■1991年度のメインコーナーであるコントのキャラを紹介します。
※91年4月〜9月放送での第1期ファジィ劇場。ニューヨークを舞台にした公開コント。
●クニコ(山田邦子)
主人公。結婚をしたくないので、日本からニューヨークへ引っ越してきた。
派手な格好を好む。初回はかぶりものと新聞紙で自由の女神のコスプレをしていた。
回想する前に踊るのが癖で、踊り終わると回想空間を作り出す。
リモコンで副音声切り替えをして、外国人のセリフを日本語に変える。
●トオル(渡辺徹)
クニコが居候することになった家に住んでいる。デブと言われてばかりいる。
●ヒロコ(森口博子)
トオルの妹。典型的なイケイケギャル。
●山田アカネ(小田茜)
クニコの妹。丁寧口調だが、強気。
●ショー・コチバ(関根勤)
ニューヨークのアクションタレント。初回は黒いアメリカンニンジャ衣装で登場。
青いニンジャ衣装を好むが、空手着の場合もある。
●ラッキィ(ラッキィ池田)
毎回の冒頭で仲間たちと一緒にダンスをしている。
●サキ(高岡早紀)
オープニングでラッキィ君と一緒にダンスをしている。
●謎の画商タカハシ(高橋英樹)
ニューヨークに住んでいる日本人画商。画商だけに「ガショ〜ン」のギャグでズッコケさせる謎の人物。
マフィアなどとの戦いで格好良く決めている。
●カンペー(間寛平)
クニコの父親で漁師。回想シーンで、漁船のセットと共にやってきた。
その後も毎回のクニコの回想で違う役柄として登場し、神出鬼没でラストシーンに乱入する。
●ビル(声:羽佐間道夫) {#2〜}
ニューヨーク名物のピンクのビル型ロボット。クニコの良き相談相手。
親戚のキンカクジにくだらないギャグを教えてもらった。
●夢見る若者(江口洋介) {#4〜6}
アメリカンドリームをつかみ取るため、ニューヨークへ引っ越してきた日本人青年。
様々なアルバイトに就くが、長続きしない。
青春ドラマの主題歌をバックに大袈裟な演技をする。
●ラッキィの親友(横山知枝, 中島宏海) {#6}
6回目のみオープニングでラッキィ君と一緒にダンスしていた。
◆ほら吹きヤクザのタカシマくん(高嶋政宏) {#9}
クニコの知り合い。N.Y.でビッグになることを夢見るヤクザ。
しかし夢が実現せず、日本で極道の再修行をさせられるハメになった。
●千代之ふーじ(宮下直紀) {#19}
トオルのアパートの2階に引っ越してきた青年。ヒロコの友人。
陸上を辞めて相撲取りを目指す。アラビア語が読める。
▼ニューヨーク名物キングコング {#1、5}
巨大なセットで表現している。フランケンシュタインの怪物みたいな顔つき。
▼子泣きジジイ(間寛平) {#5}
「うらめしやー」を掛けたダジャレの“バックレストラン”と言いながら『ゲゲゲの鬼太郎』の歌に乗せて登場した。
クニコに恥ずかしい格好と突っ込まれ、怖がって逃げた。
▼猫娘(不明) {#5}
子泣きジジイと共に登場。
▼一つ目小僧(不明) {#5}
子泣きジジイと共に登場。
▼ねずみ男(不明) {#5}
子泣きジジイと共に登場。
▼のっぺらぼう(不明) {#5}
子泣きジジイと共に登場。
▼ジェイソン(不明) {#5}
西洋妖怪を引き連れて登場。
▼ゾンビ(不明) {#5}
ジェイソンと共に現れた。ガイコツ頭のゾンビ。
▼ドラキュラ(不明) {#5}
ジェイソンと共に現れた。
◆リカちゃん電話(不明) {#5}
クニコがオバケ対策に電話をかけたら、間違ってつながってしまった。
●ゴーストバスターズ(ケント・デリカット, 江口洋介) {#5}
クニコが電話で呼んだ幽霊退治ビジネスとバイトの日本人。
◆マグマ大使(不明) {#6}
冒頭のタカハシのギャグでスライディングしながらズッコケた。
◆快傑ライオン丸(不明) {#6}
冒頭のタカハシのギャグでマンホールからズッコケたり、ラストシーンでは階段を滑りながらズッコケた。
◆カネゴン(不明) {#6}
冒頭とラストシーンに登場。ズッコケるためだけに登場。
◆ピグモン(不明)&月光仮面(不明)&バルタン星人(不明)&シーボーズ(不明) {#6}
