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究極癒し戦隊ヴィーナスエンジェル

2004.1〜3
テレビ東京

■『ヴィーナスエンジェル』とは、戦隊バラエティヒロインが活躍する特撮ドラマ……というより
『パンドレッタ』系統のコントっぽいコメディ番組です。
テレビ東京のコスプレ路線バラエティーの一つで、有名コスプレイヤーや元ブラックビスケッツメンバーに元おはガールなど面子がある意味豪華です。
アニソン歌手の水木一郎さんや、『だんご3兄弟』で有名な速水けんたろうさんなど脇役も豪華です。
キャラクターの名前の大半は日本史の偉人の名前から取られています。


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杉並区営地球防衛軍

究極癒し戦隊ヴィーナスエンジェル
バラエティヒロイン9人による戦隊。怪人を癒して元の人間に戻すのが仕事。
普段は‘地球防衛軍’と書かれたTシャツ(店名かも)を着て、ランジェリーショップ(?)で働いている。
そして9人の中から数名に出撃命令が出て、第1変身形態に更衣室で変身(実際は着替え)をし、変身後はセクシー衣装になり、さらに第3形態にパワーアップする。
チームはヒミコ&サクラコ&ビクトリアの壮絶なキャラグループ、ミナ&ユウナ&マリーのエリートクラス、チャン&キョウコ&ミキのエキスパートグループに分かれるらしい。
中盤からはネオリストラー星人の残した残存ネガティブパワーを消去するために必要な究極の特殊ワクチン
D2”を開発することになり、怪人とあまり戦わなくなった。

織田ヒミコ(新舞りあす〈現:工藤杏〉)
一応主人公。霊能力が仕える女子高生で、《サイバー霊能部》という怪しげなクラブの部長。
天然ボケキャラである。当時コスプレアイドルとして話題だったためハマリ役だった。
東久邇宮[ひがしくにのみや]サクラコ(きこうでんみさ)
かつては貴族だったが、今は人気アイドルであるお嬢様女子高生。
当時は有名コスプレイヤーとして人気を集めていた。
柳生ビクトリア(牧野悠子)
ハーフの女性。ヴィーナスエンジェルのスパイ担当で忍術をマスターしている。
キャサリンとはハーフ仲間。
坂本ミナ(松浦裕子)
ヴィーナスエンジェルのリーダー格だが主人公ではない。メンバーのお姉さん的存在。
伊達ユウナ(江川めぐみ)
運動神経はメンバーの中でトップクラス。実は真の主役らしい。ドジでおちゃめ。
高杉マリ(尾崎沙也)
メンバーのお色気担当。元おはガールが扮する。
エカテリーナ・チャン(ケディ・ティン)
格闘の専門家。中国人の父親とロシア人の母親を持つ。メンバー一の美形らしい。
かつて『ウリナリ!!』のブラックビスケッツの元メンバーだったタレントが扮する。

藤原キョウコ(咲希愛)
和風美人で、炊事, 洗濯, 掃除などの達人。メンバーの中で最も着物が似合う。
北条ミキ(工藤あさぎ)
ヴィーナスエンジェルの頭脳派。もっとも真面目。元おはガールが扮する。

蘇我入留鹿[そがの=いるか](水木一郎)
杉並区営地球防衛軍の隊長で、ヴィーナスエンジェルの指揮官。
小野小待[おの=こまち](西本はるか)
杉並区営地球防衛軍所属。エンジェルOGで、オペレーターを務める。
元パイレーツ(本放送当時は彼女の代わりに、元ビューティーズG4の宇恵さやかさんがメンバーだった)の人が扮する。
「愛と正義と杉並区の天使ヴィーナスエンジェルだっちゅ〜の」と名乗っていたが、「だっちゅ〜の」はこの時期封印中だった。
長宗我部元地価[ちょうそかべ=もとちか](石丸謙二郎)
杉並区営地球防衛軍の開発担当の博士。変身アイテム《イヤシンガーJ184V》を開発した。
実はハンダゴテの扱いが苦手。

豊臣陽出誉璃[とよとみ=ひでより](増島愛浩)
敏腕刑事。元ブルーレーサー(カーレンジャー)の人。
徳川夜死夢音[とくがわ=よしむね](TAKERU)
辣腕刑事。怪人を器物破損の現行犯で捕まえようとするが逆にやられてしまう刑事。
そこをヴィーナスエンジェルに救われる。名前が不吉な当て字。
ピューリッツァー平賀(速水けんたろう)
謎のフリーライター。
上野広工事キャサリン(夏目久美)
サクラコと同じ学校に通う。サクラコをライバル視して、地球防衛軍に入ろうとする。
「〜でございかしら」が口癖。学校で“ぶちゃいく”と言われているらしい。
イヤシンガーを使って、変身しようとするが、何セブン(ウルトラセブンっぽい)とぶちゃいくな変身をしてしまう。

