■ここでは『ピラメキーノG[ゴールド]』内で放映の特撮コーナーのキャラを取り上げます。
主題歌は串田アキラさんが歌唱し、キャラクターデザインはニイルセンさんが担当。
第1部最終回のみ『G』ではなく無印木曜日レギュラー放送でオンエアされた。
●ざっくり戦士ピラメキッド / 光山テル(金田哲〈はんにゃ〉) {09.4/23〜}
・必殺技=竜虎ざっくり拳
子どもたちのカリスマを目指すのが目的であるバラエティヒーロー。
マスクは『星雲仮面マシンマン』のような口元が出ているタイプ。
変身前はナーデモサービスに勤務しているダメ社員。
ピラメフォーンという携帯電話型の変身アイテムでピラメキッドとなり、かなりの強さを発揮する。
ちなみにテルは2代目に当たるが、現時点で初代について詳しいことは不明。
なお、竜虎ざっくり拳は以下のような技がある。
技名 | 説明 |
---|---|
ざっくり演舞その一 りゅうこざっくりぎり 「竜虎ざっくり斬り」 |
手刀で相手を一刀両断にする必殺技で、対白黒怪人戦のキメ技。 |
ざっくり演舞その二 りゅうこざっくりかまいたち 「竜虎ざっくり鎌鼬」 |
空気の刃(=鎌鼬[カマイタチ])を作り出し複数の敵を切り裂く。 主に戦闘員との戦いで使用。 |
ざっくり防御その一 はがね 「鋼」 |
防御技。前面に名前の通り鋼のようなバリアを作り出す。 |
ざっくり演舞その三 せんじゅ 「千手」 |
千手観音のように腕が無数に見えるほどの高速パンチを相手に繰り出す。 |
ざっくり演舞その四 てっつい 「鉄槌」 |
かなりの威力を持つパンチを繰り出す。 |
ざっくり演舞その五 せんこう 「閃光」 |
光のような速さで移動する歩術。 |
ざっくり防御その二 かがみ 「鏡」 |
前面に鏡のようなバリヤを作り敵の攻撃を跳ね返す事が出来る。 |
ざっくり防御その三 ケイワイ 「KY」 |
相手のペースに巻き込まれそうなとき、 自らがKY(=空気読めない)な性格になることで自分のペースに持っていく。 |
ざっくり演舞その六 らいじゅう 「雷獣」 |
ピラメキッド最大の大技。 |
●桃川桃子(矢島舞美〈℃-ute〉)
ヒロイン。ナーデモサービスに勤務している。お金にガメツく、経費削減という名目でケチる。
テルをことあるごとにピンクのハリセンでどつく。猫田社長ですら恐れている。
●猫田丈吉(梶原善)
・別名=タイガージョー(自称)、キャットジョー(桃子)、フェリスジョー(ファン) / 必殺技=お叫び拳
テルが勤務している便利屋兼探偵事務所《ナーデモサービス》の社長。
通称タイガージョーだが、桃子に名字が“猫田”であることにツッコミを入れられ、
彼女からは時折キャットジョーと呼ばれるほか、ファンからはフェリス(英語で“山猫”)ジョーと呼ばれる。
タイガージョー拳法・お叫び拳なる拳法を使うが、白黒戦闘員にも勝てないほど弱い。
●村田博士(六平直政)
ピラメキッドのスーツを開発した科学者で表向きはナーデモサービスのオフィスがあるビルの管理人。
現時点で唯一、テル=ピラメキッドである事を知っている人間で、テルは彼のことを“じっちゃん”と呼んで、信頼している。
●ピヨッ太(声:水沢史絵)
元々は『ピラメキーノ』のアニメキャラマスコットの一体。
『G』ではこのコーナーのために、撮影用のオブジェが作られた。
卵の殻をかぶったヒヨコのロボットで、村田博士に作られた。本音ナレーションを言う。
また総集編などのナレーションも担当している。
●宇多アツシ(吉村崇〈平成ノブシコブシ〉) {#4〜}
警視庁捜査一課所属の熱血刑事でテルの友人。
#4から登場し最初はサツケーに白黒催眠をかけられてしまうが、桃子に一目ぼれし白黒催眠を跳ね除けた。
以降桃子に求婚するが、当人からはうざがられている。
元学生空手のチャンピオンで白黒戦闘員ぐらいなら十分対抗できる。
●ピラメキドッグ {#17〜}
いぬ奴姉さんとピラメキッドのピラメキドッグオーディションに選ばれた3匹の犬の中から、悪の組織に誘拐された飼い主を勇敢に救出したものが演じることに。
●初代ピラメキッド / テルの父(不明)
13年前に活動していたテルの前のピラメキッドでその正体はテルの父親。
妻とテルを助けるためにざっくりイメージを解放した結果、力をコントロール出来なくなってしまい、その後単身地獄白黒団本部へ乗り込み壊滅寸前にまで追い込んだものの、現在行方不明になっている。
●宇田一平(吉村崇〈平成ノブシコブシ〉)
アツシの父親。息子に負けず劣らず暑苦しい。
▼ヘルオセロ(不明)
悪の秘密結社《地獄白黒団》の首領。白黒半分の一つ目の覆面をかぶって顔を隠している。
白黒をはっきりさせることをモットーとしている。
▼ミスホワイト(不明)
地獄白黒団幹部の紅一点。金髪ヘアーに鬼女のアイマスクをしている。
常に片言日本語で喋っており、頭にくるとよく相手に対し「ブンナグルゾ!!」と言ってくる。
ミスターブラックと仲が悪い。
▼ミスターブラック(声:安元洋貴)
地獄白黒団の幹部。軍人風衣装で、帽子に黄金のコブラのオブジェ。
黒いサングラスに口を隠すマスクをしており、ミスホワイトと仲が悪い。