ラストシーンでズッコケるためだけに登場。
▼矢魔喝の総長(間寛平) {#6}
回想に登場した暴走族の総長。東京弁で喋る。クニコ命。
女性のツッパリがサイドバイクを動かせないので、押しながら帰った。
▼矢魔喝の姉御(不明) {#6}
暴走族の女性メンバー。サイドバイクに乗っているが動かせない。
▼ブランド一家 {#6}
日本人アパートからトオルたちを追い出して、地上げで大もうけをしようとするマフィア。
タカハシが子分をなぎ倒し、ボスはタカハシとの会話で去っていった。
◆黒子(不明) {#6}
ブランド一家の要求が書かれたカンペを見せる黒子。
クニコはカンペの漢字部分を飛ばして読んでいた。
▼ロコト(西田ひかる) {#7}
トコロ博士が造った泥棒用のアンドロイド。
最初は英語で話していたが、音声切り替えリモコンで日本語を話していた。
トオルの部屋の壁や窓を怪力で壊していた。
なぜか居候のクニコに責任を押しつけられ、クニコは一週間コキ使われた。
▼トコロ博士(所ジョージ) {#7}
ロコトの生みの親の天才科学者だが、実は泥棒。
くだらない替え歌と、『志村けんのだいじょうぶだぁ』の名物キャラ《変なおじさん》のネタをパクるのが特徴。
ちなみに志村けんさんが演じた『変なおじさん』は、女性が一人の時もしくは女性ばかりの所に割り込んで来ては、
悲鳴を聞いて駆けつけた男性陣の一人に「何だ君は?」と聞かれてネタを披露するがパターンだが、
トコロ博士の場合は、途中ではぐれたロコトを探すと言うちゃんとした目的があり、
それゆえにトオルを強引に引っ張り出しては、怒ったトオルに「何だあんた!?」と聞かれてネタを披露したが、
クニコとトオルに番組が違うとか人のギャグを勝手に持ち出すなと突っ込まれた。
▼キングコングのバルーン {#7}
トコロ博士の置き土産。突然ふくらんで暴れ出した。
クニコにパンチを喰らわせた。
◆アメリカンポリス(不明) {#7}
トコロ博士を追ってきた警官。黒人と白人のコンビ。
普段は英語で話しており、音声切り替えリモコンで日本語音声にしても何故かうまく日本語を話せない。
◆カンチ(間寛平) {#7}
10年前にクニコと付き合っていた父親が島の持ち主であるアヘ島の住民。
クニコのことを“クンチ”と呼ぶ。
水着ギャルを多数連れていて、カンチの「アヘ!」の合図の後にギャルたちが「ウヒハ!!」と言う。
▼カイーノ(間寛平) {#9}
35年間もホラ貝の中に棲んでいた天狗。
クニコを巨大ホラ貝の中に引きずり込んで、一緒に暮らそうとした。
●ガチャピン(声:雨宮玖二子) {#14}
『ポンキッキ』のキャラ。ムックと一緒にニューヨークにやってきた。
●ムック(声:松田重治) {#14}
『ポンキッキ』のキャラ。クニコに“モップ”と言われてしまう。
◆きかんしゃカンペー(声:間寛平) {#14}
NYで大人気のキャラクター。カンペーちゃん似の顔のドアから風船が出てくる。
▼赤いきつね(不明)&緑のたぬき(不明) {#18}
なんですか物語のコントから登場。南の島でクニコたちが遭遇した。
▼しっぺカメカメ(不明) {#18}
南の島でクニコたちが遭遇した大きなミドリガメ。
▼ダチョウ(不明) {#18}
南の島でクニコたちが遭遇したダチョウ。
◆島娘(Wink) {#18}
91年8/21に開催された生放送ライブでのファジィ劇場特別編の主題歌を歌唱した。
エンディングでもファジィ劇場出演者と歌唱した。
▼アヘウヒハ3世(間寛平) {#18}
南の島の首長。
トオルたちのものまね光線で勝負する。
▼イカイカ・ハマハマ・ラッキィ(不明) {#18}
黒い全身タイツにイカの飾り。Wハマーのハマーと同じ衣装のキャラ。
▼アヘ族 {#18}
黒塗りメイクに全身タイツのキャラ。尻尾が付いている。
▼ストロング・アヘ族 {#18}
茶色塗りメイクに全身タイツ。
タカハシ隊長にやられてしまった。
◆アヘアヘ族の使者(MALTA) {#18}
ターバンをかぶっていて、トランペットを鳴らす。
