■ここでは、悪役のたけし軍側レギュラーを紹介します。
▼たけし城城主(ビートたけし) {#1〜28、55〜}
言わずとしれたたけし城の城主。東京・緑山に1億円かけてたけし城を築城した。
ライバルの谷隊長に勝利するために悪魔に心を売り渡したが、マヌケなので憎めない性格。
実は天才(!?)科学者で、カート車などのメカやおしおき用の道具を発明したりする。
軍団や城みちる隊長、悪魔やポップコーンら部下多数。
番組初期1・2話の城内攻防戦では、異常に的の小さいヘルメットをかぶり、自ら銃撃戦をしていた。
戦車戦になると、抜群の操縦テクニックを見せつける。
’86年夏頃から一時期、メイクを入れたり、町民カツラをかぶったり麦わら帽子をかぶっていた。
’86年秋に谷隊長に城を奪われ、三太夫と軍団を率いてたけし城奪還を実行し、散々な目に遭いながらも、何とか奪い返した。
’87年秋にも谷隊長に城を奪われ、今度は世界各地から怪獣・妖怪・英雄を集めて総攻撃を敢行した。
リニューアルした時にはちょんまげカツラをかぶるようになり、ゲームの合間のコントで、谷隊長を間接攻撃しようとしたりして失敗してしまうことが多い。
▼たけしくん人形(ラッシャー板前) {’87新春SP〜#55}
・血液型=O型
殿が、フライデー事件で不祥事を起こして謹慎している間に城主の代理をしていた影武者。
たけしさんを模したマスクをかぶっているが、デカすぎて、よく頭をぶつけて困っている。
熱血漢で、一言も喋らないがコミカルなリアクションで大活躍。勝っても負けても三太夫に扇子で叩く。
ラッシャー板前さんが中身らしい噂だが、殿本人が中身だったという噂もあるらしい。
殿復帰の回に『ビートたけしくんは誰でしょう?』というクイズが行われ、当選者の中から1名にたけしくん人形の頭と衣装をプレゼントした。
#58の当選者発表で本当の中身が判明した。
▼家老・三太夫(石倉三郎) {#1〜43}
・血液型=A型
初代家老。打倒攻撃軍の作戦参謀でもあり、たけし城保存会の考えた新ゲームを殿に紹介する。
いつも殿に振り回されていて、攻撃軍の数を減らせないと怒られてしまう。キレイ好き。
初期の銃撃戦で殿をかばっていたり、戦車に不慣れなたけし君人形のフォローをする。
初期の頃は口調がコロコロ変わっていた。
#31ではルイウメ国王と共にたけし城を乗っ取ろうとしたが、却下された。
#43を最後に、何の予告も無く失踪してしまった。
▼東国原英夫守[ひがしこくばるひでおのかみ]三太夫Jr.(そのまんま東) {#44〜}
2代目家老。軍団の出世魚で三太夫の跡を継いで家老となった。
ひょうひょうとした風貌で、オカマ言葉を喋る。陰険。戦陣見舞いに来た客人をおだてている。
夜の戦車戦に強い芸能人を募集したりしている。
リニューアル後、彼もちょんまげカツラをかぶるようになり、コントコーナーで、屏風を開けるとゴルフコースや海になっていたのを見てズッコケるパターンが定着した。
打倒攻撃軍の新兵器を製作するが失敗ばかり。
▼第一砦隊長(そのまんま東) {#1〜28}
2代目家老に就任する前は第一砦の守備隊長であった。オカマ言葉で喋る。
▼たけし軍団(たけし軍団, たけし軍団セピア) {#1〜28, #43〜}
殿配下の手下たちで、たけし城陥落の阻止が使命。ゲームの合間のコントで毎回悲惨な目に遭う。
オープニングでは、毎回大多数の攻撃軍に追われて逃げ帰っている。
初期は青いヘルメットをかぶっていたが、悪役らしいデザインのヘルメットに変更された。
