超級バラエティ研究所 > バラエティ番組のヒーローたち

加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ

1986.1〜92.3
TBS系

■ここでは『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』のバラエティヒーローを取り上げます。


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THE DETECTIVE STORY

※番組前半の探偵コント。TVゲーム化されたことも。
当時刑事ドラマ顔負けのカースタントが話題になった。

KATO(加藤茶〈ザ・ドリフターズ〉)KEN(志村けん〈ザ・ドリフターズ〉)
主役の探偵2人組。ボスからの指令を受けて、行動する迷探偵。やることなすことハチャメチャばかり。
この探偵ヒーローが、PCエンジン用ソフト『カトちゃんケンちゃん』(1987年・ハドソン)の主役のモデルになった。
カーチェイスのときは加トちゃんがドライバーを務める。

ボス(不明)
冒頭で、カトケンコンビに電話で指令を下す謎の人物。
「私だ」の一言が印象的であり、ワタシダさんというニックネームが付いていることも。

だいじょうぶだぁ教の教祖(志村けん)
謎の携帯太鼓と、撥を持って太鼓を叩き「だいじょうぶだぁ〜、ウェッウァッウォッ」と願い事を頼む人間にも唱えさせる怪しい宗教。“ウェッウァッウォッ”は後期時に様々のバリエーションが出てくる。
最初の頃は、だいじょうぶだぁ教の信者が続出し、○に‘だ’の書かれたプラカードを持った信者たちが行進して、ケンちゃんが教祖様に祭り上げられていく1時間スペシャルで、最後のオチは競馬に負けて“お布施”が紙切れになるオチ。
しかし、その後もだいじょうぶだぁ教はこの作品の名物と浸透していき、これが後の『志村けんのだいじょうぶだぁ』へとつながっていく。

マツタケマン(志村けん)
コスチュームがマツタケ状のヒーロー…というより怪人。季節が生んだ正義の味方。
頭部からマツタケ型の爆弾風の武器を発射する。タケちゃんマンのように、笛を吹くと助けにやってくる。
2度目にやってきたときは季節外れでしなびており、武器も遠くまで飛ばず、悪役に追い回されていた。
スイカマン(志村けん)
スイカを大量に食べ過ぎたケンちゃんがスイカの怨霊に取り付かれた姿。
風呂場にスイカが浮かんでいた後、体調不良のためレントゲンを取ると頭蓋骨にスイカの種が浮かんでいる状態から、顔にスイカ模様が浮き出し、しまいにはハロウィンのカボチャお化けのように顔が完全にスイカと化してしまった。
襲われた人間はドラキュラよろしくスイカマンと化してしまい、町中にスイカマンが溢れる。
スイカマンの弱点はエビ天で、スイカマン対策にてんぷら屋がエビ天1尾¥85,000と言う法外な価格で販売していた(テレビのニュースでアナウンサーが言っていた)にも関わらず、すぐに売り切れて注文待ちが殺到する有様。
加トちゃんを襲うが、結局、好物の塩でおびき出され、海老天と天カスによるお払いで元のケンちゃんに戻った。
『バカ殿様』にも同名のキャラが登場した(『バカ殿様』の項参照)。
2008年4/1放送の特番『志村けんだよ大集合!!』で総集編がオンエアされた。
ハエ男(志村けん)
ハエが付いていた食べ残しのあんまんを口にした影響で変身してしまった怪人。
月光仮面(志村けん)
・出身地=月 / 年齢=74歳
昭和30年代に大活躍していたヒーローで、白いバイクに乗ってやって来た。
加トちゃん扮する白バイ警官に改造車を乗っていることで交通法違反に問われ、住所が月と言ってしまったがあえなく逮捕された。逮捕容疑はわいせつ物公然陳列罪。
少年ジェット(志村けん)
昭和30年代に活躍していたヒーローで、スクーターに乗ってやって来た。
加トちゃん扮する白バイ警官に呼び止められ、最後はあっけなく逮捕された。逮捕容疑は月光仮面と同様、わいせつ物公然陳列罪。

ノンターファミリー(山本昌平, 悪役商会, 若駒他)
(※キャラクター名はPCエンジン用ソフト『カトちゃんケンちゃん』より)
探偵役の加トケンコンビの宿敵であるギャング或いはヤクザ集団。
放送当時発売されたPCエンジン用ソフト『カトちゃんケンちゃん』にも登場した。
フレディ・クルーガー(ロバート・イングランド)
映画『エルム街の悪夢』シリーズのキャラ。今作では本物が登場。
老人(天本英世)
加トケンコンビに仕事を依頼した。
加トちゃんにお茶を出されたのだが、なんと口から入れ歯を湯飲みの中へ落として、それを再び拾い上げて口にはめるという漫画では良くある事を実際にワンカットでやった。


・情報提供 : あいこ好きの勇者プクリンさん, イングラムさん, JIROさん, うちたくさん