■ここでは『笑う犬の冒険』の前期メインバラエティヒーローを紹介します。
●公平戦士ザ・センターマン(原田泰造)
“半分=平等”という先入観がまかり通っている現代社会に、“真の平等”とは何かを伝授する正義の味方。
半分ハダカのヒーローで、「山分け、半分」などの言葉を聞くとダンサーを引き連れて出現。
その正体はかつて税務署に務めていた日本人。彼は登場前にほぼ全身のムダ毛を剃っているらしい。
人気キャラ・トシ&サチと共演したときは、“センターマンが10割、トシ&サチが0”という、不公平ながめついことをしていた。
ライバルのUSAが登場したとたん、情けなくなってしまった。
CS・フジテレビ721での再放送ではコントがなぜか全てカットされている。理由不明。
●センターガールズ(不明)
センターマン専属のダンサー。武富士のCMソングの替え歌とともに登場。コスチュームもCMそっくり。
センターマンがよくメンバーにナンパしているが、センターマンはよくビンタされる。
●名称不明(笑福亭笑瓶)〔未登場〕
登場する予定だったセンターマンの弟分。
▼センターマンUSA(不明)
・出身地=実はオーストラリア
アメリカから来日したセンターマンの宿命のライバル。彼も半分ハダカで、コスチューム部分はセンターマンと逆に
なっている。金髪のダンサー《センターガールズUSA》を従えて登場。ツカサのマンションに長期滞在している。
’01年の正月のときはなぜかオーストラリアに里帰りしていた。
▼センターガールズUSA(不明)
USA専属のダンサーで全員金髪のダンサー。なぜか裏切った本家センターガールズも混ざっていることも。
●ハンサム侍(内村光良〈ウッチャンナンチャン〉)
・必殺技=二枚目クローン剣、ハリウッド剣、アイドル剣
クールな正義の侍で美しいものを愛するナルシスト。“ブサイク憎んで、人を憎まず”がモットー。
彼が悪人たちにとどめを刺した時、赤いバラの花びらが散っていく。ブサイク三兄弟を退治した後、町娘やよいも容赦無く斬り捨て、池に落とすのが彼の習慣。
ギャグがスベるとダダをこねてしまう。
●ハンサム侍の親衛隊(不明)
傘を回している女性。傘にはハンサムの字が書かれている。
●カメ吉(ビビる大木)
・アイテム=カメ吉ミラー、カメ吉カメラ
ハンサム侍の子分。説明担当。ピンチになったハンサム侍をギャグで励ましてパワーアップさせる。
●超ハンサム侍(小室哲哉) {’01.4/8}
・必殺技=ゲットワイルド剣
ハンサム侍の師匠で、ハンサム界のドン。彼が“江戸の湯カラオケ大会”のプロデュースをしていた。
ハンサム侍がブサイク三兄弟に実は二枚目ではないことを指摘され、落ち込んだハンサム侍を救うために、ピアノを弾きながら颯爽と登場した。
メッシュ入りチョンマゲと白いシークレットブーツが彼の特徴。刀を逆に構えてツッコまれた。
彼はただのハンサムだったハンサム侍を一人前に仕立て上げた男である。
美形であるが、かなりの天然ボケで自由を超越しきっている。
しかし、刀の使い方がわからないのが致命的な欠点。
ブサイク三兄弟をマイペースに撹乱させ退治するも、ハンサム侍たちもリズムを乱されてしまった。
「イメージが沸きません」と言われて、彼に斬られたやよいも笑いすぎて至福の表情に。
●やよい(中島知子〈オセロ〉)
“大江戸美術商なんでも商い屋”を経営しているお金持ちの商人の娘。
彼女のことを“頭領”と呼んでいるブサイク三兄弟に襲われ、助けられた後、ハンサム侍に斬り捨てられた挙げ句、変なものまねをさせられて池に落とされる。
ハンサム侍は彼女のことにムカついている為、容赦していないらしい。
▼ブサイク三兄弟
悪党三兄弟で、ブサイク狩りを行う。このコントにおけるダチョウ倶楽部のような存在。
ショートコント・シリーズで三位一体のギャグをかますがウケない。
毎回斬り捨てられても、次の回では何事も無かったかのように復活する。
長男は毎回必ず“バスクリンの匂いがする池”や風呂に落とされる。
名前は無いが、ハンサム侍に“ブサイク金・銀・銅”と呼ばれている。
