■ここでは、2008年度『FNS27時間テレビ!!』のキャラを取り上げます。
▼なんですかマンスマイリー(明石家さんま)
2008年度の27時間テレビのトップを飾った復活ひょうきん怪人。
今回、さんまさんのキャラクターはみんな最後にスマイリーが付く。
登場時はかぶりものが異なり、出っ歯のニコニコマークに代わっていた。
『朝の笑顔体操』のときは元のかぶりものに戻っていた。
●鬼瓦権造(ビートたけし)
タケちゃんマンと並ぶ伝説のキャラ。アルプス商事のジャンパーも健在。
フジテレビV5スタジオで、車をメチャクチャにする企画に登場。
車にペイントをしていたが、ひょんなことから芸人数名をペンキまみれにしてしまう。
ペイントした車にも運転して暴走しようとし、今田耕司さんが轢かれそうになりながら体を張って止めた。
ちなみにこの一連は、後にネットで論争になったことも。
●髭男爵(山田ルイ53世, ひぐち君)
・必殺技=ひぐちカッター
貴族のコスプレコンビ。今回の若手芸人で目立っていたキャラ。
『めちゃイケ』では雨上がり決死隊・宮迫さんとひぐち君が《Wひぐちカッター》を披露していた。
懺悔室では水を浴びた後、ひぐち君は新必殺技《ひぐちカッター二枚刃》を披露した。
●両津勘吉(ラサール石井)
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のキャラ。
ラサールさんの当たり役で、向上委員会の一員。
『ヘキサゴンII』でもこの格好で登場した。
●石井社長(ラサール石井)
『ひょうきん族』のキャラ。向上委員会や朝の元気体操で登場した。
▼アシュラマン(タカ〈タカアンドトシ〉)
『キン肉マン』のキャラのパロディ。青いフェイスペイント。
声がアニメ1作目で初代アシュラマンを担当した郷里大輔氏に似ている。
ここではいつも決めゼリフを口走る度にラーメンマンにシバかれていた。
さらに『ネタ見せスナック若手芸人の集まる店』でも、にしおかすみこさんを挑発して泣かしていた。
『〜いいとも!』コーナーでも、この格好で出演した。
●ラーメンマン(トシ〈タカアンドトシ〉)
『キン肉マン』のキャラのパロディ。弁髪ヅラをかぶっている。
ここではアシュラマンをシバくのが日常茶飯事。
『若手芸人の集まる店』では、ペナルティのワッキーさんにツッコミを強要されてしまい、
最終的にワッキーさんが暴走する度に恐怖のあまりアシュラマンやベジータらと一緒に逃げ出す事も(“1・2事件”)。
やはり『〜いいとも!』でも、この格好で出演した。
▼ベジータ(井上聡〈次長課長〉)
『ドラゴンボールZ』のキャラのパロディ。声がベジータを担当した堀川りょうさんに似ている。
この後、さんまさんと元妻・大竹しのぶさんの大変貴重なトークをよそに、ハリセンボンの箕輪はるかさんと一室で携帯ゲーム機で遊んでいた事 (ちなみに遊んでいたゲームは恐らく『モンスターハンターポータブル2nd
G』らしい) がデジカメで撮られ、公の場で暴露された。
▼死神リューク(有田哲平〈くりぃむしちゅー〉)
『デスノート』のパロディ。死神。
▼高田総統(有田哲平)
『ハッスル』の高田モンスター軍総統のパロディ。
◆クレオパトラ(箕輪はるか〈ハリセンボン〉)
文字通りのコスプレものまねキャラ。
◆ピラルク(山崎弘也〈アンタッチャブル〉)
ブラジルの淡水魚ピラルクのかぶりものと顔面銀粉塗りのキャラ。かぶりものがかなり長い。
そのためにさんまさんの顔が見えない事を指摘され、さんまさんの逆鱗に触れて懺悔室送りになり、水を浴びせられてしまった。
この後、青山てるまが藤崎マーケットのネタをパクった事でダメ出しされて懺悔室送りになると、やはり首が長いためてるまがこけてしまい、結局一緒に懺悔室送りになる羽目になり、水を浴びせられた。
さらにこの後てるまが、イワイガワの岩井ジョニ男さんのネタをパクった事で、反省の色無しと判断され、
またもや水を浴びせられた。
◆アオブダイ(山崎弘也)
アオブダイのかぶりものと顔面青塗りのキャラ。
◆れーざーれーさー君(柴田英嗣〈アンタッチャブル〉)
スピード社の競泳用水着でコスプレしたキャラ。
◆石油くん(柴田英嗣)
重量級のキャラ。水が着ぐるみの中に充満していて、頭上からCO2を模した煙を出す。
▼ホセ・メンドーサ(小木博明〈おぎやはぎ〉)
漫画『あしたのジョー』のボクサーのパロディ。
●髭男爵ひぐち(宮迫博之〈雨上がり決死隊〉)
髭男爵の執事の方のパロディ。本家ひぐち君とWひぐちカッターを披露した。
▼ホームベース女(宮迫博之)