第二砦では、最新兵器の着ぐるみを装備して攻撃軍に挑むが、役に立たなかった。
失敗したらおしおき洞窟でクレーンに吊るされ大量の水を浴びてしまう。
リニューアル後は、コントのシーンで袴を着用するようになり、時代劇らしく(?)なった。
遥かなる自由への壁で攻撃軍を泥水プールに落としたりする。
▼野獣(たけし軍団) {#16・19}
グレートハンターに登場する動物の着ぐるみ姿の軍団。逃げる前に動物の頭部が倒れると合格。
着ぐるみは太めになっている。破壊力抜群の迫撃砲で狙われる。
▼留守番トリオ(ラッシャー板前, 井手らっきょ, つまみ枝豆) {#29〜38}
例の事件で次々と軍団員が謹慎していったので、一時的に第一砦を守るのはこの3人だけになった。
リーダーはラッシャー隊長で、攻撃隊を出撃させるときに「攻撃軍、前へ!」と敵軍と紛らわしい号令を下している。
ラッシャー隊長は、冒頭のゲスト紹介や戦車戦のときにはなぜかいなくなっているのが謎。
他の2人は、たけしくん人形の側近についている。
▼予想屋・早乙女トメ五郎(つまみ枝豆)&巨線(松尾伴内) {#48〜118}
“チャレンジ競馬”で馬券を買って予想している二人。審判も担当している。
予想屋の正式名称は、#101の特別編で自ら考案した。
▼大森小隊長(大森うたえもん) {#47〜}
第一砦の新守備隊長。一時期、様々な別名を名乗って登場していた。
毎回様々な《助っ人怪人》を連れてきてはギャグを披露させる。
ナレーターを挑発することが多いが、逆に口撃されることもしばしば。
▼歩く戦車ラッシャー号(ラッシャー板前) {#121〜127}
最終攻防戦で自ら裸の戦車の格好になって、攻撃軍に立ち向かう。
戦車のボディーはハリボテで、雨の日でもパンツ一丁でこの格好で戦わされる。
#119のラストシーンで、いつの間にかラッシャー君がパンツ一丁になっていたことが殿にウケて、#120でカート車に乗らず出撃したことにより、ラッシャー号が誕生するきっかけとなった。
#127の最終決戦ではラッシャー号との別れを悲しんでいた。
▼悪魔(ストロング金剛, 丹古母鬼馬二他)
悪魔の館に潜む怪人たち。手袋に墨が付いていて、犠牲者の顔に容赦なく塗りたくったりする。
又、“グレートハンティング”では、着ぐるみの野獣(狸, キリン, ライオン等)に扮した軍団を撃破するのに
失敗した戦士を、牢獄に叩き込むおしおきをする。
一時期、カート戦の戦車隊要員が不足したため、悪魔2匹を始め城隊長やポップコーン、フライデー事件とは無関係の軍団員らがカート車に乗り込んで戦っていた。
悪魔の館ゲームが無いときは、“ザ・ロンゲストヤード”で守備軍のエースとして、アメフトのユニフォームを着て軍団7名(のちに悪魔4名+軍団2、3名)を率いて攻撃軍5名(のちに1名)とゴール攻防戦を展開する。
▼素浪人(ストロング金剛, 丹古母鬼馬二) {#116、121、124}
街かどテレビの新審査員。歌えなかった攻撃軍の顔に墨を塗る罰ゲームを実行。
▼アニマル(亜仁丸レスリー) {#72〜}
元阪急ブレーブスのプロ野球選手。悪魔の館の悪魔たちの中では最もクレージー。浪人の衣装。
“悪魔の館2”で、金剛さんらと3人がかりで襲って来る。“アニマルBANG”ゲームではノリノリ。
▼助っ人伊藤(大富士) {#72〜127}
巨漢の軍団新メンバーで、通常はメンバーと同じ衣装を着用している。悪魔の館では力士の姿になる。
▼魔神(上田馬之助) {#2〜}
