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8時だョ!全員集合

1969.4〜1985.9
TBS系

■ここでは、ザ・ドリフターズのコント番組の代表の一つである『全員集合』のキャラを取り上げます。情報不足なので情報提供をお願いします。


<一発キャラ:1974/75/76/77/78/79|80/81/82/83/84
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メインキャラ

ジャンボマックス(声:依田英助) {’72〜74}
・身長=3m
1972〜74年ごろ登場した身長3mもの大きさの人体着用ぬいぐるみの大巨人。
ドリフのコント芝居の最中(主に終盤)に突然現れ、静かに去っていく。
顔は白人の中年紳士風で髪型は黒い。一度動く姿を見ただけでもインパクトを与える。
大きさの割には巧妙な操演で動いていた。行方不明になった妹を求めてさまようという設定。
雪男探検の回で初登場した。
ジャンボマックスの唄』というレコードも発売された (歌手は“ジャンボマックス”名義で、ジャンボマックス本人の声担当と児童合唱団のコーラス。その歌でのジャンボマックスの声は東映特撮怪人の声で有名な依田英助さんで、『全員集合』にも声を出していたかは不明)。
アタック!!真理ちゃん』(’74)や『進め!フィンガー5』(’74)などといった
『全員集合』以外のTBS系バラエティーに欠かせない定番キャラととなった。
’75年を境に、弟分のヌー坊ともども姿を消してしまったが、ジャンボマックスは
都内某所で保管されており(出典のネスコ/文藝春秋・刊『70年代カルトTV図鑑』に載っていた情報で管理人は関係者ではないので問い合わせしないでください)、2000年のフジカラー/写ルンですの“ドリフ七福神”に故・荒井注さんの代役として出演予定だった。
そのことからドリフターズの準メンバー扱いされていることも。
ちなみに『風雲!たけし城』のよろい注のぬいぐるみは、ジャンボマックスの頭部の構造がほぼ同じ。
又、『ドリフ大爆笑』末期の雷様コントにも登場していた。
’07年にはキリンのドリフパロディCMシリーズでもリニューアル版が登場した。
ちびジャンボマックス(不明)
ジャンボマックスの小型サイズバージョン。
ヌー坊
ジャンボマックスの相棒。
カラスの勝手でしょうカラス
コントや少年少女合唱隊の終盤になると、突如志村けんさんの近くにやってくるカラス。
そこで、『カラスの勝手でしょう』を客席に向かって志村さんが指揮をとり、合唱させるパターン。
なお、2001年1/5放送の『バカ殿様』で、放送局の壁を越えて殿と再会するネタがあった。
ワンダードッグ(加藤茶, 志村けん)
犬の着ぐるみ姿のキャラで、ダンスでラップを披露する。
ヒゲダンス・ブラザーズ(加藤茶, 志村けん) {1979〜80}
チャプリン風ちょびヒゲを付けて黒のタキシードを着用したタップダンサー。初登場から一瞬で大ブレイクした。
たかしまあきひこさんの作曲による『ヒゲのテーマ』に載せて芸を披露する。振付は大道芸をイメージしたもの。
加トちゃんがボケ担当で、ケンちゃんがツッコミ担当。たまにゲストを加えて3人ヒゲダンスを披露。
ふりかけなどのキャラクターグッズも販売された。
じゃんけんガンマン(仲本工事, 志村けん)
1980年代の最後のコントで登場。
西部の酒場が決闘の舞台だが、決着は銃ではなく“最初はグー、じゃんけんポン”と言うじゃんけん決闘で、“最初はグー”と言う言葉はここから生まれた。
負けた方には、股間に水やビールetc.を入れていくおしおきが待っているが、回数を重ねる事にエスカレートしていき、
終了間際になると、顔に透明の箱をかぶせられて、中に入れた風船を爆発させられたり、メリケン粉を吹き付けるなど、過激度が増していった。
このじゃんけん決闘、最後に負けた時に敗者は楽屋裏で、本気で悔やんでいたという。


一発キャラ(未分類)

長介の父(ゴリラ)
4人のメンバー(なぜか、4人ともジャージ姿)がいかりや家を訪問し、長さんに対する苦情・ドリフからの辞任等を(メインで)加トちゃんが、ゴリラ(本物)に対して説得するショートコント。
ケンちゃんは、「つまらない物ですが」と言って、ゴリラに対してキャベツやバナナを差し入れするが、ゴリラはただ食べるだけ。
最後は長さん自ら登場し、「俺の親父は、とっくに他界したよ!」と怒って追い返すのがオチ。
登場していたゴリラはなぜか作務衣を着て、コタツに入っていた。
塚原ボクチャン(いかりや長介)
剣道修行のコントに登場する剣道の師匠で、塚原卜伝のパロディ
ブーさんは必ず負け、ケンちゃんは相手にさせてもらえないことが多い。
全身タイツ(加藤茶, 志村けん, 高田みづえ)
黒い全身タイツを着てパイ投げ合戦をするコントに登場。
演奏が停止したとき、すかさずターゲットの顔にパイをぶつける。
みづえさんはクリームまみれになかなかならなかったが、最後に顔面に喰らった。
雷様(志村けん)
後半コント『雨やどり(DVDでのタイトル)』に登場。一本角で太鼓を背負っている。
家の屋根の下で雨宿りをしている加藤さんにバケツや口で水をかけてくる。
加藤さんが雷様の悪口を言うとさらに水をかけてきて、彼が屋根から離れると宙づりになって加藤さんを追っていった。
が、最後には加藤さんの持ってきた大きな黒い障害物にぶつかって降りてきて、二人で提供している会社を言い「フォー・ビューティフル・ヒューマン・ライフ」といって締めた(80年代の『ドリフ大爆笑』で同様のセリフで締めるのがあった)。
スズ虫(志村けん)マツ虫(加藤茶)
スズ虫さんとマツ虫さん(DVDでのタイトル)』に登場。
秋の軒下で鳴こうとするが、鳴き声を忘れてしまいセミや犬、ニワトリや猫の鳴き声、むせび泣きやジャイアント馬場・アントニオ猪木両選手の物真似などずれたものになってしまう。しまいには屁をかましていた。
ゴキブリ(仲本工事, 志村けん)
ゴキブリの仁義なき戦い(DVDでのタイトル)』に登場。
仲本さんが家に入ろうとしたら志村さんに自分の縄張りだと言われ、他の家にも志村さんがいた(家は裏でつながっている)ため二人の間で縄張り争いが勃発。追いかけっこの末、仲本さんは屋根に上がった志村さんにバケツで水をかけられた。