◆幻の果物 {#18}
クニコが書いた小説で、探検家姿のクニコたちがさがしている伝説の果物。
実はスイカ野郎で、ビニールの巨大風船だった。
クニコたちの夢はこの武道館でやることだった。
◆ランプ売り(オースマン・サンコン) {#19}
巨大な魔法のランプを売っていた行商人。
ヤマダ姉妹がそのランプを買った。
◆ランプの責任者(ジョン・ムルアカ) {#19}
巨大ランプの中に潜んでいる魔人。
巨大は煙は胃薬の匂いがする。
願いを叶えようとすると、勘違いで発音が近い全く別の物を出す。
◆ランプから出たゲスト(KAN) {#19}
願い事で出現した歌手。
▼ダイジャ {#19}
欲しいもののダイヤを出そうとしたら出てきた果てしなく伸びる大蛇。
◆アリババ(間寛平) {#19}
巨大で縦長のターバンに筋肉じゅばんのキャラ。
巨大ランプの持ち主。
◆家来 {#19}
アリババの子分である子供たち。
◆バニーボーイ(ラッキィ池田) {#20}
月のタイセーと共に登場。ウサギの耳に紳士服。
◆バニーガール {#20}
月の神様と共に登場。銀色のコスチュームで登場。
コチバはコスチュームが黒いものではないことで文句を言っていた。
◆杉坂早太(時任三郎) {#20}
津軽藩のお手周り組の武士。満月の字のハチマキ。
峰打ちでコチバを一瞬でやっつけた。
実はまじないにかかったタイムトラベラーだった。
美女と口づけすると元の世界に戻ることができるはずが、拒否した。
◆月の神様(間寛平) {#20}
月のかぶりものにステテコ・腹巻きといったいでたち。
満月の夜に美女と口づけをするとまじないが解けることを伝えに来た。
美女じゃないものと口づけをすると遥か遠くへ飛ばされることを告げた。
※91年11月からの第3期ファジィ劇場。
コントとスペシャルゲストによる“みんなで歌おうフォークボックス”の2部構成。
●貴花子[たか=はなこ](山田邦子)
主人公。人気女優をめざし、ミュージカルオーディションを受けようとしている新人女優。
普段はウェイトレスとして働いている役柄を演じていて、よく歌を使ったギャグを披露している。
場面転換用カーテンを出現させることができる。
#3からピンクのコスプレカフェ衣装で登場した。
●若花子(森口博子)
貴花子と共にスターをめざしている新人女優。大袈裟なセリフをよく使う。
#3から黄緑のコスプレカフェ衣装で登場した。
●藤島チーフ(森末慎二)
若貴コンビに仕事を命令するチーフ。
ギターの引き語りが得意。
●大鵬プロデューサー(渡辺徹)
毎回、持ち歌『約束』を歌いながら登場する巨漢のプロデューサー。
ありとあらゆる物にマイクを仕込んでいる。
●栃ディレクター(中山秀征)
ミュージカルの演出を担当していて、昔は役者になることが夢だった。
貴花子の芝居の練習に付き合うが、散々な目に遭うこともしばしば。
●れいこ(かとうれいこ) {#3}
水色のコスプレカフェ衣装を着て登場。
◆東京-札幌男(ラッキィ池田) {#2}
表側が東京タワー、裏側が札幌時計台というリバーシブルな着ぐるみを着たキャラ。
遠距離ドラマ練習シーンの場面転換担当。
◆マグマ大使(不明)&月光仮面(不明) {#2}
レストランで食事をしていたヒーロー。
◆王様(不明)&お姫様(不明) {#2}
レストランで食事をしていた。
◆明るいニュース男(ラッキィ池田) {#3}
ラインダンサーを引き連れ明るいニュース。
ピカピカの赤い衣装に白い全身タイツ。頭上にヒマワリを付けている。
▼暗いニュース男(ラッキィ池田, デンジャラス) {#3}
暗いニュースになると奇怪なBGMと共にアングラ劇団風ダンスを踊る。
●仲代達矢(関根勤) {#4}
『忠臣蔵』の大石内蔵助の衣装で登場。気迫が強い。
刀の先がマイクになっている。
●赤穂浪士 {#4}
大石内蔵助と共に、コスプレカフェに大勢で来た客。
▼吉良ーズ(ラッキィ池田, デンジャラス) {#4}
『忠臣蔵』の吉良上野介の格好で登場。
大石内蔵助に斬られてしまい、退場してしまった。
・情報提供: JBDXさん