■ここではフジテレビ系列の志村けんさんのコント番組のメインキャラを紹介します。
●夜へ急ぐ人(志村けん) {#6〜9、16}
この番組で最も多く登場した女装キャラ。オカマと言われると激怒し、穴あきレオタード姿の正体を現す。
演歌に合わせて赤い煙を出したり、動くカツラから坊主頭が出たりする。
●イチロー(不明) {#3}
貧しいそば屋さんのけんの字のせがれ。
坊主頭でヒゲを生やしたごつい巨漢で、借金取りを追い払った。
●毛ガニマン(志村けん) {#6}
ラーメン屋ヨッチャンの前でヤクザに襲われている女性を救うために現われた、今が旬のヒーロー。
タラバガニの着ぐるみ姿で、カニの足を外して火花を放つ攻撃が必殺技。
●風見投手(風見しんご) {#9}
150キロのボールを投げる高校野球選手で、ヤクルトスワローズからスカウトが来た。
実は150kgの巨大ボールを投げたり、140kgのフォークを投げていた。
●道場けん三郎(志村けん) {#9}
同局の『料理の鉄人』のパロディ。和の鉄人。
女性が入浴している浴槽に調味料を入れて、味付けしていた。
●ウサギ, ペンギン, イモムシ, キツツキ, カンガルー {#10}
アニマル障害物競走に登場した着ぐるみ。
ウサギは粉の中から飴玉探し、ペンギンはかき氷早食い、
イモムシはハシゴくぐり、キツツキは風船割り、
トリのカンガルーは熱々おでん早食いを担当。
◆ヤカン(細川ふみえ, 田代まさし) {#14}
雪の降る街を歩くヤカン着ぐるみ姿のカップル。女性は赤、男性は金のヤカン。湯気が出る。
●ドラゴン(桑野信義) {#15}
カップルが見ていたアクション映画のビデオに登場。フンドシ一丁のカンフー使いで寒がり。
▼ホラ〜(志村けん) {#15}
カップルが見ていたホラー映画のビデオに登場。変質者で「ホラ〜」と言いながらパンツを見せる。
実はその映画を見ていたカップル自体も映画の登場人物だった。
●クマ親子(桑野信義, 志村けん) {#15}
雪山の動物に潜むクマの親子で、一切顔を見せず中に入って演じている。
小熊が父にツララでカンチョーしたりして、冬眠を妨害する。その後、雪崩に襲われる。
▼呪いの女(細川ふみえ) {#16}
元彼にフラれた恨みを晴らすため、呪いの藁人形に釘を打って呪う。
元彼は呪いで腹痛が起こりオナラと共に下痢を漏らしてしまい、藁人形から出てきた汚物を顔に浴びてしまう。
最後は汚物で顔面が黄色くなってしまった。
●池の女神(渡辺徹) {#1}
名作劇場『金の斧銀の斧』に登場。
木こりが池に鉄の斧を落とした後、背中に刺さって逆上して追いかけた。
●池の女神(小松千春) {#3}
名作劇場『金の斧銀の斧』に登場。
木こりのけんちゃんが鉄の斧を落とした後、金の斧か銀の斧か訪ねた後、けんちゃんに襲われてしまう。
◆ニワトリ(吉村明宏) {#1}
ケンちゃん一家のペットであるニワトリ。
朝、鳴き声を出した後、金ダライが落ちてきたり、水を浴びてしまった。
▼志村けん兵衛(志村けん) {#6}
江戸時代の牢獄コントに登場した牢名主。石川五右衛門風の髪型をしている。
植木職人で、丁稚奉公時代に殺人事件現場を見てから性格が変貌した。
捕まった理由は、町娘に対するセクハラの罪だった。
新入りの囚人の情けなさで、おならが出てしまう。
お裁きで、獄門さらし首の刑にされてしまうが、実は志村さんの二役であるマンション管理人の夢の中の出来事だった。
▼カモナベ(渡辺徹) {#6}
江戸時代の牢獄コントに登場した新入りの囚人。名前はけん兵衛に付けられたあだ名。
食堂でご飯を着物に詰め込んで食い逃げしたことで、お縄となった。
