■ここでは、長編大河コントシリーズのキャラを紹介します。
●邦子姫(山田邦子)
主人公。噂話が好きな平安貴族のお姫様。みかどの秘密も密かに知っている。
みかどを追いかけるため、みかどの間の“どこでも御簾[みす]”で千年後の1990年にタイムスリップする。
編集で十二単衣姿に一瞬で変身することができる。
●スーパー邦子姫(山田邦子)
・必殺技=友達が全然いないだろう光線
邦子姫の怒りが100%に達したとき、城戸真亜子の姫が作ったサイケな眼が付いた十二単を身にまとい変身。
妖怪と対決する。テレポートで場所移動する。
●真木の君(真木蔵人)
平安貴族で、邦子姫が好きなお方。
邦子姫とともにどこでも御簾をくぐって現代へタイムスリップをする。
990年4月に黒船船団に乗って、米国へ留学した。
●僧・関根[カンコン](関根勤)
スケベな性格の僧侶。ものまねを披露するのが好き。「いとをかし」が口癖。
邦子姫の仲間だが、弱虫なのですぐ逃げてしまう。坊主頭。
天竺で15年、カックラキンで10年間修行してきた。
『キイハンター』のテーマ曲が流れると、戦闘意欲がアップするらしい。
●みかど(高橋英樹)
先祖代々伝わる“どこでも御簾”を使って、現代へタイムスリップして遊びに行く。
そのため不在が多く、次期みかどの地位を狙うなべの君に怪しまれる。
邦子姫はなべの君に怪しまれないよう、テープレコーダーを押してみかどの声を出している。
●桃太郎侍(高橋英樹)
スーパー邦子姫がピンチになったときやって来たみかどの変身した姿。
般若の面を外した後、不幸の手紙の分身を一気にやっつけた。
●早紀式部(高岡早紀)
邦子姫の妹で、文学少女。真木の君に思いを寄せている。
著書『西瓜物語』が平安文芸大賞を受賞し大ベストセラーになったが、断筆宣言をした。
●ラッキィの君(ラッキィ池田)
“平安クイズグランプリ”に参加した平安貴族。陽気にダンスする。
再登場時はおじゃるブラザーズと踊っていた。
その後、カンコンやすえの君とズッコケトリオを組み、毎回自作ステップを披露するようになった。
●すえの君(森末慎二)
邦子姫のお見合い相手。宮中国際競技会の優勝者で、筋肉モリモリの平安貴族。
その後、ラッキィの君と共に準レギュラーになった。
●みかどの母(原ひさ子)
みかどの母親で高齢。初登場は巨大ひな祭りのおひな様役。
本編ナレーションも担当。
●マイクの君(マイク真木)
真木の君の父親で、日本人と米国人の混血。
真木の君が米国に滞在している間、ギターで『バラが咲いた』を弾きながらやってくる大物貴族。
ヒット曲の替え歌を邦子姫と共に考えて歌う。
登場キーワードは“バラ”で、その言葉を言うと、邦子姫はマイクの君のもとへ。
真木の君が帰ってきたお祝いの時、赤いバラを散りばめたジャケットで登場。
●不思議微笑女(天野裕子)
フジテレビ第2回マドンナ捜しコンテストでグランプリ受賞したことを記念してのゲスト出演。
メガネをかけている。マイクの君と共に邦子姫のもとへ。
3回目の登場では赤いバラを散りばめた着物を着て登場。
▼なべの君(渡辺徹)
次期みかどの座を狙い、真木の君の失脚を企む。太っていて、ずるがしこい。
みかどにひれ伏していて、ご機嫌取りをしている。
よく廊下の床が突き破って足が引っかかる。
ドジを踏んでしまうと、『ドリフ大爆笑』のコントのオチBGMを口ずさむ。
真木の君が米国へ旅立った後、真木の君の部屋を改造して乗っ取った。
象を使って邦子姫一派を踏みつぶそうとしたが失敗し、減俸処分にされたうえに元の部屋に戻された。