〈付き合いたくない男ランキング〉のワースト3を独占していた。
毎回のラストは長男「次回、『ブサイク三兄弟、○○』の巻!」と言うパターンが中盤にあった。
▼獅子頭(南原清隆)
ブサイク三兄弟の長男の頭に付いている鬼の頭部。初期は三兄弟に指示を出していた。
ハンサム侍に斬られるたび三兄弟を復活させていたようである。コントを一言で締める。
'08年の特番で名前が判明した。
▼ニセハンサム侍(土田晃之)
ブサイク三兄弟が打倒ハンサム侍の為に雇った刺客で、仮面をかぶって登場。よくおべっかを使う。
実はちょっとイマイチな顔の大きい男だが、本家よりも優しい性格な為、多数の町娘がファンになった。
〈付き合いたい男ランキング〉で1位を獲得し、天狗になりすぎたハンサム侍の評判を下げ、大ショックでハンサム侍を立ち直れなくする作戦に成功した。
このランキング発表の会場でやよいがニセハンサム侍と出会って3回目の記念日だった。
ハンサム侍が町娘たちに謝罪した後、改心したが、“邦ちゃん剣”で斬られてしまった。
◆殿様(堀内健〈ネプチューン〉)
おバカな面構えだが、あんみつ姫が笑わなくなったことで心配している。
◆あんみつ姫(不明)
全然笑わなくなったお姫様。
ハンサム侍の活躍で笑顔を取り戻した。
※『笑う犬2008秋』でやっていたハンサム侍からのスピンオフコント。
●ブサイク三兄弟
いつもの口上で現れた後、長男が悪役では将来がないと提言したため、
正義の剣士として生まれ変わることを決意。
茶店で娘に難癖をつけていた侍を退治し、感謝されかかるものの、容姿の差から茶店の女主人と娘にお門違いの暴言を浴びせられ、結果悪役に戻り、斬られバラの花を撒き散らすいつものパターンに。
今回は長男の池落ちや、中島さんが斬られるシーンはなかった。オチはいつも通り獅子頭が担当。
▼頭巾の侍(金子哲〈はんにゃ〉)
茶店で娘たちに難癖をつけていた、黒い頭巾を被った侍。
ブサイク三兄弟に懲らしめられ頭巾を剥がされるが、実は端正な顔立ちだったために娘たちに好かれ、善悪逆転し三兄弟を成敗した。
◆茶店の女主人(中島知子)
茶店を経営するお婆さん。三兄弟をとにかくけなす。
▼デスラー(内村光良)
『宇宙戦艦ヤマト』の同名の悪役のパロディキャラ。宇宙征服をもくろむ。
自分の子供には甘く、母親には頭が上がらない。
▼デスラーの母(不明)
デスラーのコクピットを掃除している宇宙人のおばちゃん。セリフを一言も言わない。
初回では、掃除機のバキュームでデスラーの顔を吸引してしまった。もちつきもしていた。
節分のときはデスラーに豆をぶつけたり、無理矢理デスラーに豆を食わせていた。
▼デスラーの子(不明)
初登場時は意外な格好で登場した男の子。デスラーはあわてていた。
●沖田(南原清隆)
必殺技=波動砲, エントツミサイル
ヤマトの艦長。武器発射のセリフを言ったあと、いきなり質問する。
デスラー曰く、ザイール星での戦いは見事だったらしい。
●古代(原田泰造)&島大介(堀内健)
ヤマトのクルー。古代はユキに誘われたことがある。
●ユキ(中島知子)
ヤマトクルーの紅一点。最近フケてきたらしい。
沖田艦長に衣装がパッツンパッツンであることを指摘されたことも。
●ニンジャーマン(内村光良, 名倉潤, 原田泰造, ビビる大木, 大谷みつほ, 中島知子)
・必殺技=ボール爆弾
20年前の番組の集団ヒーロー。インターネットで人気再燃し再び注目を集めている。
ショーでの再結成の際にモモを変えようとアオ=セイジが提案。
2代目のモモニンジャー候補として連れてきたのが木下みずほで、初代モモニンジャーのはつねは
その事実を知らず、すき焼きの中の“春菊”を取った数が多ければ、はつねの残留決定で、“ネギ”の取った数が多ければ、みずほが新モモニンジャーに決定するという多数決方式でモモニンジャー役を決めることに。
結果、モモニンジャーはみずほに決定し、はつねは怪人役にされるのだった。
アトラクションショーの観客の数はわずか3人だけだった。
▼名称不明(中島知子)
復活したモモニンジャーショーで怪人役に決まった後、ショーで顔出し着ぐるみを着せられた姿。