名前の通り、顔がホームベースになっているキャラ。
ベジータやハリセンボンの箕輪はるかさんが、さんまさんと元妻・大竹さんとの大変貴重なトークをよそに一室で携帯ゲーム機で遊んでいた事が暴露される事件のとき、かなり酷い言い方をした。
◆その他向上委員会メンバー
その他のタレントが扮したメンバーは以下の通り。それぞれものまねで演じていた。
ほとんどがほぼ実名になっているが、諸般の事情で一部もじったネーミングになっている者も。
◆懺悔の神様(ブッチー武者)
ひょうきん懺悔室で往年通り判定し、×なら水を浴びせる黄金パターンのポーズを担当。
今回は幻の粉浴びの刑が復活した。
ザンゲのテーマこと『宇宙刑事ギャバン』の蒸着変身BGMも健在だった。
◆懺悔の神父(三宅恵介)
懺悔の神父2代目で、赤い衣装の神父。
ひょうきんディレクターズのメンバーでもあった三宅さんが定年を迎えるので、その関係で27時間テレビ内で『ひょうきん族』が復活したとのこと。
実は定年が2年延長されたというオチで、タケちゃんマンからそれを聞かされたさんまさんの逆鱗に触れてしまい、自分が懺悔するハメになり、水を浴びせられてしまった。
しかしそれに逆ギレし、さんまさんとタケちゃんマンを道連れにする形で水や懺悔室で最も重い罰の粉浴びを受けた。
▼サラリーマンスマイリー(明石家さんま)
発表当初登場が予告されていなかったレアキャラ。
『はねるのトびら』の“短縮鉄道の夜”ではこのキャラで登場。
『ひょうきん族』時代から24年を経て、給料もアップした。
▼パーでんねんスマイリー(明石家さんま)
《チームパーでんねん》(オレンジチーム)を率いて、羞恥心やPaboらヘキサゴン軍団と対決した。
コーナー開始前に紳助さんとの暴露合戦で、紳助さんも水に落ちるよう相当議論していたが、結果拒否された。
オレンジチーム代表として、『仲間を救え!底抜けドボンクイズ』でショージさんが巻き添えで落とされた後、紳助さんにさんざん弄ばれてから水に落とされた。
さんまさんがスタジオの外で着替えに相当時間かかり、時間が押した為ドボンクイズと
『早抜け!リレークイズ』の合間に先に、アラジン(Pabo×羞恥心の合同ユニット。ちなみに、このユニットのダンサーであるFUJIWARAの2人は、さんまさんの親友)の『陽は、また昇る』の生ライヴを熱唱し、リレークイズの途中で、海外ドラマ『24―TWENTY
FOUR―』の演出で次のコーナー“つるべとしのぶ”の企画に引き継いだ。
●夏男 / ザリガニ(笑福亭鶴瓶)
裏番組のトーク番組『恋のから騒ぎ』にさんまさんが出演中のため、代打パーソナリティが扮する。
さんまさんの元妻・大竹しのぶさんとトークをしていた。
鶴瓶師匠が座っている席の横にスイカの絵柄をしたビーチボールが置かれている。
コーナー最後に、さんまさんが次のコーナー“さんま・中居の今夜も眠れない!”という恒例の企画がある関係上、スタジオから強制退去した後、鶴瓶師匠が、そこにあったザリガニの着ぐるみの頭部をかぶってしまい、大塚愛さんの曲『SMILY』のサビの部分をバックに、この企画が終了した。
◆ザリガニ男(明石家さんま)
他局の『恋から』のキャラ。ザリガニのかぶりものに全身タイツ姿。
'05〜06年度『27時間テレビ』の総合司会を勤めた鶴瓶師匠が生放送中に下半身を露出して、番組続行不能の侮辱行為を起こしたことで生説教を食らわせた。
’08年8/9放送分の『恋から』番組冒頭で、『27時間テレビ!!』の出演の際、着ぐるみが行方不明になったと告白し、その翌週の『恋から』で、「フジテレビの“エビ”です」と名乗って、ザリガニの着ぐるみが無事見つかったと告白した。
●貴子ママスマイリー(明石家さんま)
『有名人の集まる店』のキャラ。今回は若手お笑い芸人を多数呼んだ。
●ガルシア(山口敏充)
『明石家マンション物語』のキャラ。
◆ノーブラヤッホー(モエヤン)
全身タイツ姿のキャラ。ヌーブラヤッホーが諸事情で封印されたため、新ギャグを披露した。
▼しっとるけスマイリー(明石家さんま)
52歳になった妖怪人間。『朝の体操の時間』に登場。
▼ダメダメボーイズスマイリー(明石家さんま)
『明石家マンション』のキャラ。『朝の体操の時間』での中継に登場。
●蛇田ニョロ(ビートたけし)
全国列島名人中継の沖縄ロケに登場。ハブのことに教える。
ハブのメイクに三味線。
●海田ニョロ(ビートたけし)
全国列島名人中継の沖縄ロケで登場。海ヘビのことを教える。
●牛田モー(ビートたけし)
全国列島名人中継のコーナーで登場していた、たけしさん往年のキャラクター。