裕太君という息子がいるが実は未婚なので、カンコンが早紀式部と結婚することで悔しがっていた。
●森口の姫(森口博子)
なべの君に仕える。早紀式部に嫉妬を燃やしている。
なべの君におべっかを使うが、なべの君が実権を握った後、ふてくされている。
その後なべの君の傲慢な態度に耐えきれず、邦子姫の親友になった。
美容のためにパックお面と通常の顔パックの2重パックをしている。
『大学受験講座』のテーマを口ずさむと、邦子姫と講座ネタを披露する。
▼おじゃるブラザーズ(劇団健康)
なべの君の取り巻きである白塗りメイクの3人組。耳よりな情報をなべの君を伝える。
なべの君をひたすらおだてたり、言葉の末尾を繰り返したりする。
メンバーのうち2人は双子で、十二単衣ライブで邦ちゃんの『ストロベリー・タイム』のバックダンサーをした。
1周年SPでは2人だけになっていた。
◆かぐや姫(不明)
みかどの巨大ひな祭りの三人官女役だったが、遅刻してしまう。未登場。
■御所内出世レース(重賞G-I)の出馬
みかどによる人事異動発表に備えての予想での出馬名。
邦子姫が平安貴族たちに馬名を付けて、予想をしていた。
◆UFO
巨大ひな祭りの記念撮影の時に写ってしまった謎のUFO。
ちなみにひな祭りの役柄は、お内裏様=みかど, おひな様=みかどの母, 右大臣=真木の君, 左大臣=なべの君,
三人官女=邦子姫, 森口の姫, カンコン(かぐや姫の代役)。
のちに単発ものまねコントでダダ星人のUFOであることが判明した。
◆郁恵の姫(榊原郁恵)
恋人選びゲームで写真だけ登場。なべの君の奥さんのようだが、実は未婚。
なべの君は彼女をヒロインとした『ノルイクエーの森(上・下巻)』を執筆しようとした。
他に名前だけ登場した城戸真亜子の姫(邦子姫の衣装制作係)も。
●桜姫(山田邦子)
みかどが18歳だったころの初恋の相手。邦子姫そっくりの顔で、おしとやかな当時16歳。
父親が病気になったため、別の男性の嫁となることになり、みかどと別れた。
▼チンピラ(ラッキィ池田他)
1990年の海辺で邦子姫とカンコンが遭遇したチンピラ3人組。チンピラダンスを踊る。
逃げる邦子姫を追いかけた。
▼象(本物)
なべの君がさらに目立つために乗ってきた本物の象。
これで憎き邦子姫とその一派を踏みつぶそうとしたが、逆に可愛がられて失敗に終わった。
●照姫(沢口靖子)
みかどの間のどこでも御簾からやってきた江戸時代のお姫様。元ネタは同局の時代劇『照姫七変化』。
邦子姫は“スージー”というニックネームで、自分のことを呼ばせようといた。
ラッキィの君が惚れて、ガールハントステップを踊った。
御簾が直って元の時代に戻る前に邦子姫と枕投げをした。写真集も出していた。
◆勉の君(不明)&健の君(不明)
双子芸人がおじゃるブラザーズとの二役で演じている。
平安出版社の編集者。早紀式部の著書『西瓜物語』が平安文芸大賞を受賞したことを報告。
それを聞いた邦子姫は早紀式部のマネージメントをすることに。
▼妖怪所(所ジョージ)
・必殺技=一生結婚できない光線, 今年も30で大台光線
どこでも御簾からやって来た不幸をもたらす妖怪。胴体が赤い魚の着ぐるみ。
人の幸せエキスを吸収する。カンコンに乗り移って、不幸のどん底に陥れた。
スーパー邦子姫と不幸になる光線で対決した。不幸の手紙で忍者を作り出す。
桃太郎侍に変身したみかどが忍者を全滅させた後、帰っていった。
鯛から大台光線の残りを出す。
▼不幸の手紙の分身(倉田プロモーション)
妖怪所が10枚ちぎって生み出した8人の分身忍者。あとの2枚は小刻みだったので生み出せなかった。
