■ここでは1987年10/2放送のスペシャルに登場した軍団&その他芸人の怪獣怪人を紹介します。
▼マリーオリジン(ビートたけし)
↑の名前は自称で、たけし城元城主。フランス貴族のような格好をして、三太夫Jr.と一緒にVTR観戦をしていた。
円谷プロからの強い助っ人であるウルトラ怪獣や古今東西の英雄・妖怪たちと共に、たけし城奪還をもくろむ。
ウルトラ怪獣に説得するシーンでは、三太夫Jr.と共に人形劇バージョンで登場した。
最後のカート戦では、いつも通りたけし号に乗っていた。
▼東国原英夫之守三太夫Jr.(そのまんま東)
たけし城元家老。殿と一緒にVTR観戦をしていた。格好はいつもと同じ。
▼自由の女神(大森うたえもん)
#12の第二砦に登場した着ぐるみの流用。目立った活躍を見せなかった。
▼はにわ(松尾伴内)
コミカルなハニワの顔出し着ぐるみ。
海外版ではウンチのように見えるため、英語俗語でウンチを意味する“poo”が付いた《プー・モンスター》という名称になっている。
悪魔の館では池にハマった後、悪魔2人にスプレーでの赤い糸を浴びせられてしまった。
すもうでポンでは、ウルトラの母に抱きつきセクハラまがいな事をした。
▼千手観音(ダンカン)
“すもうでポン”で、すがぬま伸さんに千手パンチを食らわせた。
▼トーテムポール(柳ユーレイ)
人喰い穴に挑戦したときに、穴につまづいて倒れてしまい、そのまま放っておかれた。
▼人魚(ラッシャー板前)
天国と地獄に挑戦したときに下半身に着けていた着ぐるみが取れてしまい、見事な3段オチを披露した。
▼ケンタウルス(ガダルカナル・タカ)
戦場にかける橋のボードに立ったまま飛び乗ってしまい、池に転落して溺れかけた。
▼くじゃく(つまみ枝豆)
天国と地獄にロープなしで挑戦したが、そのまま池に落下した。
▼ゴースト(グレート義太夫)
顔が見えないシリーズその1。元ネタは映画『ゴーストバスターズ』の緑色のゴースト。
三太夫Jr.いわく林家三平師匠に似ている。
悪魔の館では池にハマってしまった。
すもうでポンで谷城家老を投げ飛ばす。
▼ジョーズ(井手らっきょ)
自称・ジョーズに食われた海坊主。挑戦するゲーム全てで溺れ死にそうになった。
▼ムカデ(誰なんだ吉武, キドカラー大道, 大阪百万円)
先頭以外は基本的に全く顔が見えない。
ローラーゲームのローラーに巻き込まれてしまい溺れ死にそうになった。
このシーンは#101の総集編でも使用された。
▼ろくろ首(おぼつちやま)
新太郎おぼっちゃまの変わり果てたお姿。
▼マリモ(サード長島)
顔が見えないシリーズその2。緑色の球体に脚が生えている謎の物体。あまりにかわいそうだったので、後半戦からは美術さんが“マリモ”と書いた紙を貼ってくれた。
▼バルタン星人(不明)
#5以来の登場の宇宙忍者。ジブラルタル海峡を渡るときに、始めから右手のハサミに金のボールを隠し持っていた。
▼レッドキング(不明)
宇宙一の暴れん坊であるどくろ怪獣。すもうでポンで、ウルトラの母に勝利した。
▼カネゴン(不明)
コインが主食のコイン怪獣。体内に入ったコインの音が鳴る。
地震だ爺さんに立ったまま挑戦し、座布団から滑り落ちた。
▼イカルス星人(不明)
異次元宇宙人。天国と地獄のゴール地点に背中を強打した。
▼ピグモン(不明)
友好珍獣。ゲーム中にヌイグルミの片足が取れてしまった。
▼ベロン(不明)
酔っ払い怪獣。竜神池で戦死した。
▼エレキング(不明)
電気怪獣。自由への壁に挑戦し、よろい注に尻尾攻撃をしたが逆に倒されてしまった。
▼ゼットン(不明)
ウルトラマンを倒した怪獣で、宇宙恐竜。岩石おとし挑戦時に三太夫Jr.に「哀愁のゼットン」と言われた
▼ゴラ(不明)
数々の光線を持つ怪獣で、参加した怪獣の中で最もマイナー。
光線技で国境の関所を破壊した。
▼ゴモラ(不明)
大阪城を破壊した古代怪獣。海坊主の沼で溺れた。
▼ブラックキング(不明)
宇宙の用心棒。目立った活躍を見せなかった怪獣。
▼シーボーズ(不明)
亡霊怪獣。ナレーターに何の役にも立ちそうにないと言われてしまったが、悪魔の館をあっさりとクリアした。
▼鉄腕アトム(具志堅用高)
アニメヒーロー系助っ人その1。86年冬SPでは谷隊長の助っ人だったが今回はたけし軍の助っ人に。
今大会の出場者の中で一番多くのゲームに挑戦。カート戦後、たけし城の城主に戻った殿によるくじ引きの結果、MVP選手に選ばれた。
▼キン肉マン(ぶるーたす)
アニメヒーロー系助っ人その2で、顔が見えないシリーズその3。事務所の話によると顔が出せるというので攻撃に参加。
しかし、マスクをかぶっているので全く顔が見えなかった。
▼戦国武将(富田勝)
たけし軍が時代を超えて雇った勇士その1。常に酒が体から抜けない戦国武将。
