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おはよう!こどもショー
〜行け!グリーンマン〜

1973.11〜74.9
日本テレビ系

■東宝企画による『こどもショー』怪獣シリーズ第2弾を担当。

※『グリーンマン』に登場する登場怪獣は、初出作品別に分かれています。
ちなみに話数は3日分で1話になっています。

※ {ファミリー劇場再放送での話数(『全怪獣怪人(上)』での話数)}


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メインキャラ

グリーンマン(声:【後期】納谷悟郎)
・出身地=金河系グリーン星 / 必殺技=ブレスター, マウスビーム, アイビーム他 / 武器=グリーンマンスティック, イヤーブーメラン, レッグアロー他
緑色のボディーの東南アジア風ヒーロー。海老名みどりさんが『こどもショー』3代目司会になったことから名付けられた。
金河系グリーン星から地球の環境を守る為に派遣されたロボット生命体で、神の使い。
地底の魔王アジトに充満している猛毒の瘴気には弱く、地底では巨大化不可能。
グリーンマン・ジャイアントマシーンチェンジ”で巨大化(時々怪獣より先に巨大化する掟破りパターンも)。
子供たちが“グリーンコール”という道具を使って召喚するとたちまちやって来て、ピンチになると、子どもたちがコールからの光でエネルギー全回復するが、いざという時にグリーンコールのスペアを使う。
グリーンマンの声は前期型(#1〜)と後期型(#2〜)の2タイプがあり、たまに声が混同されることも。

魔王(声:田中亮一)
暗黒星雲の魔族の支配者。神によって血を全て抜き取られて体を動けなくされ、封印された。
地球侵略を企み、部下のトンチキや手下を送り込む。触れるとトンチキと手下以外は石化してしまう。
本拠地は上野公園の地下に存在する。作戦に失敗したトンチキに激怒する。手から稲妻を放つ。
最終回で公園地下のアジトも崩壊した。
トンチキ(声:田口昂, 雷門ケン坊)
魔王直属の部下である女幹部(という設定だがオカマっぽい)で、醜いがコミカルな姿。
木の根っこが主食。魔王の足から誕生したので、魔王に“”という身も蓋もない仇名で呼ばれている。
チチンプイプイのパ」と呪文を唱えると、どんなものでも怪獣化してしまう。
幹部クラスの魔族なのだが、実質上ザコキャラなので、子どもたちにあっさりと負けてしまうこともしばしば。
口からロープを吐く。魔王に怒られてばかりで、おしおきを喰らうことも。
最終回では魔王が倒された後、子どもたちにリンチされそうになり、許しを乞い、改心した。
※グリーンマンの声同様、声優さんが2通りある。
魔王の手下(声:田中亮一)
魔王一味の戦闘員。本来は土でできた人形。デザインは猿がモチーフになっている。
主に子どもたちをいじめるのが仕事。
暗黒怪獣
に変身するが、単独ではあっという間にグリーンマンにやられてしまう。
中盤ではただ魔王に叱られているだけの存在になってしまった。
終盤では怪獣のネタが尽きてしまったため、魔王の手下に衣装を着せただけの怪人が登場した。
最終回では、最強の怪獣に変身できる最後の一匹が登場し、「いいぞ、トンチキ日本一!」という最初で最後のセリフを言っていた。最終決戦でグリーンマンのスティックファイヤーを食らって、怪獣に変身する前に爆死した。


