■前作の円谷プロに代わり、東宝企画が制作を担当。
※『ゴッドマン』に登場する登場怪獣は、初出作品別に分かれています。
ちなみに話数は6日分(月〜土)で1話又は2話になっています。
※ {ファミリー劇場再放送での話数(3日分×2の場合はAパート, Bパートに分割)}
●ゴッドマン(不明)
・出身地=ファイヤーゴッド星 / 必殺技=ゴッドマン超音波, ゴッドスパーク, ゴッドクラッシュ, ゴッドサークル
『こどもショー』のヒーローでは1、2を争うほどカルトなヒーロー。
子どもたちが怪獣や怪人に襲われていると、突如やってくる。
“ゴッドマン拡大”で巨大化が可能。子供をいじめる怪獣や怪人を退治する。
両足のリングが取れてしまうと等身大サイズに戻ってしまい、急激にパワーダウン。
尚、CS・ファミリー劇場で再放送された時、ネット上で密かに人気が再燃していた。
●怪獣おじさん(朝戸鉄也) {#23〜}
子どもたちの保護役として登場。いつもドジばかり。
●おねえさん(鶴間エリ) {#24}
小学校の先生らしい。
▼キンガー {#1}
ゴッドマンが(ファミリー劇場の再放送順では)最初に戦った怪獣。
ニタニタ笑っているような表情。クチバシのような口と一本角が特徴。
▼ゴーストン {#3}
ブロンズ製ボディのマグマ怪獣。マグマをエネルギーとする。水に弱い。
▼ヤスゴン {#4}
オナラが必殺技で、ゴッドマンを苦しめる。戦闘中に少年と親友になり改心したが、ツノケラーに処刑された。
実はTX『ちびっこスペシャル』でテラ・インコグニータの対戦相手として登場した怪獣。
▼ツノケラー {#4}
ゴジラをコミカルな顔つきにしてウサギのような耳を生やしたような怪獣。透明になることが可能。
▼ツノシルバー {#5}
銀色に輝く2つの角が特徴の怪獣。
▼マダラン {#7}
コミカルな目つきの地底怪獣。大きな爪をシャベル代わりにする。
▼ギャットラー {#8}
植物怪獣。『全怪獣怪人』では《ギャッド》と表記されている。人間の水分がエネルギー源。
棍棒を振り回して攻撃する。
▼モモングラー {#9}
多数の目を持つ怪獣。名前の由来は、モモンガ+モグラか。
▼フォルゴン {#10B}
カメーバが撤退した後、出現した怪獣。怖い目つき。
▼ボルペス {#11}
松ぼっくりがモチーフと思われる怪獣。発火性の赤い煙を吐いて周囲を炎に包み込む。
▼イモゴラス {#12}
じゃがいもがモチーフの怪獣。カラフルな頭部のイボと無数のクラゲのような触手が特徴。
バリアを張って防御する。ゴッドマンのキックを食らって、無数のじゃがいもになった。
▼ブルマン {#13}
牛型怪獣。バク転で攻撃をかわす荒技を披露した。
▼ドンゴラー {#14}
大きな頭のブヨブヨ怪獣。ゼラチンボディにとんがった鼻が特徴。弾力性は高い。
▼スケルトマンNo.1&スケルトマンNo.2 {#15}
骸骨怪人コンビ。戦闘中に仲間割れしてしまうほど仲が悪い。
▼トランカー {#18A}
・出身地=ズルーム星
人面怪獣。目からビームで攻撃するという設定。
▼ホッター {#18B}
伸びている牙で噛みつき攻撃をする等身大怪獣。実は警備員に怪獣の面がとりついて怪獣化したものだった。
▼グリーンマスク {#19A}
東南アジアの悪鬼の面のようなマスクが特徴の怪人。子どもたちを誘拐していたがその目的は不明。
いたずら好きで卑怯な手段を使う。テレポートでゴッドマンを攪乱させた。
ゴッドマンと3日にわたる追いかけっこを繰り広げたが、ゴッドマンのお尻ペンペンで懲らしめられ改心した。
▼フントラー {#19B}
犬型怪獣。フント Hund とは、ドイツ語で“犬”という意味。
▼カッパルゲ {#20B}
河童怪獣。『バロム・1』のドルゲ魔人のようなネーミング。奇っ怪な鳴き声を発する。
クワガタムシが変身したものらしい。
▼オストタム {#21A}
公害汚染された海の影響で魚が突然変異した怪獣。地上でも行動可能で、大きな目玉が特徴。
飛び跳ねながら移動する。
▼ティボラス星人 {#21B}
ティボラス星の海底人。流星となったティボラス星が墜落して地球へ。
普段は地球人に化けて生活しているという設定。下半身はボルペスの改造らしい。
▼ツノジラス {#22A}