ピラミッドを組むが邦子姫の気合いの一声で崩れてしまう。
◆かぐや姫(山田邦子)
1周年記念SPに登場。平安一の美女と噂される姫君。
僧兵に襲われているところを真木の君とみかどに助けられた。
惚れている平安貴族に対して、平安特別姫君杯の勝者にデート権利を与えた。
顔は隠しているがは、実は邦子姫と瓜二つのような顔。
最後は故郷の月へ帰ったが、実は早紀式部の『西瓜日記』の話の中の登場人物だった。
◆江口洋麻呂(江口洋介)
1周年記念SPに登場。モテモテの平安貴族。
姫君と付き合っているところをなべの君やカンコンに嫉妬されている。
姫君とのデートを掛けた平安特別姫君杯で2着になった。
▼僧兵(倉田プロモーション)
姫君を襲っていた破戒僧の集団。みかどと真木の君に退治された。
◆アナウンス部の吉四六さん(青嶋達也)
平安特別姫君杯の実況担当。鼻が赤い。
なお、解説は邦子姫とカンコンだった。
◆ツリワ・チカラコブ
平安特別姫君杯・1枠の馬。騎手のすえの君は落馬しても、月面宙返りができる。
しかし競馬を装った徒競走だったため、各馬の見せ場は無かった。
◆ガラスヤ・セガレ
平安特別姫君杯・2枠の馬。騎手はラッキィの君。
▼ムスコワ・ユーター
平安特別姫君杯・3枠の白馬。騎手はなべの君。
卑怯な手段で勝とうとしたが失敗。
◆タイガ・ショウグン
平安特別姫君杯・4枠の馬。騎手は洋麻呂。2着。
●ノッテケ・サーフィン
平安特別姫君杯・5枠の馬。騎手は真木の君。1着。
●ミカド・モモタロウ
平安特別姫君杯・6枠の馬。騎手はみかど。
※コーナー終了後の企画で、主題歌『神様が降りてくる夜』の踊りをビデオ投稿するコーナー。
●多摩テックのコチラちゃんファミリー {'90.8/1}
90年8/1放送に登場。ぬいぐるみを着たまま神様ダンスを踊った。
●Hi★JAC {'90.8/22}
鳥取県の自主制作映画サークル。
夜の鳥取県境港市をバックにヒーローの格好で神様ダンスを踊った。
※’90年10/17放送の時代劇パロディコント。
その後もシリーズ化された。
●邦形平次(山田邦子) {#1}
銭形平次のパロディ。国の形をした手裏剣が武器。
●ガラッ八(ラッキィ池田) {#1・2}
平次の子分。
●お静(山田邦子) {#1}
邦形平次の奥さん。
●牛若丸(真木蔵人) {#1}
平次の仲間。24歳の美青年。
●白忍者(森末慎二) {#1}
平次の助っ人。タートルズと対決した。
●みかど(高橋英樹) {#1}
平安時代からの助っ人。
●てぇへんだぁブラザーズ(不明) {#1}
ガラッ八の子分。モリのクモ地獄に興奮していた。
▼黒忍者頭領(関根勤) {#1}
上州屋の娘をさらった黒忍者党の頭領。
▼石川五右ェ門(渡辺徹) {#1}
・得意技=忍法・変身の術
黒忍者党の一員。上州屋の千両箱を狙う。
拷問されて、白状してしまう。上州屋の娘のダミーにかじりついた。
変身の術を使うが、実はものまねだった。
最後はしっぺマンズのしっぺの刑を喰らった。
▼くノ一モリ(森口博子) {#1}
・必殺技=くノ一忍法・クモ地獄
黒忍者党のくノ一。『水戸黄門』の由美かおるさんのものまねのよう。
▼ニンジャタートルズ(不明) {#1}
アメリカ逆輸入の黒忍者党怪人。映画のイベント用のもの。
▼黒忍者(不明) {#1}
黒忍者党の下忍。
●ガラッ八(三波豊和) {#3}
放送当時、本家ドラマ『銭形平次』に出演していたキャラ。
#3最初のオチで蜂の着ぐるみを着ていたり、邦形平次が変身した邦形ハイジと一緒に踊った。