超級バラエティ研究所 > バラエティ番組のヒーローたち

カックラキン大放送!!

1975〜86
日本テレビ系

■NTV系列のコント番組の代表作に登場するバラエティヒーローを紹介します。


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刑事ゴロンボ名探偵ミスターGOO!!名探偵ミスター西!!刑事サイジョー特捜刑事グッとクルーゾー

刑事ゴロンボ(野口五郎)
海外ドラマ『刑事コロンボ』のパロディキャラ。敏腕刑事。
ミスターGOO[グー](郷ひろみ) {79.3/30〜}
初登場は“新刑事ゴロンボPART-II(最終回)「“蛍の光”殺人事件!!」”。
名探偵で、ゴロンボに代わって蟷螂男と対決する。
蟷螂男に勝った後、NOOと挿入歌『二人の賛歌』に合わせて決めポーズを取り合う。
ナンシー(研ナオコ)
ゴロンボの部下である婦人警官。
ドジュンボ(井上順) {78.10/20}
ゴロンボの上司。
ミッシー(高田みづえ) {80.6/6〜}
ナンシーが移転した後、ゴロンボの相棒となった婦人警官。
ミーハーで世間知らずな性格。
NOO[ヌー](研ナオコ)
ミスターGOOの助手。17-18世紀頃のフランスの剣士みたいな服装(ベストはピンクでそれ以外は白)をしている。
また探偵の助手らしく主人公を呼ぶトランシーバーがナンシーの物と比べて小型化された。
ミスター西[さい](西城秀樹) {79.6/1・8、80.2/22・29他}
ミスターGOOが海外出張中のとき、2週間代理でやってきた名探偵。
格闘に優れている。
刑事サイジョー(西城秀樹) {80.9〜}
ゴロンボ刑事やミスターGOOが再び海外へ出張したとき登場した敏腕刑事。
BGMと共に決めポーズを決める。

クルトラマン(車だん吉) {79.1/5}
刑事ゴロンボIIに登場したバラエティヒーロー。
名前は“ウルトラマン”と“車”だん吉さんの名字の組み合わせ。
ウルトラマンを銀色に塗りたくったようなゴムマスクに、『宇宙戦艦ヤマト』の古代進のコスチュームに似たスーツを着ている。
ガイコツ星人にやられてしまった情けないキャラ。
グー助(郷ひろみ)
ミスターGOOの祖父である名探偵。
ヌーエ(研ナオコ)
グー助の相棒。鋼鉄の胸当てをしている。
殺し屋ジュリアーノ(沢田研二) {80.2/22}
“名探偵ミスター西!!「仁義ある戦い!」”で刑事の変装としたカマキリ'80の前に現れた殺し屋。
カマキリ'80からカマキリ拳法を伝授してもらった。
NOOに惚れる。その正体は国際警察の男で、カマキリ'80を裏切った。
『二人の賛歌』の後に『ヒゲのテーマ』が流れて、ヒゲダンスを踊るのだった。
蟷螂[カマキリ](ラビット関根〈現:関根勤〉) {79.1/5〜}
・必殺技=カマキリ拳法
刑事ゴロンボII”などに登場する悪役で、様々な変装をしているが結局バレる。カマキリ拳法の達人。
初登場回では、クルトラマンの宿敵・ガイコツ星人のスーツアクターになりすましていた。
自慢のカマキリ拳法が毎回不発に終わってしまうことが多い。
のちにクワガタ拳法やインベーダー拳法などの新拳法も披露するが、毎回失敗するのがオチ。

カマキリ'80(ラビット関根) {80.2/1〜}
・本名=関根カマキリ
80年代になって新コスチュームになった蟷螂男。
緑色のつなぎに、“'80”と書かれたオブジェ付きカチューシャを装備。
様々な新拳法を繰り出すために、着ぐるみ姿に変身するが、毎回失敗ばかり。
新拳法を放つときに『ドッチラケの唄』を歌う。
のちに、カチューシャやカマキリ眼鏡を付けず、拳法を放つときも顔を出さなくなった。

カマキリ'81(ラビット関根) {81.1〜}
カマキリのパワーアップバージョンだが、ほとんど変わらない。
カチューシャはゴロンボII最終回で披露しているが、数字の0を“1”に変えただけ。
ゴロンボII最終回で新シリーズに出してもらうようナレーターの徳光和夫さん(当時NTVアナ)に頼んだ後「まだ決まっていない」と言われてしまうも、なんとか続投した。
グッとクルーゾーでは、『ピンクパンサー』のテーマのアレンジBGMに合わせて怪人に変身して拳法を繰り出すが、相変わらず失敗ばかり。

鎌吉(ラビット関根) {80.3/14}
蟷螂男のご先祖様。ライバルのヤクザ組長を銃殺した。
パトカーのランプ付きのパンダの着ぐるみ姿でファンファン拳法を使うが、敗れ去った。
蟷螂みゆき(松村みゆき) {80.3/21}
カマキリ'80の実の娘。父親と同じく眼鏡に緑のつなぎ。
父親に日記を披露した。