すもうでポンで殿たちの策略により、忍竜関と戦うハメに。
一回目の取り組みで勝ったと思われたが、たけし審判委員長の物言いにより取り直しになり、負けてしまった。
▼三銃士アトス(愛田健二)
とびだせ青春に挑戦したときに、城家老が昔いびられた恨みを晴らすためフィールドを何往復もさせた。
冒頭の登場クレジットでは“アトラス”と表記されていた。
▼三銃士アラミス(にしきのあきら〈現:錦野旦〉)
運動神経はあるが、運が無く自由への壁の1枚目の壁で失格になった。
▼三銃士ポルトス(本郷直樹)
戦場にかける橋からダメだこりゃと言いながら転落してしまった。
▼キョンシーチーム(リュー・ツーイー, キン・トー, リュー・ツーハン, ライ・シンホン他)
当時のキョンシーブームに便乗して参加した。総勢7名の台湾からの助っ人。メンバーは主役キャラ4人と3人のキョンシー達。
テンテン達4名は、映画『幽幻道士2』のPRのために出演。ゲームに挑戦する3名のキョンシーを応援した。
▼七福神(大川興業)
CM前のミニコーナーでたけし城の応援歌を披露する。しかし、歌う前にコーナーが終了して結局歌えなかった。
▼ドラキュラ(藤井洋八)
元B&B。相方の島田洋七隊員が守る岩石おとしに挑戦したが、大量の岩石をよけきれずムチウチになってしまった。
▼フランケンシュタイン(清水アキラ)
新ゲーム“すべってポン”に挑戦し見事成功。得意の操り人形のものまねをした。
▼ゴーゴン(山田隆夫)
ヘビ女に扮している男。戦場にかける橋で見事に成功したが、ボードから降りる際にバランスを崩して池に転落してしまった。
▼魔女(清水クーコ)
戦場にかける橋に挑戦。橋の真ん中辺りでボードが止まってしまったが、神風が吹いてそのままゴールゾーンへ行き見事合格。
▼ゲゲゲの鬼太郎チーム(ダチョウ倶楽部)
この番組で初のゴールデン進出を果たした。
▼ぶた&フラミンゴ(ふらみんご)
女性お笑いコンビ。2人と魔女が女性参加者。
▼象の西村君
『ひょうきん族』にも登場したアフリカ象。自由への壁に猪突猛進した。
後半戦辺りで後ろ足のバイトが帰ってしまったが、ゲームに挑戦するときにはちゃんと戻っていた。
●谷城城主(谷隼人)
全国から3万人の精鋭を率いてたけし城を奪い取った。
しかし、最後のカート戦でたけし城元城主との一騎討ちにあっさりと敗れてしまい3日天下で終わってしまった。
●風雲!たけし城レポーター(稲川淳二)
谷城主の太鼓持ちと戦場レポーターの2役を務める。谷城の宴会に酒を持って登場し、谷城主の機嫌をとる。
しかし、谷城主に怪しげな薬を飲ませたりする恐ろしい一面も持つ。
●谷城家老(城みちる)
元々はたけし城の行動隊長だったが、敗戦後、谷城二代目家老になった。
家老ながらすもうでポンの黄色土俵を肉じゅばん姿で守ったり、ジブラルタル海峡やとびだせ青春の砲手としても登場。
カート戦では谷軍に攻撃指示を出す。
●ウルトラの母(不明)
すもうでポンの青土俵を守る。宿敵レッドキングと戦うが負けてしまい、土下座をさせられた。
但し、CS放送では対決シーンが全てカットされていた。
●ウルトラ六兄弟(不明)
ウルトラマン, ウルトラセブン, 『帰ってきたウルトラマン』のウルトラマンジャック, ウルトラマンエース, ウルトラマンタロウ, ゾフィの6人。
岩石おとしで岩を転がしてたけし軍の妨害をする。ウルトラマンとタロウはカート戦にも参加。
●中山くん
すもうでポンの緑土俵を守る一般参加の小学生。
●洋七隊員(島田洋七)
科学特捜隊の衣装を着て、新ゲーム“岩石落とし”で指揮をとる。
ジブラルタル海峡では砲手のトロピカル洋七として登場。
●悪魔(ストロング金剛, 丹古母鬼馬二)
彼らも再び谷城主側に着いた。いつも通り悪魔の館担当。
人形劇コントにも登場したが、金剛さん人形は海坊主似だった。
今回は餌食となった怪獣に赤い糸が出るスプレーで攻撃する。
●海坊主(岡田正典)
今回も戦場にかける橋担当。
●忍竜(忍竜)
通常通りすもうでポンの紫土俵を守る最強の力士。
●すがぬま伸(すがぬま伸)
通常通りすもうでポンの赤土俵を守る。今回は怪獣相手のため、肉じゅばんを着用。
●よろい注(不明)
通常通り、自由への壁や人喰い穴の番人を務める。エレキングと対決した。
●アメリカ人(大念寺誠)&郷ひろみ(渡嘉敷勝男)
両名曰く今回のコントは完璧だったらしく、お笑いを知りたい奴は俺んとこ来いと言っていたが、ナレーションに笑えるところ特に無しと言われた。
※このスペシャルではカート戦のあとに抽選が行われ、MVP選手に投票をした人の中から1名にハワイ旅行がプレゼントされました。多分、第61回ではハワイ旅行の応募に関する場面がカットされていると思います。(丹野元氣さんより)
*情報提供 : 丹野元氣さん