ヒューマン系

ガラメドン {#1(#31)}
・出身地=埼玉
『ヒューマン!!』最終回前に登場した怪獣。グリーンマンが(ファミリー劇場の再放送順では)最初に戦った暗黒怪獣で三葉虫型。
トンチキの呪文により魔王の手下1匹が変身した。巨大化し触手から電撃を放つ。
『全怪獣怪人』では#31に登場する怪獣と紹介されていたが、魔王が復活するシーンとグリーンマンが子どもたちにグリーンコールを渡すシーンがあるところから第1話らしい。
アントギラス {#2}
『ヒューマン!!』最終回に登場した怪獣。砂場の無数の蟻が合体して大蟻となり、さらにトンチキの呪文で怪獣に変化。グリーンマンを公園の土管トンネルの中にある自らの蟻の巣の中に引きずり込ませた。
グリーンマンが巨大化した後、自らも巨大化した。黒い毒液を吐くが、トンチキの体にかかってしまった。
ゲジル {#3}
魔王の手下が変身した怪獣。メカを狂わせる光線を左腕から発射するが、3発しか使用できない。
等身大戦ではトンチキが「必殺技は最後のお楽しみ」と光線を温存させたが、あっけなく敗北した。
激怒した魔王が再生巨大化させ、グリーンマンに光線を浴びせ、コンピュータを狂わせ苦しめた。
ストック {#7}
『ヒューマン!!』ではグランドフラッシャー配下の怪獣第1号。
有翼怪獣で、両翼には対光線用の反射鏡が多数付いていたが、全く意味がなかった。
砂を使った攻撃を得意とし、口から砂のブレスを吐いたり、砂嵐を巻き起こす。
等身大戦ではいつもの魔王のアジトに近い公園で戦い、ブランコに乗ったグリーンマンのキックを食らった。
巨大化後、戦意をなくしてトンチキの呪文で処刑されたが、性能テストに利用する為、最後の
チャンスを与えられたが、逃げ出した為、魔王に処刑され爆死した。
バリンガー {#8}
・必殺技=必殺コマ嵐
一つ目怪獣。コマから誕生した。ジャイアントスイングでグリーンマンを何十回も独楽回ししたが、自らも目を回した。
クネクネと腰を揺らしながら巨大化。頭部からコマを連発する“必殺コマ嵐”でブレスターのミサイルを破った。
目つぶし怪獣メガヘルツ {#9}
かつて『ヒューマン!!』のキー局であるNTVを襲撃したという白骨怪獣。
両翼が人間の耳の形になっていて背後は蝶のよう。
目つぶし光線で、グリーンマンの視界を遮ろうとするが、逆にファイヤーファインディングで暗闇に包まれたり、
グリーンマンの砂かけ攻撃で目つぶしを喰らってしまった。
ドラゴンダ {#10}
竜とカバの合成怪獣。金属を腐敗させる菌を吐く。その菌の繁殖力は異常で、30分後に金属が完全にさびてしまう。
鼻の頭に付いている角も武器。グリーンマンの武器や技を封じたが、2度目のブレスターで爆死。
鋼鉄怪獣ダンバラキ {#12}
半分骨になっている半魚人。そのボディは鋼鉄のように硬いので“鋼鉄怪獣”という異名を持つ。熱線を吐く。
『ヒューマン!!』のときは狡猾だったが、魔王の手下2匹が変身した奴はなぜか頭が鈍くなっている。
キングタコラス {#13(#7)}
頭部が異常にでかいタコの怪獣。力自慢で強力なトゲと吸盤付の触手で攻撃。
ウルトラCの秘密兵器“猛毒ガス”を吐く。