ガイコツ星人(不明) {79.1/5}
クルトラマンと対決する黒い総タイツの宇宙人で、ガイコツ柄。
一人だけ背中に骨模様の無い者がいた。
螳螂男がそのボスの中に入っていた。
クルトラマンを倒したが、ゴロンボとナンシーに退治された。
スケバン(太川陽介他) {79.6/1}
銅像に変装した蟷螂男の手下である女装スケバン集団。
リーダー役・太川さん以外のメンバーは、ミスター西ではなくNOOに倒されている。
カブト組長(井上順) {79.7/13}
“ゴロンボ時代 刑事編「知られざるカマキリの世界!」”のゲストキャラ。
螳螂男が所属する組織《カブト興業》の親分。
カブトムシを模した帽子を被っており、その帽子には日米両国旗が刺さっている。
くわがた親分(堺正章) {79.7/13}
カブト興業の隣にアジトを構える《関東くわがた会》の親分。
クワガタムシを模した帽子を被っており、その帽子には顎にリボンがついている。
アジトが警察にばれたため、カブト組長と謀って螳螂男に組織を譲るフリをし、逃亡しようとする。
ニセミスターGOO(井上順) {79.7/20}
“名探偵ミスターGOO!!「ほんものは誰だ!」”のゲストキャラ。
NOOがGOOを呼んだらやってきた偽者。正体は捜査一課の井上巡査で、
ニセゴロンボには「ゲー」、GOOには「井上巡査ん(=順さん)」と呼び間違えられズッコケていた。
ニセゴロンボ(堺正章) {79.7/20}
ニセGOO登場に慌てたNOOがゴロンボを呼んだらやってきた偽者。
正体は捜査一課の堺巡査。
緋牡丹のお由美(由美かおる) {80.3/14}
鎌吉の組のボス。ドロンジョ様風の口調。
アル・カモネ(堺正章) {80.6/6}
地下アジトにいるカマキリ'80のボス。
様々な理由でカマキリにゴロンボとの対決を任せて去っていく。
ジュン・コルレオーネ(井上順)
マフィアのボスで、カモネと仲がよい。
女ボス(奥村チヨ){80.7/11}
カマキリ'80の新たな上司。二号室にいて、チャイナスーツを着ている。
桜田の大親分(桜田淳子)
カモネがひれ伏しているほど偉い女ボス。
セーコ(松田聖子) {80.9}
カモネと生き別れになった実の娘。
カモネは再会しようとするが、地下アジトの階段から上れず会えなかった。
セーコの継父(車だん吉) {80.9}
カモネの生き別れの娘を育てていた。
カマキリによって殺害された。

特捜刑事グー(郷ひろみ) {81.4/3〜}
敏腕刑事で、クルーゾーに“デカ長”と呼ばれている。
容姿はミスターGOOとさほど変わらない(出囃子も同じ)。
クルーゾー刑事(井上順) {81.4/3〜}
グーの部下のベテラン刑事。元ネタは『ピンクパンサー』シリーズの同名の刑事。
おっちょこちょいで、犯人を取り逃がしてはグーやナンシーによく叱られるが、本人の気づかぬうちに犯人を捕まえている。

カマキリの相棒(高田みづえ) {81.4/17}
カマキリと同行している女犯罪者。


お笑いお茶の間劇場

つとむ(ラビット関根)
レストラン“JIRO's”の店員 (1978年3月までは“サカイベーカリー”の店員)。
登場時に出てくるテロップによると、“使用人”という設定である。
毎回のラストのほとんどは、彼が様々なコスプレをする出オチになっている。
殴られると電子効果音が出てくる。

妖精のチンプル(松村みゆき) {79.11/2}
“連休ゲーム”に登場。七夕の笹のような杖を持った少女の妖精。
魔法でいろいろなものを出すことができる。

KIOTO(車だん吉) {#202(80.2/22)}
美容院のおじさんがジュリーの『TOKIO』のコスプレした姿。


ナオコお婆ちゃんの縁側日記

なぞなぞ虫 {78.10/20〜}
ナオコお婆ちゃんの縁側日記PART-II”に登場するギニョールキャラ。
当初は歌のみだったが、'78年10/20放送でその姿が初登場。
ピンクの虫数匹と黄色の虫数匹がナオコお婆ちゃんの歌に合わせて出てくる。
PART-IIIでは、'79年8/17放送で中に人間が入ったタイプが登場したが、その正体は企業秘密である。
スーパーマン集団 {79.8/10}
“ナオコお婆ちゃんの縁側日記PART-III「スーパーマンの巻」”に登場。
『スーパーマン』を上映している映画館から、集団でスーパーマンの格好で出てきた。
スーパーマンのマントを着けたナオコお婆ちゃんと共に『お婆ちゃんサンバ』を踊った。


カックラ・オープニング★ショー!!

TOKIO(井上順) {80.2/22}
オープニングショーに登場。
実際に飛行しようとしたが、いきなり転落した。
駄作(井上順) {80.2/29}
日本昔話なのにロビンフッドのコスプレ。
『与作』を歌ったら巨大リンゴが落ちてきた。

ルーク・スカイウォーカー(ラビット関根) {80.7/4}
番組で勝手に作った続編『スター・ウォーズII』に登場するヒーロー。
宇宙船に乗って宇宙をさまよっている。
M2ボタンを押したら惑星へ転落してしまった。


その他

名称不明(ゴールデンハーフ・スペシャル)
毎回のオープニングでタイトルロゴが出ている箇所で、銀色のコスチュームで踊っている3人。
エンディングでは巨大コーヒーカップに入っていないことが多い。

TOKIO(沢田研二) {80.2/22}
歌コーナーに登場した、電飾付き衣装バージョン。パラシュートを付けている。
ラストで複数のパラシュートが舞っていた。


・情報提供: こしけんさん