主治医にも相談し、
カフ無しで細いものを入れることになり、先月末、外形6.5ミリのカニューレが入れられ、呼吸もらくに出来るようになりました。
夫の熱も毎晩力んで38度以上に上がっていたのが、うその様に落着き、今までよっぽど苦しかったのだろうと、Drも、おっしゃっていました。
おかげで、私も夫の経管栄養が入れ終わると、今までより早く寝られるようになり、家事や食事も落ち着いて出来るようになりました。
今も夫は穏やかに呼吸をし、眠っています。
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