ギャロン {#15(#9)}
・出身地=アフリカ
蛙のような頭の怪獣。魔王の手下が変身。イボからの電撃と鋭い爪が武器。
奇っ怪な鳴き声。
ブルゲリラ {#17(#24)}
・出身地=秋田県
武器の使い方にたけている怪獣。両腕に触手が付いていてこれで敵を叩く。
電波でブレストシューティング(=ブレスター)のミサイルをはじき返し、グリーンマンを機能停止させた。
勝利したと思い喜んで帰還しようとする最中、グリーンコールで回復したグリーンマンの反撃で倒された。
目つぶし怪獣ドロク星人 {#18(#25)}
・出身地=ドロク星
伸縮自在のタコ型軟体宇宙人で、多数の触手を持つ。フラッシャー軍団とも同盟を結んでいるドロク星のエイリアンで
魔王一味に協力する。口から黒い霧を吐いて、グリーンマンのカメラレンズの視界を遮った。
グリーンマンのグリーンマンダートで目が眩んでしまい、レッグアローで爆死。
スパイダー {#19(#14)}
・出身地=アンモニアン星
名前の通り蜘蛛の怪獣でアンモニアン星に棲息する巨大蜘蛛。トンチキと共に子どもたちを捕獲しようとした。
口からネットを吐き、それをかぶせた後馬乗りになり、触手で叩く戦法が得意。
2代目スパイダー {#39(#32)}
・出身地=アンモニアン星
スパイダーの強化版。周囲に一瞬で蜘蛛の巣を張りつめ、相手を逃さなくする。
大ダメージを与える特殊な糸を吐いて、グリーンマンをショートさせる。
四次元怪獣ブランカー {#21(#46)}
超ウルトラ級の四次元怪獣。紙の中に相手を封印する能力があると資料に書かれていたが、使用しなかった。
鉄人28号のブリキ人形になりすましている。電磁光線でグリーンマンをえぐり寄せる。
音波怪獣ジャイロック {#24(#12)}
ヒューマンが最初に戦った怪獣で、かつてフラッシャー軍団所属だった。レッドキングを銀色にして角を生やした
ような怪獣。超高周波を発射してメカを狂わせる。トンチキとブロックサインで会話していた。
爆弾怪獣ダンケット {#25(#7)}
怪人タイプ。ヒューマン版との違いは、背中のとぐろ状の殻が無いこと。
口から爆弾を吐き出し、投げつけてくる。弾切れになってしまうが、最後の1個が出てきた。
セグロ1号 {#26}
怪獣ロボット。ヒューマン版との違いは、両目。赤外線を放出して、グリーンマンをオーバーヒートさせようとした。
ギリンガ {#29}
パンチ力のある怪獣でサウスポー。かつて初代ヒューマンを倒した強豪だったが、魔王配下のギリンガは弱虫で、
等身大の時は逃げ回っていた。しかし巨大なこぶしは岩をも吹き飛ばす破壊力を誇る。
レッドロック {#30(#18)}
熱線を吐き、地面を溶かして相手を動けなくする技を持つ怪獣。胴体に顔がある。
魔王の呪文でテレポート能力を得た。
シビレゴン {#32}
四次元からやってきた怪獣で、テレポートなどで攪乱し、グリーンマンを異次元に引きずり込ませる。
ザリゾン {#33(#34)}
左腕からの毒煙でメカを狂わせ、グリーンマンを自由にコントロールしたが、グリーンコールの魔力で効果を消された。
フラッシャー {#34}
・必殺技=つばめ返し分身の術
本来はフラッシャー軍団戦闘員だが、『グリーンマン』では単体の怪人扱いで登場。赤い両目を持つ
レッドアイ》と呼ばれるタイプで、同じ戦闘力を誇る分身《ブルーアイ》を作る。
しかし、名前の通りハエの様な目が青いのでバレバレだが、グリーンマンは苦戦した。本体が気絶した後、トンチキのキスで回復した。
その後、グリーンマンに攻撃をかわされ分身が消滅してしまう。


