超級バラエティ研究所 > バラエティ番組のヒーローたち

明石家マンション物語

1999.10〜2001.9
フジテレビ系

■ここでは、『明石家マンション物語』のバラエティヒーロー他取り上げます。


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メインキャラ

明石三四郎(明石家さんま)
主人公。明石家マンションこと“メゾン・ド・ロンリー”の管理人。
ダメダメボーイ隊長や大日本意味なし教の教祖・すぎもっちゃん等に変身したりと大活躍。
“沖縄玉やんゲーム”で合コンに来た女性アイドルを、ハブなどのバリエーションがある玉やん人形から出る臭いにおいの粉で粉まみれにすることが最大の喜び。
“クレーマークレーマー”では、前期は様々な味付けでフレンチトーストを作っていたが、後に視聴者からのアイデア朝食を食べることになった。
三四郎の義姉(松原智恵子)
三四郎の姉。おとぼけな性格。
ズパエ(セントバーナード犬){#2(99.10/20)〜}
三四郎のペットの犬。
初登場のときは、弓長のおじさんが犬を飼うことを禁止されている対策として、絵画に擬装させていた。
弓長のおじさんがリモコン犬としてごまかしたことも。
名前は視聴者公募されていたが、三四郎との名前つけつけカードで、三四郎・準カリスマ刑事・三四郎の姉がそれぞれ引いたカードの文字によって名付けられた。
ちなみにズパエの前に名前つけつけカードで選ばれた《ツカバ》は語呂が悪いので没になった。
ミステリー作家・今田(今田耕司)
メゾン・ド・ロンリーの住人。
作品の構想を語ることがあり、たまにそれが単発コントになっていることがある。
カブトムシ田中(田中直樹〈ココリコ〉)
メゾン・ド・ロンリーの住人。29歳の浪人生だが、バイトで塾の先生をしている。
屋根裏部屋で、カブトムシのみゆきを飼っている。
志村みゆき(カブトムシ)
メゾン・ド・ロンリーの屋根裏部屋でカブトムシ先生に飼われているカブトムシ。
バッテリー幸治(東野幸治)
夕食のコーナーに登場するメゾン・ド・ロンリー住人。
この名称は、東野さんがさらに売れるために番組内で改名する企画で決まったもの。一時期、キャストクレジットもこの名義だった。
毎回、豪華メニューを紹介する。
YOU(YOU)
主に夕食のコーナーに登場するメゾン・ド・ロンリー住人。
アナウンサー(宇田麻衣子〈CXアナ〉)
夕方に放送される『ニュースピックアップアップ』のメインキャスター。
初期は昼間に、三四郎に関する事件をニュースで伝えていた。

胸倉涼子(米倉涼子)
番組がリニューアルしてから登場。
毎回のオープニングで映画のヒロインに扮してさんまさんにどつかれるが、何故か大竹しのぶさん(ドラマ『男女7人』)の物真似だけはどつかなかった。

カリスマ刑事(清水圭)準カリスマ刑事(遠藤章造〈ココリコ〉) {#1(99.10/13)〜}
初期のキャラ。
聖火型パトランプを持ったヒゲの刑事・圭ちゃんと遠藤君の2人組。
#8でカリスマ刑事のメイクなどが変更された。
ンパンパトリオ(東京ビンゴビンゴダイナマイトジャパン) {#1〜}
リーダー・ブンチャン・センチャンの3人組。
ンパンパダンスを披露し、初回からさんちゃんとの合いの手が合っている。
初回は鑑識役員でその後も役柄を替えては、毎回ンパンパダンスを披露する。
本日のテーマに会わせて、メゾン・ド・ロンリー住人やゲストにネタを披露させる。
その際名前を呼ばれた人が返事した後、“ばか○○”と変顔をさせる。
一時期『恋のダンスサイト』をバックにつなぎ衣装で天井から登場したり、ニワトリの着ぐるみ姿に落ち着いた時期を経て、’00年春からサンバダンサーのコスプレで登場する。

ガルシア(山口智充〈DonDokoDon〉)
西田ひかるさん登場の回のときに初登場した謎のスペイン人。黒ずくめの服にギターを抱えている。
意味不明なスペイン語を喋るが、彼の話が分かるのは三四郎だけ。
モノマネのときだけ日本語を話す。
りんごちゃん(遠藤章造)
看護師のコスチュームで、真ん丸の起き上がりこぼしのような体型のキャラ。
モデルは女性ミュージシャン・椎名林檎さん+当時のさんまさんの愛人らしい。
「知んないョ〜」が口癖で、よく“かむ”癖のある。
知んないョガールとも呼ばれていたが、正式名称は’00年4/26放送での“BAR知んないよガール”のシーンで判明した。
様々なコスプレで三四郎をストーキングしていて、瓦割りなどに成功したら結婚することを強要するが、散々な目に遭う。

