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懐かしCMヒーロー大全

■1970年代のTVCMに登場した主要CMヒーローキャラを紹介します。
ただし実写オンリーで、CGキャラやアニメキャラはふくまれておりません
資料不足ですので、70〜80年代実写CMヒーロー&怪獣情報が有りましたら教えて下さい。


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★大日本除虫菊 / コックローチS(1978〜79)

名称不明(海援隊)
茶色の全身タイツにマント状の羽、触覚がついた黒い鉄兜というゴキブリの兵隊達。
千葉和臣さんと中牟田俊男さんが歌詞を変えた“あっち向いてホイ”をやり、審判役の武田鉄矢さんが負けた方に「あんたの負け」と言う。


ナショナル / 電気掃除機『隼』(1971)

※CM映像は円谷プロ製作。
演出 : 佐川和夫さん, 美術 : 井口昭彦さん, 音楽 : 冬木透さんといった『帰ってきたウルトラマン』のスタッフによるCM。

正義の味方・隼(井筒和幸) / 奥さん(不明)
隼の翼を持つ巨大スーパーヒロインで、日本初のCM巨大ヒーロー/ヒロインである。
また、ウルトラの母や男女合体のウルトラマンAに先駆けた円谷プロ初の巨大ヒロインだった。
普段は平凡な生活をしている奥さんが変身し、吸引力で悪の怪獣と戦う。
カラーリングはウルトラマン風で、左手を掃除機に変化させて、吸引攻撃をする。
井筒和幸監督のプロ初仕事がこの中身ということが雑誌『ウルトラマンDNA』(小学館)で語られていた。
少年(斎藤信也)
隼を召喚する少年。
『帰ってきたウルトラマン』#41(次郎の同級生・ススム役)や『ウルトラマンタロウ』の白鳥健一役で有名な子役が扮する。

ゴミ怪獣ゴミラ(不明)
ゴミから生まれた醜悪な顔つきの怪獣。隼と死闘を繰り広げる。
隼の吸引攻撃によって、隼の体内に吸い込まれてしまった。
CM用に新造され、その後この怪獣の造形は『帰ってきたウルトラマン』のヤメタランスに改造された。


★イワタニ産業 / サンタック<殺虫剤>(1970)

ゴキドン(不明)
ゴキブリ型の怪獣で、日本初のCMオリジナル怪獣である。円谷プロ製作。
人気が高かったらしく、『チビラくん』(1970〜72・NTV系)にもゲスト出演する予定だったが、
そのエピソードはお蔵入りになってしまった。


森永製菓 / エンゼルパイ(1977)

ムキムキマン(ムキムキマン)
その名の通り、ムキムキのマッチョマン。CMの中では歌にあわせながら筋肉をふるえさせて踊る。
その後ムキムキマンの『エンゼル体操』としてレコード化もされ、一時期子供たちの間で流行した。
出没!おもしろMAP』(1978・テレビ朝日系)のレギュラーにもなった。


★三洋電機 / サンヨーズバコン(1977)

サンヨーズバコン(キャンディーズ)
CM第2弾あたりに登場した胴体が赤い電球のような着ぐるみ。
着ぐるみにロゴが書かれている。1988年頃の懐かしのCM特番でネタにされていた。
リモコンを持ってダンスして、遠距離でチャンネルを押す。


ナショナル / MAC<ラジカセ>(70年代後半ごろ)

こまわり君実写版(星純夫)
ザ・カゲスター』(1976・テレ朝)より少し前にナショナルのCMで星純夫さんがこまわりくん風に出ていた。
ラジカセのMACの他に乾電池のCMにも出演しているらしい。


★丸大食品 / 丸大ハンバーグ(70年代後半ごろ)

巨人(不明)
外国人の男性タレントが演じていた。童話に出てくるようなどこかの森の家の前で子供二人とじゃれあっている。
CMソングも印象的だった。当時同CMは話題になり、雑誌などの“CMの裏側”みたいな企画でよく取り上げられた (たしか、家のセットについていた鏡かなんかに子役を映して撮影されたらしい)。


★佐藤製薬 / ユンケル黄帝液(1979)

肉体ヒーロー(ガッツ石松)
チャンピオンベルトをしめたボクサー。
サトちゃん
佐藤製薬のマスコットで、作り物。
ボクシングパンツをはき、グローブをつけている。


★AGF / テレパッチ(1979)

テレパッチ君(声:山田康雄)
出っ歯が出ている黄色い円盤状の頭部が特徴のCMヒーロー。
キューピット(泉山恵美子, 泉山由美子)
CMソング『テレパシーLOVE』を歌唱。ピンクレディーの『UFO』のような銀色衣装で、テレパッチ君と一緒に踊る。


・情報提供 : バンジョーさん(MACラジカセ), どどこ@独身さん(丸大ハンバーグ), ゴンザレス田中さん(ムキムキマン), MEETSさん(隼), ヴェネラさん, こしけんさん(コックローチS)