ゴッドマン系

ツノジラス {#6(#11)}
2つの角が特徴の怪獣。超秘密兵器であるトゲ付ガス弾を武器にするが、そのガス弾の製造に遅れている。
そのガス弾を頭部に付けて、トゲ状の爆弾を飛ばしたり頭突きしたりして攻撃。口から毒ガスを吐く。
地震怪獣トットザウルス {#11(#5)}
海底に棲息するおとなしい草食性鶏怪獣。本来は善良らしい。
足を一踏みする度に大地震が起こるが、その能力を最大限に発揮できるのは等身大時だけ。口から毒煙を発する焼け石のつぶてを吐く。
イボキラー {#22}
イボ怪獣。『ゴッドマン』で、怪獣おじさんの夢の中に出現した怪獣イボギラーをトンチキがグレードアップしたもの。
さすがのゴッドマンを敗北させたほどの強敵だけあって、グリーンマンも苦戦した。
電力を吸収するキノコのカサ(?)でグリーンマンを機能停止させたが、トンチキがグリーンコールを踏んでしまい、グリーンマンが元通りになってしまい、敗北。
熱線怪獣ゴワラックドン {#23(#21)}
・必殺技=ロボットバーベキュー
資料では《ホワラックドン》と表記されていた殺し屋怪獣。熱線で攻撃。
最大の技は発火性のガスを吐いて、周囲を火の海にする《ロボットバーベキュー》。
ステゴジラス {#35}
本来はゴッドマンが(ファミ劇再放送での)最終回で戦った怪獣。昆虫型で、吹き矢が武器。
グリーンマンの油を全て抜き取ろうとする。
ティボラス星人 {#36(#37)}
音楽好きの宇宙人。子どもたちに友好的と見せかけ、誘拐しようと企む。
左半分にだけ付いているヘッドホンからトンチキの呪文で生み出したレコードプレーヤーから流れるメロディで、戦闘力を増幅させることができる。
しかし、子どもたちにヘッドホンを奪われてしまうが、蓄音機のラッパを持ってやって来たトンチキの歌で、テンションが上がりグリーンマンに反撃するが失敗。巨大化後は粘液を吐いて目つぶし攻撃する。
ヤスゴン {#37}
背びれがヤスリのように鋭い怪獣。口からネットを吐いて、身動きを取れなくする。
巨大化後は強靱なロープムチで攻撃。
シラージ {#40}
・必殺技=鋼鉄玉
顔がドクロになっているゴリラ怪獣。魔王の手下の中で最優秀とされている者が変身した。
巨大モーニングスター“鋼鉄玉”は、恐るべき破壊力を秘め、グリーンマンのボディ内部にヒビを入れた。
自ら回復したグリーンマンによって、鋼鉄玉を落としてしまい、魔王のアジトに岩石が落下してしまった。
アクモン {#41}
本来はゴッドマンが(ファミ劇再放送での)最終回で戦った怪人。ハニワの鎧を着た中途半端な手下が変身。
その鎧は爆弾を大量に作成できるので、全身爆弾の塊である。爆弾を投げつけて攻撃するが、
グリーンマンスティックでかっ飛ばされて爆死。
カッパルゲ {#42(#27)}
・必殺技=目潰しシャボン玉
河童の怪獣。水中ではハイスピードで移動。
体をクネクネさせることにより粘着性の高い目潰しシャボン玉を作り出すが、大量に放出すると威力が全く無くなる。
ホッター {#44(#29)}
・武器=殺人剣
身軽く、かなりスピードが速いムササビ型怪獣。逃げるのだけはお手の物でワープで攻撃をかわしまくる。
伸びている牙で噛みつき攻撃をする。巨大化した後、魔王の殺人剣を受け取り攻撃する。


東宝映画系

ガイラ {#4(#2)}
・出身地=千葉県
フランケンシュタインの怪獣。『ゴッドマン』に引き続き登場。ものすごい怪力を持つ。
トンチキが子どもたちの石投げに敗北した後、呪文で魔王の手下をガイラに変化させた。
鉄錆怪獣ガバラ {#14(#13)}
・出身地=熊本県
ガマガエルの突然変異怪獣。『ゴッドマン』に引き続き登場。初の巨大化しない怪獣。
普段は怪獣人形に化けている。人間の子どもを呑み込むことができ、さらに毒爪でグリーンマンを錆びさせる。
食いしん坊怪獣サンダ {#31}
・必殺技=ゲップ
フランケンシュタインの怪獣。『ゴッドマン』に引き続き『グリーンマン』にも登場。
ミサイルでも何でも食べる怪獣で、食べた後、体がシビれるゲップを吐き出すが、眠くなってしまう。
ゴリラ {#38}
凶暴化したゴリラ。『キングコングの逆襲』のキングコングのぬいぐるみの流用なので便宜上ここの項目に。
グリーンマンと相撲で勝負した。巨大化後は岩石を投げつけて攻撃する。
しょうもない怪獣だったので、トンチキは決着が付く前に、魔王のおしおきを食らったが、説得してやめさせた。
ミニラ {#46}
ゴジラの息子の偽物。オリジナルは善良な怪獣だが、魔王一味のミニラは当然悪の怪獣である。
トンチキが密かに育てていた赤ちゃん怪獣で、乳離れしておらず、おしゃぶりで制御されている。
鳴き声は奇ッ怪で、ブレスターを封じる。凶暴だが、ほ乳瓶のミルクを取ると放さない。
巨大化後、おしゃぶりを破壊されると弱気になり、処刑されそうになるが、トンチキの懇願で地底に還した。
『怪獣VOW』(宝島社)では『ゴッドマン』にミニラが登場したネタが紹介されていたが、実際は『グリーンマン』のエピソード。