▼グレイサンダー/初代ピラメキッド/光山大樹(大沢樹生)
地獄白黒団の幹部。灰色のサイバーパンクなライダースーツ姿で、ヘルメットで顔を隠して、武器として自動小銃を持っているいる。
復活後に参加をした幹部であるが、なぜか初代ピラメキッドのことを知っている(これについては白黒怪人の項目参照)。
11話で幹部としてははじめてピラメキッドの前に現れ、ピラメキッドに勝負を挑んだ。
その際、ピラメキッドはざっくりイメージを開放していたにもかかわらず、その攻撃を片手であしらうなど高い戦闘能力を見せる一方、トドメを刺さず撤退するなど、不可解な面を見せた。
実はその真の姿は13年前に活動していたテルの前のピラメキッドであるテルの父親“光山大樹"で、妻とテルを助けるためにざっくりイメージを解放した結果、力をコントロール出来なくなってしまい、その後単身地獄白黒団本部へ乗り込み壊滅寸前にまで追い込んだものの、行方不明になり、その後、紆余曲折を経て地獄白黒団の幹部になっていた。
この父の変貌をテルは「強さへの飢えを満足させるために、戦いを求めて生きているのではないか」と考えている。
▼白黒戦闘員(不明)
地獄白黒団の悪事を実行する。上司の白黒怪人も原則的に戦闘員とほぼ同じスーツ。
チェス盤モチーフのため白黒半分になっていて、唇が大きい全身総タイツを着用している。
◆WB No.1{#1・2}
トップクラスの女性アイドルユニット。
2人ともかなり人気アイドルであることにうぬぼれている。
そこをマネージャー・黒沢に突かれ、彼の白黒催眠術にかかり、対立するようになってしまい、
最終的にお互いのファンを巻き込んだ大騒動になってしまった。
◆中条忠治(脇知弘) {#3}
・愛称=中ちゃん
テルたちの行きつけのラーメン屋“ボンヤリ軒”の店主。
西川シェリーの恋人であったが、白黒催眠で操られたシェリーに振られてしまう。
催眠が解けた後、よりを戻し無事にシェリーと結婚することとなった。
◆西川シェリー(杉ありさ) {#3}
人気カリスマモデル。地獄白黒団に白黒催眠をかけられ、女性の魅力=外観と思いこむ性格となった。
洗脳が解けた後、中条と結婚することとなった。
◆田中(庄司智春〈品川庄司〉) {#6・7}
不良生徒でも見捨てない、見回りセンコーと呼ばれているハッキリ学園の教師。
中村の更生を願っていたが、チャーティーに「不良生徒はバッサリと見捨てる」という白黒催眠をかけられ冷徹な性格になってしまう。
白黒催眠が溶けた後は再び見回りを行っており新聞にも取り上げられていた。
◆中村(前田公輝) {#6・7}
ハッキリ学園の不良生徒。
桃子のバッグ盗んだ引ったくり犯と間違われたことからテル達と知り合う。
田中先生に見捨てられたことで落ち込んでいたが、桃子考案のおとり作戦で見事に自身の冤罪を晴らした。
◆上中連太(一井直樹) {#8・9}
学生陸上のホープ選手。
心から陸上を楽しんでいたが、黒木に白黒催眠をかけられ結果だけを追い求めようとして行方不明になるも、
白黒催眠が解けた後は再び陸上を楽しむようになった。
◆中野カレン(金井美樹) {#8・9}
連太の友人の少女で桃子とは顔見知りである女子高生。蓮太が行方不明になった際に桃子の元へ訪れた。
◆中川徹(松田洋昌〈ハイキングウォーキング〉) {#10・11}
後述の奈津美の夫。
元ヤンで結婚後も不真面目な生活を送っていたが、3年前に子供が出来た事で更生する。
しかし、ウンカセラーの白黒催眠で「いやな嫌な仕事を続ける必要はない!」という
白黒催眠を受け行方不明になってしまうが、すぐ帰ってきた。
◆中川奈津美(夏川純) {#10・11}
徹の妻。夫が行方不明になったのでナーデモサービスを訪れた。
◆川中島(川島章良〈はんにゃ〉) {#13、16}
・得意ギャグ=すぐにオッパイの事を考えてしまうピッチャーの真似
若手のピン芸人。自慢のギャグが西黒(=ギャグダー)に思いっきりけなされた
(と同時に白黒催眠をかけられた)ことを気にして自殺しようとしたが、テルたちに止められる。
芸人という事もあり桃子からネタをするよう強要されたがテルと宇田がそれを全力で阻止した。
※若手芸人がファンに1番やって欲しくないことに関した内輪ネタ。
ギャグダーの死後はその芸が一般受けしたのか売れっ子の芸人になっていた。
しかし、今度はネタをパクられたと16話で再登場する。
◆中崎(福田佑亮) {#15}
サッカー部員。DJ黒沢(カルミュージ)に白黒催眠をかけられノリだけで生きる性格になってしまい、
練習を真面目にやらなかった上、スーパーで万引きをしようとした。
カルミュージが倒された後は白黒催眠が解け真面目にサッカーに取り組むようになった。
◆牛込(小笠原海) {#15}
中崎の所属するサッカー部の主将。ノリだけでサッカーをする中崎を心配していた。
◆中平(木下隆行〈TKO〉) {#18}
宇多の先輩である婦人服店のオーナー。
接客の為とは言え、どのうような客にも「似合ってる」とお世辞を言わなければいけない事に嫌気が差していたとき、偶然出会った九楼に白黒催眠をかけられた。
・情報提供 : ブベンボーさん