#2の“悪魔の館”(なぜかこの回のみ“魔神の館”と呼ばれていた)から登場した金髪の魔神。
その後、“すもうでポン”の力士となったり、“ザ・ロンゲストヤード”にも参加したりする。
▼スパイダーマン(亜仁丸レスリー) {#91〜127}
『東京フレンドパーク』のウォールクラッシュの元祖ともいえる“ペッタンコ”の番人である毒グモの着ぐるみ怪人。
同名アメコミヒーローとは一切関係ない。池に落ちた攻撃軍(蝶々の羽根付)に放水攻撃をお見舞いする。
“アドベンチャーゾーン”では悪魔2人と共にオリに入れられている。
1度だけアドベンチャーゾーンのオリが足りなくなっていなくなったこともあり、ジブラルタル海峡の砲撃手になった。
▼大念寺隊長→ドボンビー・ジネンダイ(大念寺誠)&渡嘉敷隊長(渡嘉敷勝男)
人喰い穴の穴の中で待ち受けている2人の怪人。仲が悪く、手柄を取り合っている。
初期はゲーム開始前にかっこいい殺陣を見せていて、殿の信頼も高かった。
いつもクサイ芝居に余念が無く、86年夏頃から様々な変装をするようになった。扮装だけは凝っている。
毎回ナレーターに悪口を言われている。運悪く彼らのいる穴にハマッてしまった者たちの末路は不明である。
殿が復帰した後はかなり仲が悪くなったらしく、行き当たりばったりでコントするようになったが、
88年に突入してから「違うデショ」という名ギャグを生みだした。
▼悪魔くん(大念寺誠, 渡嘉敷勝男) {#108〜}
’88年秋に人喰い穴のコーナーが一度打ち切りになってからは、ピンクと銀の戦闘服を装備し
“スターウォーズ”の番人を担当することになったが、コーナー自体が打ち切られてしまった。
その後最後の難関担当から外されることがしばしばあり、コンビを組まない回もあった(#122)。
正式名称は#123の“ジブラルタル海峡”のゲーム開始前に判明し、名前の由来となった同名特撮番組の呪文をもじったギャグ「お前たちを決してエロイムエッサイム!」を披露した。
#125のスターボウリングでは、全てのピンを倒したら100万円の賞金が出ることに目が眩み、2人がかりでガーターを出してしまった(おしおきコーナーが廃止になっているためおしおきされなかった)。
▼町人(渡嘉敷勝男, 大念寺誠) {#116、121、124、126}
鹿児島地区予選で、茶店風“スナック街かどテレビ”の客としてやってきた2人組。
人喰い穴風ショートコントを披露した。攻撃軍が歌っているときにノリノリで踊る。
その後、街かどテレビのリニューアルと共に準レギュラーになった。
#126ではジブラルタル海峡の砲撃手になっていた。
▼よろい注(不明) {#10〜}
・必殺技=よろい注チョップ、よろい注キック、よろい注ボディプレス
自由への壁や人食い穴の見張りである武者人形怪人。マリオのようなヒゲが特徴。
頭部は『全員集合』のジャンボマックスのオマージュで、時々白ヒゲ付或いは目出しの面をつけている。
初登場時は名無しだったため、視聴者からのハガキ(元ドリフの故・荒井注さんが元ネタ)で名前が決定した。
視聴者からのネーミング案は、鎧河原時貞, ビート武者士, 風雲丸, タケジロー, 菊次郎マシーン‐I,
ヨロイのゲンさん, サムライ・ニッポンなどがあった。役に立たないといわれているが強敵である。
自由への壁の3列目の壁にある網にかかった攻撃軍に「ザマ〜ミロ〜」と言いながらチョップをお見舞いする。
#38のコントで必殺技が判明し、戦場レポーターにボディプレスをかました。