暗黒怪獣

ラジコン怪獣ブルプル {#5(#16)}
オリジナルとしては初の暗黒怪獣で、電波怪獣。
普段はラジコンカーに化けている。ボディにギザギザ模様, 背中にタイヤの模様が付いている。
どんなメカでもコントロールするラジコン電波を放ち、グリーンマンをラジコンのように操った。
プルプルとふるえて、さらに強力なラジコン電波を放ち、攪乱させることも。
ブルプルがグリーンマンによって倒された後、トンチキは魔王におしおきされた。
モォットレス {#16}
・必殺技=真空カマイタチ
牛型の怪獣。白いガスを吐いて真空を作り出し、内部のメカを真空で破壊する“真空カマイタチ”が必殺技。
フォックザウス {#20}
口からメタンガスを吐き出す怪獣。名前の由来はフォックス(狐のこと)とフォッグ(霧のこと)と思われる。
沼に棲息。ガスは非常に臭く、武器を放つと火炎地獄になる。おなじみの家屋セットを全焼させた。
実は、この怪獣は『黄金バット』のキャラクターショーの怪獣(名称不明)のぬいぐるみを流用したもの。
インベルン {#27(#23)}
右側と左側が頭脳のような模様になっている。クチバシが特徴。両手はハサミになっている。
トンチキが不死身の怪獣と言っている通りどんな攻撃も通用しないが、触角だけが弱点。
イヤーブーメランを食らい爆発が起きると、グリーンマンを相討ちにしたが先に爆死してしまった。
イボ怪獣ローバブラ {#28(#28)}
地底戦が得意なイボ怪獣。頭部に多数のイボが付いていて、両手はワイヤーロープにもなる。
トンチキの呪文で地割れを起こした後、グリーンマンを地底の魔王のアジトへ引きずり込ませ、魔王, トンチキ, 魔王の手下と集団でボコボコにして苦しめたが、グリーンコールで脱出されてしまう。
キューパット {#43}
メソポタミアの邪神パズスをモチーフにした怪獣。
魔王の100万歳の誕生日に、グリーンマンの首を捧げようと魔王の手下が変身。
ブレスターやフラッシュショック等の光線を全て吸収する腹部の吸引口と腕の吸盤を持つが、汚れには無力。キューパットが爆死した後、トンチキはローソクで火あぶりのおしおきを食らうことになった。
冷凍怪獣フォンシュラゴン {#47(#42)}
魔王一味最後の暗黒怪獣で、冷凍怪獣。顔がコミカル。普段は氷に化けている。
口から冷凍ガスを吐いて、何でも凍らせる。『全怪獣怪人』では《フォシュラゴン》と表記されていた。


魔王の手下のバリエーション

女装怪人 {#45}
トンチキの呪文で女装した魔王の手下。風船を使って子どもたちを洗脳させる。
風船から作り出した爆弾を使って攻撃する。風船が割れると洗脳が解ける。
忍術怪人 {#48}
・必殺技=毒ガス責め
よみうりランドに出現した忍術を使える魔王の手下。トンチキは彼のことを《忍者怪人》と呼んでいた。
猿飛佐助23代目の孫と偽り、子どもたちを術のかかった縄で縛り付け、巻物を手に入れないとほどけないようにした。
遊園地内で逃げ回り、グリーンマンを疲労させてショートさせようとする。鏡を使って分身したり、ワープする。
グリーンコールで全快したグリーンマンにかなわず逃げ出してしまった。
魔術怪人 {#49}
トンチキが魔術を特訓させた魔王の手下。マントにインド渡来の魔術を仕込んでいて、催眠術や神隠しを使う。
マントが無いと術が使えない。
模様怪人 {#51}
魔王一味最強最後の怪人。姿は魔王の手下そのまんまの手抜き怪人だが、四次元空間に移動できる能力を持ち、様々な模様に変身できる。グリーンマンを紙の中に貼り付けて、紙ごと破り捨てようとした。
四次元空間でグリーンマンと対決し、丸に変身して四角になったグリーンマンを貼り付けようとした。
もう一つの宇宙空間の紙では、4つの星に変身できるが、グリーンマンにかなわなかった。
この設定は『全怪獣怪人』に載っていたブランカーの没設定を再利用したもの。


参考資料 : 『全怪獣怪人(上)』(1989・ケイブンシャ)
(※英知出版/インフォレスト刊の2003年発売の復刻版『全怪獣怪人大事典』では下巻に収録)
宇宙船2004年7月号“行け!グリーンマン放映リスト”(朝日ソノラマ)