●渡辺左右衛門丞(渡辺徹) {#6}
江戸時代の牢獄コントに登場した、遠山の金さんのパロディキャラ。
けん兵衛を獄門さらし首の刑に処した。
▼お菊さん(不明) {#9}
タクシーのコントに登場。客役の国生さゆりさんの親友という設定。
顔が蛍光メイクで光っていて、皿屋敷まで載せていくよう、タクシー運転手に頼んだ。
▼ゾンビ運転手(吉村明宏) {#9}
タクシーのコントに登場。クワマンさんが乗ったタクシーの運転手。
顔は特殊メイクで不気味になっている。
▼変顔の運転手(渡辺徹) {#9}
クワマンさんが乗ったタクシーの運転手その2。
眉毛がつながった変なメイクで驚かせる。
●オス亀(志村けん) {#10}
名作劇場『浦島太郎』に登場。亀の着ぐるみ姿。
いじめられているメスの亀を助けるため、剣を持ってやって来た。
いじめっ子たちを追い払った後、メス亀を追いかける。
●メス亀(細川ふみえ) {#10}
名作劇場『浦島太郎』に登場。亀の着ぐるみ姿。
いじめっ子に囲まれいじめられていたが、浦島太郎ではなくオス亀に助けられた。
●必殺仕置人 {#11}
→【必殺コント】へ。
▼妖怪シンバル男(志村けん) {#12}
山奥にある寂れた旅館“志村庵”に出現する妖怪。ここに泊まりに来たナベちゃん一家を脅かす。
ナベちゃん一家の母親につきまとい、シンバルを叩きまくる。
『子連れ狼』の大五郎のようなヅラに弁髪が3つ付いていて、カラフルなツギハギ付き衣装を着用。
変なおじさんのようなメイクをしているが、変おじダンスは踊らない。
最後は妖怪全員でナベちゃん一家を囲んでいた。
▼妖怪アッコ(吉村明宏) {#12}
演者が和田アキ子さんのものまねが得意なために扮している妖怪。
巨大な手が特徴で、アッコさんのものまねをしながら、のぶよし君(40歳)に迫る。
▼妖怪イヨハマダ(松本伊代) {#12}
耳がかなり大きく、口裂け女メイクをした女妖怪。
代表曲『センチメンタル・ジャーニー』のフレーズの一部を延々と繰り返しながら、冷蔵庫のビールを取りに来たナベちゃんを追いかける。
弱点は夫のヒロミさんの名前を呼ばれることらしい。
▼妖怪テングッパナ(不明) {#12}
口元が出ている天狗の面と股間とお尻に付いている天狗の面が特徴の独身妖怪。
ギャルが好みで、ナベちゃん一家の長女・えみりちゃんを追いかける。
▼妖怪ざしきわらし(不明) {#12}
志村庵に住み着いている妖怪3人娘。
●桃太郎(渡辺徹) {#13}
名作劇場『桃太郎』に登場。
お供になる動物が3匹とも同じであることにダメ出しをする。
お供が動物と桃太郎の衣装がミックスして出てきたことで、怒った。
●動物(志村けん, 細川ふみえ, 辺見えみり) {#13}
イヌ→サル→キジと、同じ着ぐるみで出てくる。
サルはなぜかハンバーガーを食べている。
キジは『11PM』や『魅せられて』のポーズを取っていた。
役割分担の時に、桃太郎をブタ役にしようと提案していた。
最後はかぶりものと桃太郎の衣装で出てきた。
●おじいさん(志村けん)&おばあさん(辺見えみり)
名作劇場『桃太郎』に数回登場した。
住んでいる家が老人ホームだったり、巨大な桃を割ったら桃太郎ではなく、鬼太郎や金太郎が出てきた。
●ゲゲゲの鬼太郎(細川ふみえ) {#13}
巨大な桃のなかから出てきた。右肩に目玉おやじが付いている。
この家に住もうとしたら、おじいさんとおばあさんに拒否された。
●金太郎(桑野信義) {#13}
2つ目の桃の中から出てきた。
じいさんに叩かれるが、ウケ狙いをしていた。
●オーロラ姫(辺見えみり) {#14}