▼第二砦隊長 / 玉RUN砦守備隊長(城みちる)
イルカに乗って帰ってきた元アイドルで、第二砦の隊長。その割には銃撃戦で負けてばかりいるので、
殿に“動くテストパターン”と呼ばれてしまっている。
軍団に着ぐるみを着せた最新鋭の秘密兵器を送り込むが、ほとんど役に立たない。
第二砦が無くなった後は、“玉RUN[たまらん]砦”の守備隊長になったり、
“すもうでポン”の力士になったりといろいろ主力として大活躍している。
▼ガーターのジョー(城みちる) {#61〜}
“スターボーリング”に登場するボウラー。2度もガーターを出して、おしおき洞窟でお仕置きされたことも。
1度だけ相棒の洋ちゃんと共にボールを転がしていた。
▼学者(城みちる, 島田洋七)
“カルタでお勉強”などのカルタ系ゲームに登場。問題を読むのが担当。
洋ちゃんのバージョンは“やだぁわかんない”等にも登場。のちにカラフル水玉付き水色学者服になった。
▼悪徳ディーラー(城みちる) {#125・126}
・出身地=ラスベガス
“国境のルーレット”の番人。従業員の軍団と共にインチキカジノを経営している。
ルーレットを廻すのが役目で、初登場時は普通のルーレット、2回目は巨大ルーレットを廻す。
数字・色・奇数/偶数が当たった攻撃軍を緑山から追い出す。
▼海坊主(岡田正典) {#1、17〜123}
“戦場にかける橋”にある海坊主の沼に潜む怪人。ゴールにたどり着けなかった者を沼へ落とす。
初回では悪魔の館にも登場し、時々そちらにも登場する。拳法の使い手。沖縄の海にも出現した。
#17冒頭ではらっきょさん・金剛さんと共に殿が《ザ・水ようかん》としてデビューさせようとしていた。
たけし軍団が3〜4名しかいない時期は戦車戦に参加していた。
#121のみ《アマゾンのナマハゲ》と呼ばれていた。
▼悪ガラス(岡田正典) {#78〜}
“かわいい子には旅をさせよ”に登場。海坊主の沼に潜っているカラス。子どもに対しては血も涙もない悪党。
ドクロマークが入った黒い全身タイツが特徴。ゴールにたどり着けなかった子どもを沼へ落とす。
殿に「かわいそうな岡田さん」と言われていた。なお#102で馬之助さんが代役を担当した。
▼コニシキ君人形(不明) {#15〜123}
“すもうでポン”に登場。名前の通り某元力士の顔がモチーフになっているヌイグルミ。青の土俵担当。
中の人の顔がベールで透けているバージョンもある。
『たけし城』で1、2を争うザコキャラ。負けると起き上がれなくなってしまう。実は顔出し(黒子ベール付)である。
#45で36歳の主婦を相手に、押しつぶし攻撃でついに初勝利した。
▼忍竜[しのぶりゅう](忍竜) {#13〜}
“すもうでポン”最強の力士で、元二子山部屋所属。紫色(#14のみ赤)の土俵を陣取る。
顔にスゴみがなかったのか、#15から派手なメイクをするようになった。
▼Mr.カンコーヘン(すがぬま伸) {#13〜}
“すもうでポン”の力士の一人で、“歩くホロコースト”や“ミスター肝硬変”の異名を持つ。
赤の土俵を守る。ガリガリの体格だが、中盤以降勝率が上がって来た。
▼天津甘栗部屋・桂プロデューサー(桂邦彦) {#15、31他}
“すもうでポン”の力士の一人でTBSの名物副部長。ゲスト枠の緑の土俵を守る。
子どもの頃、クマ牧場で熊と相撲を取っていた。初登場時は攻撃軍と3分以上も対戦した。
86年秋のSPで軍団と対決した。
▼“すもうでポン”の関取 {#13〜127}
各土俵を守る力士。強さはバラバラである。回によって土俵とマワシの色が異なる。