ホノカ弐式・改(穂花) {#7〜}
シリーズ後半から登場した女性アンドロイドで、秘書。
初登場時は“壱式・改”だったが、知らない間に改造されていた。
癒し独立系フリーアイドル声優(宍戸留美) {#9}
癒しガールオーディションの審査員として参加。


ネオリストラー星人とは……>
ネガティブエネルギーを増幅させて人間を怪人化させ、社会を混乱させる作戦で地球征服を企む。
第6話を最後に力不足を察して、「I'll be back.」と言い残して去っていった(結局は、戻らず…)。

クロマニョンζ[ゼータ](レイモンド・ジョンソン)
ネオリストラー星人の総統で3人に指令を出す。地球のことを“ちぃきゅう”と言ったり、若干のなまり(?)がある。
以前、おはスタに出ていたあの人が演じる。
ネアンデルタールω[オメガ]ジャワε[エプシロン](アンバランス)
ネオリストラー星人2人組。この手のお約束通り地球征服しようとするが失敗ばかり。
ネガティブな男を捕まえてきては怪人にする。地球では“アンバランス”という芸名を名乗り、
あたりはずれの多いギャグを使う。この2人はいつの間にかいなくなってしまった。

田中への六番(小森マキ)
↑の2人とともに行動している女性幹部。戦闘員に命令するのが主な仕事。
彼女も相棒2人と共にいなくなってしまった。
アウストラロピテクスπ(小川宏) {#4〜}
・通称=アウパイ
白衣に眼帯のわかりやすいマッドサイエンティスト。防衛軍の長曽我部博士に対抗して、ネオリストラー星人
秘密基地に送り込まれた天才科学者。しかし、全く活躍しなかった。
戦闘員(不明) {#4他}
黒い全身タイツのような格好の3人。田中への六番の指令で攻撃を開始するが、毎回一撃でやられる。
「チューチューチュー」しかしゃべれない。
留守番(伊藤レマ) {#5}
ネオリストラー星人秘密基地の留守を預かる。

ネガティブ怪人
ネオリストラー星人がネガティブな心を持つ人間を怪人にしたものの総称。
ヴィーナスエンジェルのメンバーが第3形態で癒すことで元に戻すことができる。
ただ目の下をメイクしただけのセコさの極みを超えてしまった連中ばかりである。
怪人トウサー(佐藤仁) {#1}
ネガティブ怪人第1号。人気の無い飲食店の店主が怪人化。
最後は、ミキの第3形態チアガールVer.の“優しい献身的な彼女大作戦”で癒される。
怪人ドンイー(井戸淳) {#2}
何度も女性にふられた男がネガティブ怪人となった。
ユウナの第3形態女子大生Ver.(80年代風)の“80年代な彼女大作戦”で癒される。
ネガティブ怪人ウチタケー(竹内良仁) {#3}
仕事を抱え込み過ぎている営業マン・竹内さん(25)が、怪人化した姿。「ドゥーン」しかしゃべれない。
チャンの第3変身形態プリティウエイトレスver.で癒される。
ネガティブ怪人ジョーホー(北条宗章) {#4}
篠山紀信さんに憧れていて知識が豊富だが、あまりのオタクぶりに気持ち悪がられるため、写真のモデルがいない悲しいカメラオタクの北条さん(27)が怪人化した姿。
カメラを片手にいやがらせする。「ヌー」しかしゃべれない。
サクラコの第3形態アイドルver.&アイドルver.2の“アイドル激写大作戦”で癒される。
マニュアル怪人ナベワター(渡辺シヴヲ) {#5}
行動のすべてをマニュアル本に頼って、それに沿ったことしか出来なくなってしまった究極マニュアル人間の
渡辺さん(38)が怪人化した姿。
マニュアル本『2004年度版正しい怪人の暴れ方!』を見ながら暴れる。「ディーン」しかしゃべれない。
マリの第3形態セクシーカウンセリングドクターver.の“マニュアル男改造大作戦”で癒される。
怪人ガシトー(富樫真) {#6}
女性とみれば口説いてしまうナンパな性格ながら、一途に思い続けるひとりの女性には告白出来ずに思い悩む
色男系繊細ナルシストの富樫さん(30)が怪人化した姿。
目の下のクマが赤く、怪人になってもナンパをしている。ヴィーナスエンジェルも同様にやっぱり口説かれる。「ラブ」しかしゃべれない。
ビクトリアの第3形態バレンタインクィーンVer.の“恋のバレンタインクィーン大作戦”で彼女に告白できたため癒される。


・情報提供: あるふさん