顔に牛のメイク、牛の着ぐるみの衣装で登場。乳搾りのテクニックを伝授する。
北海道からの中継で現れ、落とし穴に落ちてしまうのがオチ。
●火薬田ドン(ビートたけし)
全国列島名人中継の東京ロケで登場したキャラクター。
●ちとちんとん名人(ビートたけし)
全国列島名人中継の新潟ロケで登場したキャラクター。
女性型ビニール人形と映画『タイタニック』のパロディをしていた。
●ダイサイゴー
・身長=3.5m
鹿児島県のローカルヒーローもの『オモチャキッド』ショーに登場する西郷どん型の巨人。
◆美白隊
岩手県のローカルキャラで、盛岡さんさ踊り名物。白塗りメイクのホテルマン3人組。
▼ブラックデビルスマイリー(明石家さんま)
『生さんタク』で復活した伝説のキャラの代表格。
耳は厚く楕円形のビスケットのような形になっている。
タケちゃんマンならぬタクちゃんマンとだるま落としで対決した。
●タクちゃんマン(木村拓哉〈SMAP〉)
『生さんタク』に登場したタケちゃんマンのパロディヒーロー。本家以上の濃いメイク。
コント開始前のコールもパロディとして再現されている。煙が出ての変身も再現された。
▼アミダばばあスマイリー(明石家さんま)
『お台場マラソン』では金庫の着ぐるみを着用。
『〜ネプリーグ』で《ひょうきんオールスターズ》を率いて登場。
『〜ネプリーグ』がスタートする前に、『HEY!HEY!HEY!〜MUSIC CHAMP〜』の収録現場に乱入してしまった。
さらに翌日の『HEY!HEY!HEY!』でその模様が放送された。
ネプリーグのときは金庫の着ぐるみ無しのバージョンで登場。
▼欧陽菲菲(山田邦子)
ひょうきんオールスターズの紅一点。主に『やまだかつてないテレビ』で活躍したキャラ。
ネプリーグチームのにしおかすみこさんに「『デスノート』のリュークみたい」と言われてしまう。
『〜ネプリーグ』では、珍回答やボケをかまさず、真面目に解答してネプリーグチームに勝利したが、
意外な事にそれをFAXでダメ出しされてしまい、ひょうきんオールスターズは懺悔室送りになってしまった。
▼アダモステ(島崎俊郎)
ひょうきんオールスターズの一員で、往年のヒットキャラ。
お台場マラソンでも大暴れした。
グランドフィナーレ前の懺悔室で水を浴びてしまった。
ちなみに懺悔室行きとなった理由は、スタジオに向かう途中に出会った子供を泣かした事が苦情のFAXで来たため。
▼マイ爺さん(片岡鶴太郎)
ひょうきんオールスターズの一員で、顔に天気図を書いている(オリジナルはこのようなメイクで登場したことはなかった)。
お台場マラソンでは、往年どおり熱々おでんを食べさせられた。
▼浜村淳(太平サブロー)
ひょうきんオールスターズの一員で、かつてひょうきんベストテンの名物レポーターだった。
▼お待ち娘スマイリー(堀内健〈ネプチューン〉)
『ひょうきん族』のキャラのパロディ。金ピカのバニー衣装。
アミダばばあスマイリーと一緒にマラソンをしていた。
◆ニセ鬼瓦権造(岡村隆史〈ナインティナイン〉)
さんまさん不在時のメインパーソナリティ。やべっち寿司のキャラ。
さんまさん登場後、車にペイントをしていたが、さんまさんをペンキまみれにしてしまう。
その後、派手な水性ペンキかけ合戦に突入した。
▼出っ歯マスク(不明)
この時間帯はさんまさんがTBS系の裏番組『SUPERからくりTV』に出演しているため、
一時的に出演不可能なさんまさんの代わりに登場した影武者。
小島よしおさんが無理矢理マスクを剥がそうとした。
◆ピヨコ隊リーダー(片岡鶴太郎)
『ひょうきん族』の名物キャラ。懺悔室では着ぐるみを脱いだ全身タイツ姿で水を被った。
●タケちゃんマン(ビートたけし)
トリを締めるために復活した伝説のバラエティヒーロー。還暦でも大暴れしていた。
ひょうきんマントには“足立区発展委員会”と書かれている。
35万円で購入したポン菓子製造器を載せたリヤカー(実際は38万円で購入したという)を引っ張って乱入し、ポン菓子を大量に放っていた。
また、最後に三宅恵介神父が実は定年が2年延長された事を公の場で暴露。
それによって三宅神父はさんまさんの逆鱗に触れて懺悔させられて、水を浴びせられた。
しかしそれに逆ギレした三宅神父によってさんまさんと一緒に取り押さえられて道連れという形で、水浴びや粉浴びを喰らった後、さんまさんが「しょうゆーこと」という1発ギャグで、この番組を締めくくった。
・情報提供 : スーパーももちゃんさん, JBDXさん, JIROさん, シノラー7号さん, 大崎千尋さん