コメットさん(大場久美子)
ドラマ『コメットさん』(1978-79・TBS)のその後と思われる天然キャラ。数回登場。
三四郎にコメットさんと呼ばれると、ドラマのオープニングと同じように「ハーイ!」と言う。


ダメダメボーイズ

ダメダメボーイズ(明石家さんま, 村上ショージ, 今田耕司, ココリコ, 清水圭, デンジャラス, 羽賀健二他)
毎日ダメな怪人で、ダメな芸能人をダメ出しする集団。元はさんまサンとショージさんがライブでやっていたもの。
ダメダメオフィスが本拠地で、ダメダメサービスを経営。
落ち込んでいるゲストを励ますがよく「ダメ、ダメ」とつっこむ。
ダメダメオフィスを拠点にした情報網を持つほどの事情通で正体不明だが、隊長は三四郎が正体のようである。
ダメ出しの内容は隊長とNo.7にだけは本番まで秘密となっている。
初期はデンジャラスが3・4号だったり、’00年春から清水圭さんがNo.2だったりとメンバーの増減が激しい。
No.4は出張ダメ出しのターゲット探索を担当している。
’00年秋から、No.2は今田さん, No.3は遠藤さん, No.4は田中さんに固定になった。
元メンバーだったデンジャラスの2人は、再びメンバーになろうとダメダメ採用試験に参加していた。
なお、CS再放送ではダメダメボーイズのコーナーが、カットされている場合がある。
ダメダメボーイ隊長(明石家さんま)
(有)ダメダメオフィスお台場支部長。のちに電飾が付いてパワーアップ。よくメンバーを叱る。
初期の頃は、ブラックデビルのように一般人になりすまし(主にメゾン・ド・ロンリーの管理人である明石三四郎)、ゲストの“駄目”という言葉に敏感に反応し、 正体であるダメダメボーイズに変身していた。
様々な曲の替え歌による○○ダメダメ攻撃を、メンバー全員でターゲットにお見舞いする。
中盤では“恐怖の五文字作文”を披露していた。
ダメダメボーイNo.7(村上ショージ)
・必殺技=ダメダメパンチ
アルバイト又は奴隷並の扱いをされているダメダメボーイ。
本来は2号だったが、ココリコら現役メンバーが加入してから5号にされ、その後7号に格下げに。
撤収するとき、いつもボコボコにされてしまう。
よくスケッチブックを使って“ええところ”ネタを披露したり、一時期、旅行パンフレットでネタを披露していた。
一度だけダメダメオフィスCMに出してもらえなかったことがある。
『ウケんねん物語』では、“ウケんねん娘。”オーディションのAPに就いている。

一日ダメダメボーイ(太田光〈爆笑問題〉) {#21(00.3/22)}
一日だけダメダメボーイズのバイトとなり、相方の田中裕二さんにダメ出しすることになった。
ダメダメボーイズに入った後、厳しさを感じていた。
ダメ出しをしないでいきなりダメダメをしたら、どつかれた。
隊長にダメダメボーイズダメダメとの判定が出された。
間延びのあるダメダメポーズを披露していた。
撤収するとき、No.3にどつかれてしまった。

謎のDAME2司令官(山口智充)
ダメダメオフィスの首領で、大物有名人にダメ出しするように指令を出す。
初登場時、いきなりボーイズ全員に正体がばらされてしまった(実はDJぐっちー)。
CGキャラとして“CDMM[カウントダウンマンション物語]”の司会者を担当していたりする。
CDMMでは、今までダメダメボーイズが披露した○○ダメダメをランキング形式で紹介する。
ダメダメロボ.com3(山口智充)
’01年4月から登場。ダメダメボーイズに指令を出すロボット。
ダメダメボーイNo.8(中居正広〈SMAP〉)
メンバーとダメ押し合戦をした。

ダメダメガール(研ナオコ)
ダメダメレディース隊長。スケジュールが空いている時に来る。
彼女は偽名と“22歳、女優志望”というウソの経歴を使ってダメダメサービス新入社員試験に参加し、隊長は「だまされた!」と絶句した。
ダメダメレディース(早坂好恵, YOU, 梅宮アンナ)
ダメダメレディースのメンバー。ボーイズとほぼ共通の衣装。普段はダメダメオフィス秘書

女盛りゲザデレタ(あべ静江, 沢田亜矢子, 大場久美子, 林寛子) {#30(00.5/30)}
ダメダメボーイズの助っ人として登場した、女優2人と元アイドル2人による熟女ユニット。
ちなみに名前つけつけカードで、名付けられている。
布施博さんにゲザデレタダメダメをお見舞いした。
昔ウケタマン(二千田光雄[現:せんだみつお]) {#31(00.6/7)}
ダメダメボーイ隊長の遠い遠い親戚。
『ポパイ』の替え歌と共にやってきたヒーロー。
ターゲットの山城新伍さんにダメ出しをした時、音声を加工されて口に×の字テロップを入れられていた。
一旦帰ったと思ったら、2度3度現れる。
ダメダメボーイズが5年後に昔ウケタマンになっているはずと忠告した。
最後に、もう一回ゲストで呼んでくれるよう頼んだ。

