ドリフ系映画ヒーロー

■ここではザ・ドリフターズ主演映画に登場した主要バラエティヒーローキャラを紹介します。

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★正義だ!味方だ!全員集合!!(1976・松竹)

※志村けんさん加入後の新生ドリフターズ主演。松竹『全員集合!!』シリーズ最終作。

●ゴリレンジャー(いかりや長介, 加藤茶, 仲本工事)
・デザイン＝石ノ森章太郎
当時大人気の『秘密戦隊ゴレンジャー』に便乗して登場したドリフの3人が変装するお笑い戦隊で、デザインもゴレンジャーの原作者である故・石ノ森先生が担当。町内の悪を懲らしめる為、『8時だヨ!全員集合』風のスラップスティックアクションで戦う。

• 碇長太郎(いかりや長介) : インチキ広告会社を経営する人情深い男。子分の中西弘次や印刷屋さんの高井風太と協力し、町内新聞を発行して、真の正義を訴えるふりをして大金持ちになろうとする。ヒデオの漫画『ゴリレンジャー』を漫画雑誌に掲載して金儲けしようとしたが断られた。その後、暴力団の大神組にさらわれためぐみを救出する為、ゴリレンジャーに変装して、大神組と物の投げ合い等で戦う。
• 加藤ヒデオ(加藤茶) : 警官になる為田舎から上京してきたが、警官になれずプータローに。絶望していたところ、長太郎に町内新聞のスタッフとしてスカウトされた。彼のアイデアである『ゴリレンジャー』の漫画を描き、町内で大ヒットし、多額の契約金でメジャーデビューの依頼が来るが、断った。その後、ゴリレンジャーの一員として大神組に立ち向かった。
  ●中西弘次(仲本工事) :
  インチキ広告会社の社員で、長太郎の子分。3人目のゴリレンジャー。

●高井風太(高木ブー)
町の印刷屋さん。長太郎らの町内新聞の印刷を担当。
●志田ケン巡査(志村けん)
当時ドリフの正式メンバーになったばかりの志村さんが扮する横浜の下町のおまわりさん。
●熊田めぐみ(榊原るみ)
不動産業者の父親・卓造の一人娘だが、父親が大神組々長とグルだと知って家出した。志田巡査と共に人形劇で正義を伝えている。
卓造に人形劇を見せて改心させたが、大神組々長に誘拐されてしまう。
その後、ゴリレンジャーに救出された。

▼大神組々長(伊東四朗)
横浜の下町の平和を脅かす暴力団《大神組》の組長。レジャービルを建設しようと、どんな手段を使ってでも商店街の各店に立ち退きを強要させる。最後はゴリレンジャーの活躍で御用に…。
▼名称不明(すわしんじ)
大神組の組員。
◆熊田卓造(金子信雄)
不動産会社を経営しているが、大神組々長とグルになっている。かつてはご町内の人気者だった。
一人娘・めぐみの人形劇を見て心を入れ替えた。