■ここでは、『北野ファンクラブ』とその後継番組に登場するヒーローを紹介します。
●中年ジェット(不明)
番組中期からのコントコーナーに登場した『少年ジェット』のパロディヒーロー。
●びっくり仮面(不明)
番組中期に登場したヒーローで放送コードスレスレのキャラ。
●海パン刑事(不明)
名前の通りの格好をしている刑事。『こち亀』でもオマージュ化されたほど。
●亀有ブラザーズ(ビートたけし, ガダルガナルタカ, つまみ枝豆, グレート義太夫)
鬼瓦権造風のたけしさんを中心とした音楽ユニット。足立区から後援を受けている。
ニッカボッカと腹巻きが特徴で、タカさんと枝豆さんはヘルメットを被る。
義太夫さんの演奏で様々な下ネタの替え歌を披露し、次第に様々な歌手のコスプレをするようになる。
CDデビューの話もあったそうだが、諸般の事情でお蔵入りになった。
1992年の『FNSスーパースペシャル』にも登場したが、歌詞の内容がひどすぎて大顰蹙を買っていた。
●北千住ブラザーズ(ビートたけし, ガダルカナル・タカ, つまみ枝豆, グレート義太夫, デビルガールズ)
亀有ブラザースと同様に、鬼瓦権造風のたけしさんを中心にした音楽ユニット。
前回は下ネタが多かったが、替え歌はカツラをネタにしたものが多い。
枝豆さんのピンチヒッターにラッシャーさんがトランペットで入ったこともある。
●キタノ教授(ビートたけし)
視聴者からの素朴な疑問を検証する、番組のメインコーナー“北野まんぐり講座”の講師。
たけし軍団を実験台にして様々な体力系・スケベな実験を行う。
番組後期からは被り物を着用するようになる。
映画監督のイメージが落ちるため、本人は海外の人には絶対に見てほしくないらしい。
●タカ助手(ガダルカナル・タカ)
北野まんぐり講座の進行役で、キタノ教授の右腕。白衣にブリーフが特徴。
様々な実験用具を準備したり、教授のボケや愚痴に的確なツッコミを入れたりなど活躍。
●ふんどし(無法松)
『斉藤寝具店』の外国人ゲストへの問題“お遊戯マスターズ”で、座頭市登場人物当ての正解。
映画同様、ふんどしに鎧姿で槍を持って突進する。
●タケちゃんマン(無法松)
タケちゃんマンの衣装当ての問題で、ひょうきんブルマと網タイツで登場。
また、『タレント名鑑』で伊丹幸雄さんがゲストだったとき、ひょうきん族の“(秘)吉田君とお父さんの半生記”のタケちゃんマンがはしゃぐシーンやブラックデビルが暴れるシーンを見て、たけし店長が照れくさそうにしていた。
◆雷様他(そのまんま東)
『斉藤寝具店』で首相、雷様、外国人などの格好を毎回してきて、
たけし店長に無視される、というネタが毎回あった。
●なぞなぞマン(ダンカン)
ゲストになぞなぞを出題する。白塗り、ナンデスカマンのような顔の疑問符、語尾に「ナゾ、ナゾ」とつけるのが特徴。一度顔のマークを逆向きに描いてしまった。
●フォーク博士(グレート義太夫)
音楽に関するクイズを出題。顔に漢字をでかでかと書いたり、黒塗りで登場する。
一度司会のタカさんにこの名前で呼ばれて以降、この名前は使われていない。
たまに矢沢永吉さんに扮したマキタスポーツさんがバックで踊っている。
●シークレットクイズ(ダンカン)
赤い背広と、線の入った顔のメイクが特徴。芸能人に隠された秘密にちなんだ問題を出題する。
問題自体は普通のパズルなのだが、回答者から出される答えは放送不可能なものが多い。
●カールおじさん(グレート義太夫)
基本的にはフォーク博士と同じで、同様に額に文字を書いてギターを持っている。
一度額の文字が放送できず、モザイクをかけられていた。
▼どっかの泥棒(マキタスポーツ)
作業着とヒゲ面が特徴。義太夫さんのカールおじさん同様、ギターを手に音楽クイズを出題する。
役を引き継いだのかもしれない。
●石ケン(ダンカン)
鉄拳さんに似た風貌の男。スケッチブックを手に“こんなタレント名鑑は嫌だ!”というネタを披露し、
回答者たちに絵で答える問題を出題する。
●タコ様(マキタスポーツ)
故・たこ八郎さんとヨン様ことペ・ヨンジュンさんの合わせ技。
たこさんのメイクとかつらに、マフラーと衣装で登場。
いつもヨン様で登場する〆さばアタルさんからはたかれていた。
●お笑い博士(ガンビーノ小林)
白衣姿で登場し、ゲストにアンケートクイズやお笑いの問題を出題。他の軍団員に比べると
地味だが、ほぼ毎週出演し、一番長くキャラクターを維持しているはずである。
●お宮のマッチョ(お宮の松)
海水パンツ一丁で、筋肉を誇示して登場。水泳帽とメダルで簡易北島浩輔選手にもなる。
アンケートクイズや常識問題を出題する。
●ワケルンジャー(【赤】お宮の松, 【青】〆さばアタル, 【黄】ガンビーノ小林)
同名の福井県自治体のヒーローのパロディ。本家は5人だがこちらは3人しかいない。
それぞれの色の全身タイツと顔のペイントが特徴。
●モリゾー(ダンカン)とキッコロ(アル北郷)
愛・地球博のマスコットのパロディ。
モリゾーは黄緑の、キッコロは黄色の全身タイツで登場し、まぶたに目が描いてある。
▼呪怨(お宮の松)
同名映画のパロディ。白塗りの顔、白いタイツ、真っ黒な歯で登場。
▼ダース・ヴェイダー(マキタスポーツ)
『スターウォーズ エピソード3/シスの復讐』公開間近なので、『ダース・ベイダーのテーマ』にふさわしい歌詞をつけるという問題で、義太夫さんの演奏に合わせて登場。
マスクとマントをとるとお約束のフレディ・マーキュリーさんの物真似で暴走した。
◆シベリアンタイガー→列車男(水野晴郎)
『シベリア超特急』シリーズの西田和昭助監督が回答者で出演したときに応援に駆けつけた。
北野監督の最新映画『TAKESHIS'』('05)を買い付ける目的もあったらしい。
途中で姿を消したかと思うと、シベリア超特急のシャツに電車男風のカツラをかぶって再登場し、たけしさんやタカさんから突っ込まれていた。
●お絵描きバラバラクイズ(ダンカン, アル北郷, お宮の松, ガンビーノ小林)
白い全身タイツにベレー帽、サルバトール・ダリ風のメイクが特徴の4人組。
彼らの持つ絵を組み合わせて一枚の絵やことわざが何なのかを当てる。
●保安官のニック(無法松)
西部劇風の男。町のヒーローを自称するが司会二人の反応は冷たい。
●お笑い医師(〆さばヒカル)
番組の中で最多登場のキャラクター。ケーシー師匠風のネタと山形弁が特徴。
終盤からは眼鏡を外すようになった。
彼の演奏を聞いて何の曲か当てる“初見楽譜演奏クイズ”も行われた。
・情報提供: JIROさん