マルマルボーイズ
ダメダメボーイズのライバル集団。ほめ殺しが得意。共同で法界坊にダメ出しした。
彼らの中にNo.7に似たキャラがいる。
ダメダメボーイズのテーマの替え歌で登場。

滝グッチー順平(山口智充)
コント“ぶらり途中下車のダメ”に登場。No.3と共にダメ出しの旅をした。

法界坊(中村勘九郎)
平成中村屋へダメ出しに行ったときのダメダメターゲット。

マルマルジェントルマン〔未登場〕
’00年4/26放送で、ダメダメボーイズが藤谷美和子さんにダメ出しするシーンでセリフだけ登場。
隊長曰く、褒めるときに登場するキャラクター。
前述のマルマルボーイズとは別と思われる。


大日本意味なし教

すぎもっちゃん(明石家さんま)
明石三四郎と同一人物らしい新興宗教団体《大日本意味なし教》の教祖。
週に一回、信者たちを集めて集会を開いている。
キリシタン・天草四郎のような派手な衣装が特徴。
’00年春から上着を脱いだらチャイナ服のようになる篠原ともえさんデザインのニューファッションを着用するようになった。
チクリや会場に集まった信者たちと共に「意味ないじゃ〜ん!!」と決めポーズを取る。「意味な…!」と止める“寸止め意味ないじゃん”や“ミジメじゃん”などのバリエーションもある。
視聴者からのハガキを判定し、意味なしネームを授ける場合がある。
迷える子羊と呼ばれるゲストにお告げを与えるが、ツッコミばかりである。
’00年春から歌手の持ち歌に様々なギャグを加えた“ツッコミ歌謡”を行っている。
弟子チクリ(ラサール石井〈コント赤信号〉)
すぎもっちゃんの弟子で、いかにも新興宗教団体らしい衣装である。
すぎもっちゃんがニューファッションになった後、彼もスカート付きの新衣装となった。
シーサー懺悔コーナーの仕切り役で、シーサーの怒りを買った者に粉浴びの罰を与える。
’00年春からのオープニングでは、夜のメゾン・ド・ロンリーの屋上で意味なしポーズを取っていた。
ヨイショ(千秋)
弟子志願の女性。’00年春頃からすぎもっちゃんの正式な弟子となり、数回登場した。
女性の迷える子羊に対しては、厳しい視点となっている。

迷える子羊・所さん(所ジョージ)
迷える子羊として登場したとき、意味なし教賛美歌をひっさげて登場した。
その後もVTR出演したり、’00年春SPでは意味なし教ライブを敢行した。
のちに彼の作詞した『意味なし教賛美歌』の1フレーズがテーマ曲となった。
ハデな迷える子羊(美川憲一) {#21(00.3/8)}
コンサートのアンコールのときに着用する衣装で登場。
独自の意味ないじゃんポーズを披露した。
代表曲『さそり座の女』のツッコミ歌謡を作ってもらった。


クレーマークレーマー

ケントマン / つとむくん(関根勤)
「ショック!」で有名な番組一厳しい少年《クレーマークレーマーつとむ君》が変身する(というかケント・デリカットさんののものまねしているだけの)ヒーロー。
三四郎がTV局に抗議の電話をしている時に呼ばれる。
ケントマン2号(ケント・デリカット)
’00年春のSPに登場した本物のケントマン。三四郎が『ここがヘンだよ日本人』に抗議の電話をしているとき、呼ばれて登場した。
つとむくんのガールフレンド(西村知美) {#31(00.6/7)}
つとむくんがよく放送局にクレームの電話をするときにものまねをしていたつながりで登場。
独り言が多いことにショックを受けている。
『ドラえもん』の剛田ジャイ子が本名になっていることでテレビ朝日に電話をしたが、なぜか他局のアニメ『サザエさん』のイクラちゃんにセリフを与えるように頼んでいた。


単発コント

仇討ち美人姉妹(松原智恵子, 今井久美子) {#23(00.4/12)}
ミステリー作家今田さん原作の小説原稿からのネタである『仇討ち美人姉妹』のコントに登場。
仇討ち美人姉妹の黒田を狙う。
しんない地蔵(遠藤章造) {#23(00.4/12)}
顔面灰色メイクに地蔵の着ぐるみ。
モミモミボーイズが思いついた反動を利用するアイデアで十蔵を退治する。
黒田十蔵(清水圭) {#23(00.4/12)}
美人姉妹が狙う悪党。
モミモミボーイズ {#23(00.4/12)}
ズッコケ侍トリオ。ダメダメボーイズのネタをモミモミに変えたネタを使用。
写真週刊誌『フライデー』のスキャンダル記事“モミモミ110分”から。


情報提供 : Tenさん(ニュースマン2号役の情報他), スーパーももちゃんさん