巨大な脳みその怪人で、茶色。着ぐるみはウレタン製。
泣きながら怪人役を演じていた。
●はっぱ隊(南原清隆, ネプチューン, ビビる)
・オリコンチャート=初登場6位
神出鬼没のハダカのダンス系ユニットで、葉っぱ1枚という究極のコスチュームで登場。
落ち込んでいる不幸な人を、底抜けに明るく『YATTA!』を歌って踊って励ます。
雪山でも裸でいられる強靭的な体力を持つ超人で、ダメ出しを食らいながらも、子供からお年寄りまで、幅広い層のファンの人気を集め、大物アーチストの仲間入りを果たした。
初期の頃は、帰るときに大木クンが必ずドアにぶつかるオチを繰り返していた。
大木クンは他にも初のロケで、トレードマークの葉っぱをクシャミで紛失してしまい、メンバー総出で彼の葉っぱと追いかけっこをしていた。有名人メンバー募集をしていたりする。
’01年6/14に『うたばん』(TBS)で、初の他局進出を果たした。
休日の時は縄跳びやケン玉などにチャレンジしている。
’08年9/30放送の特番では久々の復活。
メンバーは散り散りとなり、酒に溺れたり、ゴミの分別を守らなかったり、禁煙の場所でタバコを吸ったり、と希望を失っていたが、様々な形で送られてきたはっぱを見て集結。
そこに雄々しくはっぱ一枚でリーダーが登場、復活を遂げた。
●サンフラワーさん(ベッキー)
はっぱ隊の家の隣りに住んでいる、ヒマワリのかぶりものをかぶった女の子。
さまざまなゲームにチャレンジしているはっぱ隊メンバーが失敗した時に、気合を入れる為の平手打ちを背中や胸などにする。
終了後にいつも愚痴を言っている。
●はっぱ隊Jr.(不明)
はっぱ隊のバックダンサーである子供たち。もちろん葉っぱ1枚だけ。
●ヤングリーブズ(ユウキ〈E.E.JUMP〉)
E.E.JUMPがゲストの回に登場。番組が最終回になってしまったDJを励ます為に変身した。
ラップで『YATTA!』を盛り上げた。
●ゴールデンリーフ(郷ひろみ)
共演者であるぱっとしない芸歴30年のベテラン歌手・弾みのる(ウッチャン)を励ます為に、はっぱ隊の一員となった。
ハイテンションなのだが、少し戸惑っているところも。
●謎の男(ダンス★マン)
・出身地=ミラーボール星
ミラーボール星人で、はっぱ隊のプロデューサー。あと3日しかないレコーディングを完璧に済ませた。
●海老原(内村光良)
アイドル歌手・たみのマネージャー。
たみに契約打ち切りを伝え、逆ギレされ、落胆してしまったところを、はっぱ隊をプロデュースする謎の男によって、はっぱ隊のマネージャーとなった。
◆田中たみ(中島知子)
・年齢=30歳
落ち目のアイドル歌手で、ブリッコポーズが得意。二重人格。
CDが売れないため契約打ち切りになったことを海老原から聞いて、海老原をなじり、容赦無く罵倒した。
●メガロマン(堀内健/声:原田泰造)
緑色のカブト虫の着ぐるみを着た、クイズ番組『新(超)・クイズ当てたらごめいさん!』の司会者。
その後’01年5/20にTVショッピングの司会者となった。角は掃除機にもなる。
名前の由来は映画『ゴジラ対メガロ』に登場した昆虫怪獣《メガロ》から。
ネプチューンの2人が実際の中の人と吹き替えとを交互に担当した。
●テントウよしみ(原田泰造/声:堀内健)
てんとう虫をモチーフにしたコスチュームを着ているメガロマンのアシスタント。
超能力で何でも破壊する。
●ナマズの息子(堀内健)
青いナマズの着ぐるみキャラ。父がいなくなると態度が豹変する。
●ナマズの親父(原田泰造)
ナマズ親子の父親。
毎回のラストで釣りのエサに釣られて、体がボロボロになってしまう。
再登場後もゾンビのようにしぶとく生きている。
●ナマズの嫁(遠山景織子)
ナマズの息子が7年後に結婚したメスナマズ。
●ナマズの孫(内村光良)
ナマズの息子の子。コイ大学に無事入学できた。
◆コイ(遠山景織子)
コイ大学の新入生でコイの着ぐるみの女の子。ナマズとドジョウの区別が付かない。
◆フナ警察(ビビる)
フナの警官2人組。ナマズ親子を逮捕した。