上記の4人の他、主な力士は以下の通り(敬称略)。
▼ハリボテくん {#13}
すもうでポン初回で青の土俵が守っていた。
力士型の起き上がりこぼしで、押し出せば簡単に勝てる。軽すぎた。
▼大念寺ちゃん人形(大念寺誠) {#127}
コニシキ君人形に代わって登場した新型着ぐるみ力士。青い全身タイツ姿の大念寺隊長がかぶる。
野球帽を模した部分から目を出している。胴体の顔はあざけた表情。
▼ポップコーン(ポップコーン) {’87新春SP〜}
主に“君も宇野くん”などの野球がらみのゲームに登場する双子芸人。ピンクのユニフォーム。
後に“ジブラルタル海峡”の砲撃要員として活躍した。ラテンアメリカ風衣装で陽気に騒ぐ。
シリーズ後半では、城隊長と共に行動することが多くなった。
▼大木凡人(大木凡人) {#20〜}
“街かどテレビ”の進行役。攻撃軍にカラオケをさせる。
▼島田ガキ大将(島田洋七) {’87新春SP〜}
“だるまさんが転んだ”に登場。子分が2人いる。ジブラルタル海峡でもこの扮装で登場。
▼トロピカル洋七(島田洋七) {#61〜}
ジブラルタル海峡の助っ人。ガキ大将の衣装で、マラカスを持ちながら登場。
ハワイ風の女装をしたり、学者に変装したりすることも。
▼島娘レンコン(島田洋七) {#67〜}
・出身地=マウイ島
“まわってビーチボーイズ&ギャルズ”の番人。
ネイティブアメリカン風衣装だが、実はマウイ島からやって来た。長時間踏み台にいる者を池に落とす。
意味もなく“ホイミ”など『ドラクエ』の呪文を使う。
正式名称は#108で判明し、サンコン国王の娘ということも判明した。
◆国文学者(金田一春彦) {#29〜}
“カルタでお手柄”の初代カルタ読み。
▼腰元頭(小野みゆき) {#88〜}
番組がリニューアルしてからの登場。
竜神池がやりたくて『たけし城』にハガキを応募したら、桂プロデューサーが何を勘違いしたかコントコーナーの腰元役に。
『バカ殿様』と同じ紫柄の着物を着ている。
▼腰元(名越美香, 横田睦美, 富川春美, 沢田かおり, 森島美奈, 巨 乳他) {#88〜}
番組がリニューアルしてからの登場。ピンクの着物を着ている腰元。ただいるだけの存在。
実は元おニャン子クラブの会員がこっそり混ざっている。
▼引っぱり地獄守備軍(畠田理恵, ストロング金剛, 丹古母鬼馬二, 上田馬之助, 亜仁丸レスリー他) {#88、89}
アイドルや悪魔軍団から成る。“引っぱり地獄”で攻撃軍で綱引き対決をする。
決着がつくまで対戦相手がわからないようになっている。ハズレはブルドーザーか悪魔4人で、大当たりはアイドル(綱引き対決で連戦連敗)。時々、牛や象,
豚も対戦相手になる。
▼戦車隊長(山川豊) {#5〜17}
戦車隊を率いて、段違いな戦略テクニックで攻撃軍を追いつめる軍団のエリート。
初登場時はピンクの縞の三度笠とマントを身につけて登場した。
彼のカート車は、他の軍団員のものとは特に変わりはない。
▼特別応援隊(すがぬま伸, 忍竜, 岡田正典, 島田洋七) {#29〜41}
“すもうでポン”の関取たちを始め、冒頭以外で出番が無かったメンバーからなる戦車戦の助っ人。
▼二塁塁審(さいたまんぞう) {#52〜}
“泥に賭ける青春”の審判。歌っている暇はないらしい。
▼棒球部員(ポップコーン, おぼつちやま, 大森うたえもん, 亜仁丸レスリー他) {#52〜}
“泥に賭ける青春”に登場。番組ロゴ入のユニホームを着用。