名作劇場『眠れる森の美女』に登場。
絶世の美女で、魔ン女に狙われている。
魔ン女の眠りの呪文が通用しなかったが、パンチで永遠の眠りに就いてしまった。
数年後、お城に来たリポーターの寝起きドッキリにかかりそうになるが、魔ン女が阻止していた。
▼魔ン女(志村けん) {#14}
オーロラ姫を眠らせようとする魔女。
怪しい呪文でオーロラ姫を眠らせるが、全く通用しない。
そのため、パンチで眠らせる。
数年後に寝起きドッキリに来たクワマンさんをハリセンでどついた。
●変なおじさん(志村けん)
『だいじょうぶだぁ』時代から全く変化なし。普段はおでんの屋台を経営している。
この番組内ではパラパラダンスをしている。
●変なおじさんの娘(優香)
父親と一緒におでん屋を経営している。変なおじさんのイラスト入りの服を着ている。
変なおじさんのバックで踊っていたパラパラオールスターズが1名脱退(6→5名)したため、01年秋頃から彼女がパラパラに加わった。
▼変なおじさん(志村けん)
脱衣所で下着を物色し始めるが、実は中年のおばさんたちの下着だったというオチと、辺見えみりさんの露天風呂での入浴を覗き、風呂に入ろうとし、ダチョウのリーダーに「何だチミは?!」と言われ、いつものパターンをした。
●バカ殿くん(志村けん)
熊本県・姫島の小学校では、バカ殿くんが転校生として登場。
●変なおじさん(志村けん)
『だいじょうぶだぁ』からのスピンオフ。
サンタクロース姿の優香さんが、袋を開けようとすると中から出てきた。肥後さんに「何だチミは?」とつっこまれ、いつものパターンに。
この変なおじさんの他、『だいじょうぶだぁ』からのスピンオフキャラに《でし男》(居酒屋や病院でアルバイトをするが、リーダーや優香さんに怒られ、客に逆ギレし、クビになってしまう)がいた。
▼原住民(肥後克広、上島竜兵、アリTOキリギリス)
コント“探検隊シリーズ”で登場。『バカ殿様』でジョーダンズ・三又さんをひっかけた時と全く同じメイクをしている。探検隊に扮した志村さんや優香さんに高い金で食料を売りつけたりなどやりたい放題。
●醜い着ぐるみ(近藤春菜〈ハリセンボン〉)
『だんごのしむら屋』に登場。
ウサギのぬいぐるみを着たしむら屋女性従業員に対抗して登場。
パンダの顔出し着ぐるみにパンダメイクといったいでたち。
おそらくゆるキャラブームによる影響で、着ぐるみの価値観が、顔が出ていないもの=可愛い、
という風になったことが大きい影響を受けたと思われる。
※『タケシムケン』以来の共演によるコント特番。でし男(エレベーターコントに登場)なども登場。
●明智小五郎(志村けん)
コント“明智小五郎対怪人20面相”の主役。名探偵…のはずだが大がかりな仕掛けを多用する割に失敗が多く、宝を盗まれてばかりいる。白坂の娘を執拗に狙っていた。
●大富豪・白坂(ビートたけし)
何十億を超える財宝をいくつも所蔵している大富豪。20面相から脅迫状を送られ、明智に警護を頼むが宝石“オーブレネリ”をはじめとするほぼ全ての財宝を盗まれてしまう。
●白坂の執事(上島竜兵)
脅迫状が送られてとっさに明智を呼んだり、財宝のリストを作ったりなどかなり気の利く性格。
しかし他のコント同様、明智と白坂には邪険に扱われてしまう。
▼怪人20面相(不明)
夜会服にマント、白い仮面で身を隠した謎の怪盗。明智の打った手の隙につけ込んで手際よく財宝を盗んでいく。
・情報提供 : あいこ好きの勇者プクリンさん, イングラムさん, JIROさん, うちたくさん, ななまるさん, ももちゃんさん, ジャンショーグンさん, ラルフさん