2つの角が特徴の怪獣。ゴジラのぬいぐるみを改造したもの。岩の中から誕生した。
これもヤスゴン同様『ちびっこスペシャル』からの流用。人気が高かったらしく『グリーンマン』にも再登場した。
▼エレファンダー {#22B}
象怪獣。頭部には象牙が多数ついていてクラゲのようにも見える。体毛のおかげで守備力が高い。
▼トットザウルス {#23A}
本来は善良な鶏怪獣。トサカがヘビメタ風で、クチバシが鼻のようになっている。
ニワトリ小屋で飼われていた鶏が、子どもたちにいじめられ、その為復讐しようと怪獣に変化したもの。
最後はゴッドマン超音波で浄化され、元の鶏の姿に戻った。
▼シラージ {#23B}
顔がドクロになっているゴリラ怪獣。猿をいじめる子どもたちに仕返ししようとする。
ヤスゴン, ツノジラスと同じく『ちびっこスペシャル』用の怪獣だった。
▼ウルフラー {#24}
人面犬のような狼怪獣。最期はゲジルバによって爆死してしまった。
この回からドラマ性がアップしたらしく、怪獣おじさんが本編初登場。
▼ゲジルバ {#24}
ゲジゲジ眉毛が特徴の人面怪獣。ゴッドマン, ウルフラーと三つ巴の戦いを展開した。
▼トリローン {#25A}
オットセイがモチーフの海底怪獣。
この回から『おはよう!こどもショー』の当時のお姉さん・鶴間エリさんも登場した。
▼イボギラー {#25B}
怪獣おじさんの夢の中に現れたイボ怪獣。ゴッドマンの武器を魔法で消したり、透明化して背後から攻撃する。
ゴッドマンは初の敗北を味わうが……実は怪獣おじさんの夢だった。
▼アクモン {#26}
ゴッドマンが(ファミ劇再放送での)最終回で戦った怪人。赤い頭部が特徴。
ステゴジラスと共に、謎の黒幕に捧げる生け贄として“赤いリボンの少女”をさらおうと企む。
ムチで攻撃してくる。ちなみに最終回は巨大化戦は無かった。
▼ステゴジラス {#26}
ゴッドマンが(ファミ劇再放送での)最終回で戦った怪獣。アクモンの相棒。頭部が青い拳銃使い。
▼アクモンの自動車 {#26}
アクモンが操縦する黒い自動車。武装している。
▼謎の声(不明) {#26}
今までゴッドマンに対して、様々な怪獣や怪人を送り込んでいた黒幕らしき声。
煙を立てている火山から、手下のアクモン&ステゴジラスに少女の生き血を捧げるように指令した。
『グリーンマン』の魔王と同一人物かどうかは謎。
▼ガバラ {#2}
ガマガエルの突然変異怪獣。元々は映画『オール怪獣大進撃』の怪獣。毒煙を吐いて攻撃する。
等身大のゴッドマンを投げ捨ててしまうほどの怪力。後に『グリーンマン』にも登場。
▼ゴロザウルス {#6}
・出身地=インドネシア・モンド島
原始恐竜。元々は映画『キングコングの逆襲』に登場した怪獣。
体長の半分を占める強靱な尻尾で攻撃。なぜかミニチュアの家を徹底的によけまくっていた。
▼カメーバ {#10A}
この回は初の3日完結エピソード。巨大ガメ怪獣。元々は映画『決戦!南海の大怪獣』の怪獣。
異常に硬い甲羅は今回も健在だったが、ゴッドクラッシュで甲羅に大ダメージを喰らった。
最後は急所の腹部にゴッドマンのパンチを食らった後、海へ逃げていった。
▼サンダ {#16}
フランケンシュタインの怪獣。後に『グリーンマン』にも登場。オリジナルは善良な怪獣だったが、
『ゴッドマン』では悪の怪獣として登場した。
▼ガイラ {#17}
海底に棲息するフランケンシュタインの怪獣。後に『グリーンマン』にも登場。
▼バットマン {#20A}
コウモリ怪獣。同名のアメコミヒーローとは一切関係ない。
『緯度0大作戦』のコウモリ男のぬいぐるみの流用なので便宜上ここの項目に。
▼ホワラックドン
殺し屋怪獣。正統派デザイン。『グリーンマン』では名称が《ゴワラックドン》になっている。
▼バトルス
戦闘怪獣。影の中に潜り込んで攻撃してくる。
●ゴッドマン(声:芹沢秀明)
ごぞんじおはようヒーロー。
▼シラージ
ガイコツ頭のゴリラ型怪獣。
▼ツノジラス
よりリアルな造型となった『ゴッドマン』を代表する怪獣。
▼ガイラ
東宝映画スピンオフ怪獣で唯一の復活キャラ。
・情報提供: HMミヤータス大元帥さん
・参考資料:『全怪獣怪人(上)』※(1989・ケイブンシャ)
(※英知出版/インフォレスト刊の2003年発売の復刻版『全怪獣怪人大事典』では下巻に収録)