メンバーのホーナー君の打ったボールを、攻撃軍が泥まみれになってキャッチすることになる。
▼ホーナーくん(不明) {#52〜}
“泥に賭ける青春”に登場。当時のヤクルトスワローズのピッチャーがモデル。
▼ラリルレ呂選手(不明) {#108〜}
ホーナー君に代わって“泥に賭ける青春”に登場。当時の巨人軍のバッターがモデル。
▼暴力団員 {#20〜}
カラオケスナック“街かどテレビ”の常連客。カラオケで不合格になった攻撃軍を追い出す。
▼行司(渡嘉敷勝男)
“すもうでポン”の行司。勝利した攻撃軍勇士に対し、勝手にしこ名を付けたりする。
▼ジャンボマックス(不明) {#5〜9}
自由への壁の3番目の壁付近に棲息する黄色い巨大ゴリラ。当然『全員集合』の同名キャラとは関係無いが、かなり大きいなサイズなので、人喰い穴に入る前の攻撃軍をおどかしまくる。
よろい注登場後、完全に出番が無くなってしまった。
▼タコくん(不明) {’87新春SP}
街かどテレビのカラオケで不合格になった攻撃軍の顔に墨をかける怪人。
▼いわおくん(不明) {#30、38}
“じゃじゃ馬ならし”で、制限時間内にこうもりを撃破できなかったり、落馬した場合、
罰ゲームで攻撃軍に粉を浴びせる岩石怪人。おとぼけ。
最後の出番ではアメリカの留学生に粉を浴びせようとしたところ転んで、谷隊長に叩かれた。
▼名称不明(菊地剣友会) {#110〜}
“アドベンチャーゾーン”に登場する銀色のホラーマスクをかぶった怪人。英語版では“Ghoulies”。
攻撃軍を池に落とそうと追いかけたり、岩石を転がしたり、怪物を模した巨大ボールをぶつけてくる。
女性の挑戦者が通る前にうつ伏せになる。攻撃軍が池に落ちるとガッツポーズを取る。
#122では赤いローブを着た色違いが登場。#126では手袋に墨が塗ってあるものが登場し、顔に墨を塗りたくる攻撃をするが、顔いっぱいに塗られても失格にはならない。
▼名称不明(菊地剣友会) {#119}
“傷だらけのローラー”の巨大ローラーを動かすコサック民族衣装の兵隊。
▼影の大殿 {#44〜}
たけし城の真の支配者でおしおき洞窟に隠れている。巨大な岩面のレリーフからの眼光で軍団を威圧する。
ゲームにクリアできず妨害作戦に失敗した軍団員に放水やクレーン吊しのおしおきを与える。
軍団員はおしおきを恐れて、失敗の責任のなすり付け合いをする。#44でボヤッキー風の口調の軍団員や#45で『それいけガイコッツ』を歌いながらおしおき洞窟に入る者などボカンネタが増えてきた。
▼鬼婆(島田洋七) {#45〜}
おしおき洞窟の番人で、霊媒能力で唯一影の大殿のお告げが聞くことができる。すぐに怒りっぽくなる。
◆たけし城保存会
番組の構成を担当している謎の集団。総勢5人でうち1人は女性。
’86年秋のスペシャルでは、第2の谷城となったたけし城の砦を柳沢家老と共に死守していた。
女性は軍団の色水鉄砲の集中攻撃を食らいまくっていた。
▼カート車 {#5〜}
軍団側は殿専用を含めて最大6〜7台出撃していて、主にたけし軍団が操縦しているが、
悪魔や人喰い穴の2大隊長ら怪人たちも操縦している場合もあり、#21では城隊長と丹古母さんのコンビ、人喰い穴の2大隊長が初操縦した。
▼移動天守閣 {#3〜4}
殿が乗り込むたけし城内にあるメカ。鉄壁の守りを誇る。
▼たけし戦車 {#5〜9}
殿&家老専用の2人乗り装甲車。初代量産型カート車との違いは銀色のイボイボである。
これの的を完全に溶かすと、たけし城は陥落したことになる。
#9では攻撃軍の一人がたけし戦車の的を破いて勝利したが、実は先に攻撃軍側の的が破れていたので、判定で攻撃軍側の反則負けとなった。
▼海賊戦車 {#10〜14}
殿&家老専用の2人乗り装甲車その2。海賊船型で装甲が脆い。
▼快速艇 {#13}
親子大会用。殿&家老専用の2人乗り装甲車その3。かぶと虫型。
初登場時は、トーチカまで用意するという卑怯な戦法を使った。
▼動く要塞 {#15〜19}
殿&家老専用の2人乗り装甲車のおなじみのタイプ。デザインもカラーリングもたけし城に似せてある。
物量にモノを言わせて、新型カート車に乗る攻撃軍をギャフンと言わせる。
一度アクシデントをおこして戦闘不能になった為、色違いの最新型になった。
▼たけし号 {#20〜109}
動く要塞の色違いバージョン。ボディーカラーが金色になってパワーアップ。
たけしくん人形編から、家老が操縦を担当することに。これ以降、殿が砲撃担当になった。
#45で、三太夫Jr.の運転不慣れで故障してしまった。#78では、殿は的に2ミリの穴が開いていたのを発見し、殿本人での戦闘で初の敗北を認めた。#82のエンディングナレーションで正式名称が言われた。
2006年3/3放送の『たけしの誰でもピカソ』(TX系)で、実はたけし号の的に防水スプレーが施されていたというインチキをたけしさん本人が語っていた。
▼たけし号(改) {#110〜127}
たけし号を改造した新型で最終タイプ。強力なエンジンを搭載し、装甲も強化された。
初戦では殿は飛行機に乗らず、再び戦車に乗って谷隊長&エリー副隊長+外国人連合軍と対決し勝利した。
その後殿はこの戦車に乗って再びカート戦で正々堂々戦うようになった。
#122の捕物帳コントでは、軍団のお仕置き用として改造した磔付きのバリエーションも登場した。
#124では宿敵・谷隊長による速攻レーザー攻撃で、史上最短敗北を記録されてしまった。
▼飛行機 {#93〜109、117}
懲りずにたけし城を攻めてくる谷隊長と攻撃軍をギャフンと言わせる為に開発した。
プロペラ付飛行機で赤と黄色の2色。殿が操縦し、空中から光線銃で攻める。
絶対に倒せず、代わりに枝豆君が乗るたけし号を撃破すれば100万円というルールになっていた。
殿はコントで初めて乗ったとき「東武デパートに行ったみたいだ」と語っていて、三太夫Jr.に爆弾投下するシミュレーションをしていた。
殿がたけし号の最終型を気に入った後、コントでしか出番が無くなってしまった。
▼迫撃砲 {#5〜}
“ジブラルタル海峡”で、攻撃軍を吊り橋から落とす為に黒い玉を発射する。
初期は軍団が砲撃要員だったが、中盤から悪魔やポップコーン, 城隊長らが使用することが多くなった。
他に“がんばれホエールズ”でも悪魔たちが使用してくる。
◆うま {#27〜38}
“じゃじゃ馬ならし”で攻撃軍が乗る事になるロデオ怪獣メカ。
暴れまくって、攻撃軍を粉の中へ落とそうとする。
▼こうもり {#27〜38}
“じゃじゃ馬ならし”で攻撃軍が撃つことになる的で、ピンク色のこうもり。男性の場合はオス、女性の場合はメス。
制限時間内に水鉄砲で撃破できなければ、粉まみれ…。
▼ピンクの悪魔 {#110〜}
“アドベンチャーゾーン”に登場するメカ。防壁の上を通って、このメカが中間地点にたどり着くと、
悪魔とスパイダーマンが入れられている檻が開き、ゴールに先にたどり着いてしまうと、
悪魔が失格者を池に叩き落とす。
・情報提供: 丹野元氣さん